前のページ|次のページ

カテゴリ別のSAS関数とCALLルーチン

SAS関数とCALLルーチンのカテゴリは次のとおりです。
算術 ODS出力の特殊欠損値を処理する除算の結果を返します。
配列 配列の情報を返します。
論理ビット演算 引数のビットごとの論理演算結果を返します。
文字 文字データに基づく情報を返します。
文字列マッチング Perl正規表現からの情報を返します。
組み合わせ 組み合わせと順列を生成します。
日付と時間 時間間隔を含む日付値と時間値を返します。
記述統計 平均値、中央値および標準偏差などの統計値を返します。
距離 測地距離を返します。
外部ファイル 外部ファイルに関連付けられた情報を返します。
外部ルーチン 文字または数値を返すか、リターンコードなしでルーチンを呼び出します。
財務 利息、定期的支払い、減価償却、株式取引のヨーロピアンオプションの価格などの財務値を計算します。
双曲線 正弦、余弦、正接などの双曲線計算を実行します。
マクロ マクロ変数に値を割り当て、マクロ変数の値を返し、マクロ変数がグローバルスコープかローカルスコープかを判断し、マクロ変数が存在するかどうかを識別します。
数学 階乗、絶対値、ファジー比較、対数などの数値計算を実行します。
数値 式の真、偽、欠損に基づいて数値を返すか、インストールされているSASのバージョンのソフトウェアイメージが存在するかどうかを判断します。
確率 カイ2乗分布またはPoisson分布などからの確率計算を返します。
分位点 特定の分布からの分位点を返します。
乱数 特定の分布からのランダム変量を返します。
SASファイルI/O関数 SASファイルの情報を返します。
検索 文字または数値を検索します。
並べ替え 文字引数または数値引数の値を並べ替えます。
特殊 メモリアドレスを返して保存し、メモリに値を直接書き込み、プログラムの実行を中断し、実行用の動作環境のコマンドをサブミットし、SASシステムまたはグラフィックオプションの値を返し、実行時に出力形式と入力形式を指定し、システムリターンコードを返し、UUIDを返し、製品がライセンスされているかどうかを判断し、SAS処理のその他の情報を返します。
州コード/郵便番号 郵便番号、FIPSコード、州および市区町村名、郵便番号間の測地距離を返します。
三角関数 正弦、余弦、正接などの三角関数値を返します。
切り捨て 多くの場合ファジーまたはゼロファジーを使用して、切り捨てた数値を返します。
変数制御 変数のラベルを割り当て、SASデータセット変数をDATAステップまたはマクロ変数にリンクし、変数名を割り当てます。
変数情報 名前、種類、長さ、入力形式名、ラベル、その他の変数情報を返します。
Webサービス WebサービスまたはSAS登録Webサービスを呼び出します。
Webツール データの文字列をエンコードおよびデコードします。
次の表に、カテゴリ別のSAS関数とCALLルーチンを示します。
カテゴリ 言語要素 説明
SASファイルI/O ATTRC関数 SASデータセットの文字属性の値を返します。
ATTRN関数 SASデータセットの数値属性の値を返します。
CEXIST関数 SASカタログまたはSASカタログエントリの存在を確認します。
CLOSE関数 SASデータセットを閉じます。
CUROBS関数 現在のオブザベーションのオブザベーション番号を返します。
DROPNOTE関数 SASデータセットや外部ファイルから注釈マーカーを削除します。
DSNAME関数 データセット識別子と関連付けられたSASデータセット名を返します。
ENVLEN関数 環境変数の長さを返します。
EXIST関数 SASライブラリメンバの存在を確認します。
FCOPY関数 一方のファイル参照名から他方のファイル参照名にレコードをコピーし、そのレコードが正常にコピーされたかどうかを示す値を返します。
FETCH関数 SASデータセットから次の非削除対象のオブザベーションをデータセットデータベクトル(DDV)に読み込みます。
FETCHOBS関数 SASデータセットから指定したオブザベーションをデータセットデータベクトル(DDV)に読み込みます。
GETVARC関数 SASデータセットの文字変数の値を返します。
GETVARN関数 SASデータセットの数値変数の値を返します。
IORCMSG関数 _IORC_の書式化されたエラーメッセージを返します。
LIBNAME関数 SASライブラリのライブラリ参照名の割り当てを設定または解除します。
LIBREF関数 ライブラリ参照名が割り当てられていることを確認します。
NOTE関数 SASデータセットの現在のオブザベーションのオブザベーションIDを返します。
OPEN関数 SASデータセットを開きます。
PATHNAME関数 外部ファイルやSASライブラリの物理名または空白を返します。
POINT関数 NOTE関数で識別されたオブザベーションを検索します。
RENAME関数 SASライブラリのメンバ、SASカタログ内のエントリ、外部ファイル、ディレクトリのいずれかの名前を変更します。
REWIND関数 データセットポインタをSASデータセットの先頭に配置します。
SYSEXIST関数 環境内に動作環境変数が存在するかどうかを示す値を返します。
SYSMSG関数 最後のデータセットまたは外部ファイル関数の処理のエラーまたは警告メッセージを返します。
SYSRC関数 システムエラー番号を返します。
VARFMT関数 SASデータセット変数に割り当てられた出力形式を返します。
VARINFMT関数 SASデータセット変数に割り当てられた入力形式を返します。
VARLABEL関数 SASデータセット変数に割り当てられたラベルを返します。
VARLEN関数 SASデータセット変数の長さを返します。
VARNAME関数 SASデータセット変数の名前を返します。
VARNUM関数 SASデータセット内の変数の位置番号を返します。
VARTYPE関数 SASデータセット変数のデータの種類を返します。
Webサービス SOAPWEB関数 基本Web認証を使用してWebサービスを呼び出します。認証情報は引数で指定します。
SOAPWEBMETA関数 基本Web認証を使用してWebサービスを呼び出します。認証ドメインの認証情報はメタデータから取得されます。
SOAPWIPSERVICE関数 WSセキュリティ認証を使用して、SAS (R) Webサービスを呼び出します。認証情報は引数で指定します。
SOAPWIPSRS関数 WSセキュリティ認証を使用して、SAS (R) Webサービスを呼び出します。認証情報は引数で指定します。
SOAPWS関数 WSセキュリティ認証を使用してWebサービスを呼び出します。認証情報は引数で指定します。
SOAPWSMETA関数 WSセキュリティ認証を使用してWebサービスを呼び出します。指定された認証ドメインの認証情報はメタデータから取得します。
Webツール HTMLDECODE関数 HTML数値文字参照またはHTML文字実体参照を含む文字列をデコードし、デコードされた文字列を返します。
HTMLENCODE関数 HTML文字実体参照を使用して文字をエンコードし、エンコードされた文字列を返します。
URLDECODE関数 URLのエスケープ構文を使用してデコードされた文字列を返します。
URLENCODE関数 URLのエスケープ構文を使用してエンコードされた文字列を返します。
外部ファイル DCLOSE関数 DOPEN関数によって開かれたディレクトリを閉じます。
DCREATE関数 新しい外部ディレクトリの完全なパス名を返します。
DINFO関数 ディレクトリの情報を返します。
DNUM関数 ディレクトリ内のメンバ数を返します。
DOPEN関数 ディレクトリを開き、ディレクトリ識別子の値を返します。
DOPTNAME関数 ディレクトリ属性情報を返します。
DOPTNUM関数 ディレクトリで使用可能な情報項目数を返します。
DREAD関数 ディレクトリのメンバ名を返します。
DROPNOTE関数 SASデータセットや外部ファイルから注釈マーカーを削除します。
DSNCATLGD関数 z/OSシステムカタログに外部ファイルが存在するかどうかを物理名で確認します。
FAPPEND関数 現在のレコードを外部ファイルの最後に追加します。
FCLOSE関数 外部ファイル、ディレクトリまたはディレクトリメンバを閉じます。
FCOL関数 ファイルデータバッファ(FDB)内の現在の列の位置を返します。
FDELETE関数 外部ファイルまたは空のディレクトリを削除します。
FEXIST関数 ファイル参照名に関連付けられている外部ファイルが存在するかどうかを確認します。
FGET関数 ファイルデータバッファ(FDB)からデータを変数にコピーします。
FILEEXIST関数 物理名で外部ファイルが存在するかどうかを確認します。
FILENAME関数 ファイル参照名を外部ファイル、ディレクトリまたは出力デバイスに割り当てるか、または割り当てを取り消します。
FILEREF関数 現在のSASセッションにファイル参照名が割り当てられているかどうかを確認します。
FINFO関数 ファイル情報項目の値を返します。
FNOTE関数 最後に読み込まれたレコードを特定し、FPOINT関数で使用できる値を返します。
FOPEN関数 外部ファイルを開いて、ファイル識別子の値を返します。
FOPTNAME関数 外部ファイルについての情報アイテムの名前を返します。
FOPTNUM関数 外部ファイルで使用できる、ファイル名やレコード長などの情報項目の数を返します。
FPOINT関数 次に読み込むレコードに読み込みポインタを配置します。
FPOS関数 ファイルデータバッファ(FDB)の列ポインタの位置を設定します。
FPUT関数 外部ファイルのファイルデータバッファ(FDB)にデータを移動します。開始位置はFDBの現在の列位置になります。
FREAD関数 外部ファイルのレコードをファイルデータバッファ(FDB)に読み込みます。
FREWIND関数 ファイルの先頭にファイルポインタを配置します。
FRLEN関数 最後に読み込まれたレコードのサイズを返します。出力のためにファイルが開かれている場合は、現在のレコードサイズを返します。
FSEP関数 FGET関数のトークン区切り文字を設定します。
FWRITE関数 外部ファイルにレコードを書き込みます。
MOPEN関数 ディレクトリIDとメンバ名でファイルを開き、ファイルIDまたは0のいずれかを返します。
PATHNAME関数 外部ファイルやSASライブラリの物理名または空白を返します。
RENAME関数 SASライブラリのメンバ、SASカタログ内のエントリ、外部ファイル、ディレクトリのいずれかの名前を変更します。
SYSMSG関数 最後のデータセットまたは外部ファイル関数の処理のエラーまたは警告メッセージを返します。
SYSRC関数 システムエラー番号を返します。
外部ルーチン CALL MODULEルーチン 外部ルーチンをリターンコードなしで呼び出します。
MODULE関数 外部のダイナミックリンクライブラリ(DLL)に存在する特定のルーチンまたはモジュールを呼び出します。
MODULEC関数 外部ルーチンを呼び出し、文字値を返します。
MODULEN関数 外部ルーチンを呼び出し、数値を返します。
確率 CDF関数 累積確率分布の値を返します。
LOGCDF関数 左累積分布関数の対数を返します。
LOGPDF関数 確率密度(質量)関数の対数を返します。
LOGSDF関数 生存関数の対数を返します。
PDF関数 確率密度(質量)分布の値を返します。
POISSON関数 Poisson分布の確率を返します。
PROBBETA関数 ベータ分布の確率を返します。
PROBBNML関数 二項分布の確率を返します。
PROBBNRM関数 2変量正規分布の確率を返します。
PROBCHI関数 カイ2乗分布の確率を返します。
PROBF関数 F分布の確率を返します。
PROBGAM関数 ガンマ分布の確率を返します。
PROBHYPR関数 超幾何分布の確率を返します。
PROBMC関数 平均値の多重比較を行うために各種の分布から確率または分位点を返します。
PROBNEGB関数 負数二項分布の確率を返します。
PROBNORM関数 標準正規分布の確率を返します。
PROBT関数 t分布の確率を返します。
SDF関数 生存関数を返します。
記述統計量 CMISS関数 欠損引数の数を数えます。
CSS関数 修正済み平方和を返します。
CV関数 変動係数を返します。
EUCLID関数 非欠損値引数のユークリッドノルムを返します。
GEOMEAN関数 幾何平均を返します。
GEOMEANZ関数 ゼロファジーを使用して、幾何平均を返します。
HARMEAN関数 調和平均を返します。
HARMEANZ関数 ゼロファジーを使用して、調和平均を返します。
IQR関数 四分位範囲を返します。
KURTOSIS関数 尖度を返します。
LARGEST関数 k番目に大きい非欠損値を返します。
LPNORM関数 第2引数および後続の非欠損引数のLpノルムを返します。
MAD関数 中央値からの平均絶対偏差を返します。
MAX関数 最大値を返します。
MEAN関数 算術平均(平均)を返します。
MEDIAN関数 中央値を返します。
MIN関数 最小値を返します。
MISSING関数 引数が欠損値を含むかどうかの結果を表す数値を返します。
N関数 数値の非欠損値の数を返します。
NMISS関数 欠損数値の数を返します。
ORDINAL関数 k番目に小さい欠損値および非欠損値を返します。
PCTL関数 パーセントに対応するパーセント点を返します。
RANGE関数 非欠損値の範囲を返します。
RMS関数 非欠損引数の2乗平均平方根を返します。
SKEWNESS関数 非欠損引数の歪度を返します。
SMALLEST関数 k番目に小さい非欠損値を返します。
STD関数 非欠損引数の標準偏差を返します。
STDERR関数 非欠損引数の平均の標準誤差を返します。
SUM関数 非欠損引数の合計を返します。
SUMABS関数 非欠損引数の絶対値の合計を返します。
USS関数 非欠損引数の無修正平方和を返します。
VAR関数 非欠損引数の分散を返します。
距離 GEODIST関数 2つの緯度と経度の座標間の測地距離を返します
ZIPCITYDISTANCE関数 2つの郵便番号が示す場所間の測地距離を返します。
切り捨て CEIL関数 予期しない浮動小数点の結果が生じないようにファジー処理して、引数より大きいか等しい整数のうち最小の値を返します。
CEILZ関数 ゼロファジーを使用して、引数より大きいか等しい整数のうち最小の値を返します。
FLOOR関数 予期しない浮動小数点の結果が生じないようにファジー処理して、引数より小さいか等しい整数のうち最大の値を返します。
FLOORZ関数 ゼロファジーを使用して、引数より小さいか等しい整数のうち最大の値を返します。
FUZZ関数 引数が整数の1E−12以内の場合、最も近い整数を返します。
INT関数 予期しない浮動小数点の結果を避けるためにファジー処理された整数値を返します。
INTZ関数 ゼロファジーを使用して、引数の整数部を返します。
ROUND関数 第1引数を第2引数の最も近い倍数(第2引数が省略された場合は最も近い整数)に丸めます。
ROUNDE関数 第1引数を第2引数の最も近い倍数に丸め、第1引数が2つの最も近い倍数の中間にある場合には偶数の倍数を返します。
ROUNDZ関数 第1引数を第2引数の最も近い倍数にゼロファジーを使用して丸めます。
TRUNC関数 数値を指定したバイト数で切り捨てます。
組み合わせ ALLCOMB関数 n個の変数値から一度にk個の変数値を取得する場合のすべての組み合わせを変化量の小さい順に生成します。
ALLPERM関数 複数の変数の値のすべての順列を変化量の小さい順に生成します。
CALL ALLCOMBルーチン n個の変数値から一度にk個の変数値を取得する場合のすべての組み合わせを変化量の小さい順に生成します。
CALL ALLCOMBIルーチン n個のオブジェクトを同時にk個使用するときのインデックスのすべての組み合わせを、変化量の小さい順に生成します。
CALL ALLPERMルーチン 複数の変数の値のすべての順列を変化量の小さい順に生成します。
CALL GRAYCODEルーチン n個の項目のすべてのサブセットを変化量の小さい順に生成します。
CALL LEXCOMBルーチン n個の変数を同時にk個使用するときの、重複しない非欠損値のすべての組み合わせを辞書式順序で生成します。
CALL LEXCOMBIルーチン n個のオブジェクトを同時にk個使用するときのインデックスのすべての組み合わせを、辞書式順序で生成します。
CALL LEXPERKルーチン n個の変数から一度にk個を取り出した非欠損値の重複しないすべての順列を辞書式順序で生成します。
CALL LEXPERMルーチン 複数の変数の非欠損値の重複しないすべての順列を辞書式順序で生成します。
CALL RANCOMBルーチン 引数の値を置換し、n個の値のうちk個のランダムな組み合わせを返します。
CALL RANPERKルーチン 引数の値を置換し、n個の値のうちk個のランダムな順列を返します。
CALL RANPERMルーチン 引数の値をランダムに置換します。
COMB関数 n個の要素を同時にr個使用するときの組み合わせの数を計算します。
GRAYCODE関数 n個の項目のすべてのサブセットを変化量の小さい順に生成します。
LCOMB関数 COMB関数の対数を計算します。これは、n個のオブジェクトから一度にr個を取り出した組み合わせ数の対数です。
LEXCOMB関数 n個の変数を同時にk個使用するときの、重複しない非欠損値のすべての組み合わせを辞書式順序で生成します。
LEXCOMBI関数 n個のオブジェクトを同時にk個使用するときのインデックスのすべての組み合わせを、辞書式順序で生成します。
LEXPERK関数 n個の変数から一度にk個を取り出した非欠損値の重複しないすべての順列を辞書式順序で生成します。
LEXPERM関数 複数の変数の非欠損値の重複しないすべての順列を辞書式順序で生成します。
LFACT関数 FACT(階乗)関数の対数を計算します。
LPERM関数 PERM関数の対数を計算します。これは、要素数rを含むオプションを使用したn個のオブジェクトの順列数の対数です。
PERM関数 n個の項目から一度にr個の項目を抜き出す場合の順列数を計算します。
検索 WHICHC関数 第1引数に等しい文字値を検索し、最初に一致した値のインデックスを返します。
WHICHN関数 第1引数に等しい数値を検索し、最初に一致した値のインデックスを返します。
財務 BLACKCLPRC関数 Blackモデルに基づき、先物のヨーロピアンオプションのコール価格を計算します。
BLACKPTPRC関数 Blackモデルに基づき、先物のヨーロピアンオプションのプット価格を計算します。
BLKSHCLPRC関数 Black-Scholesモデルに基づき、株式のヨーロピアンオプションのコール価格を計算します。
BLKSHPTPRC関数 Black-Scholesモデルに基づき、株式のヨーロピアンオプションのプット価格を計算します。
COMPOUND関数 複利パラメータを返します。
CONVX関数 列挙キャッシュフローのコンベクシティを返します。
CONVXP関数 債権などの定期キャッシュフローストリームのコンベクシティを返します。
CUMIPMT関数 開始期間と終了期間の間でローンに対して支払われる累積利息を返します。
CUMPRINC関数 開始期間と終了期間の間でローンに対して支払われる累積元本を返します。
DACCDB関数 定率法による減価償却累積額を返します。
DACCDBSL関数 定率法による減価償却累積額と、定額法による原価償却への変換を返します。
DACCSL関数 定額法による減価償却累積額を返します。
DACCSYD関数 年次級数和法による減価償却累積額を返します。
DACCTAB関数 指定テーブルから減価償却累積額を返します。
DEPDB関数 定率法による減価償却を返します。
DEPDBSL関数 定額法による減価償却に変換する定率法を返します。
DEPSL関数 定額法による減価償却を返します。
DEPSYD関数 年次級数和法による減価償却を返します。
DEPTAB関数 指定テーブルから減価償却を返します。
DUR関数 列挙キャッシュフローの修正デュレーションを返します。
DURP関数 債権などの定期キャッシュフローストリームの修正デュレーションを返します。
EFFRATE関数 有効な年利を返します。
FINANCE関数 減価償却、満期、未払い利息、正味現在価値、定期的預金、内部利益率などの財務計算を行います。
GARKHCLPRC関数 Garman-Kohlhagenモデルに基づいて、株式のヨーロピアンオプションのコール価格を計算します。
GARKHPTPRC関数 Garman-Kohlhagenモデルに基づいて、株式のヨーロピアンオプションのプット価格を計算します。
INTRR関数 内部利益率を分数で返します。
IPMT関数 将来の残高を達成するための、均等払いローンまたは定期預金に対する指定期間の利息の支払いを返します。
IRR関数 内部利益率をパーセントで返します。
MARGRCLPRC関数 Margrabeモデルに基づいて、株式のヨーロピアンオプションのコール価格を計算します。
MARGRPTPRC関数 Margrabeモデルに基づいて、株式のヨーロピアンオプションのプット価格を計算します。
MORT関数 割賦返済パラメータを返します。
NETPV関数 現在正味価値をパーセントで返します。
NOMRATE関数 名目年利を返します。
NPV関数 パーセントで表す利率を使用して現在正味価値を返します。
PMT関数 均等払いローンまたは定期預金の将来残高に対する定期的支払いを返します。
PPMT関数 将来の残高を達成するための、均等払いローンまたは定期預金に対する指定期間の元本の支払いを返します。
PVP関数 満期時の元本払い戻しで、定期的なキャッシュフローストリーム(債権など)の現在価値を返します。
SAVING関数 定期預金の将来価値を返します。
SAVINGS関数 変動金利を使用して定期預金の残高を返します。
TIMEVALUE関数 変動金利を使用して、基準日の参照額に相当する額を返します。
YIELDP関数 定期的なキャッシュフローストリーム(債権など)の最終利回りを返します。
三角関数 ARCOS関数 逆余弦を返します。
ARSIN関数 逆正弦を返します。
ATAN関数 逆正接を返します。
ATAN2関数 2つの数値変数の比率の逆正接を返します。
COS関数 余弦(コサイン)を返します。
COT関数 余接を返します。
CSC関数 余割を返します。
SEC関数 正割を返します。
SIN関数 正弦を返します。
TAN関数 正接を返します。
算術 DIVIDE関数 ODS出力の特殊欠損値を処理する除算の結果を返します。
州コード/郵便番号 FIPNAME関数 2桁のFIPSコードを大文字の州名に変換します。
FIPNAMEL関数 2桁のFIPSコードを大文字小文字混在の州名に変換します。
FIPSTATE関数 2桁のFIPSコードを2文字の州コードに変換します。
STFIPS関数 州の郵便コードをFIPSコードに変換します。
STNAME関数 州の郵便コードを大文字の州名に変換します。
STNAMEL関数 州の郵便コードを大文字と小文字を使った州名に変換します。
ZIPCITY関数 都市名と、郵便番号に対応する2文字の郵便コードを返します。
ZIPCITYDISTANCE関数 2つの郵便番号が示す場所間の測地距離を返します。
ZIPFIPS関数 郵便番号を2桁のFIPSコードに変換します。
ZIPNAME関数 郵便番号を大文字の州名に変換します。
ZIPNAMEL関数 郵便番号を大文字小文字混在の州名に変換します。
ZIPSTATE関数 郵便番号を2桁の州の郵便コードに変換します。
数学 ABS関数 絶対値を返します。
AIRY関数 Airy関数の値を返します。
BETA関数 beta関数の値を返します。
CALL LOGISTICルーチン ロジスティック関数を各引数に適用します。
CALL SOFTMAXルーチン softmax値を返します。
CALL STDIZEルーチン 1つ以上の変数の値を標準化します。
CALL TANHルーチン 双曲線正接を返します。
CNONCT関数 カイ2乗分布の非心度パラメータを返します。
COALESCE関数 数値の引数のリストからの最初の非欠損値を返します。
COMPFUZZ関数 2つの数値をファジー比較します。
CONSTANT関数 マシン定数および数学定数を計算します。
DAIRY関数 AIRY関数の導関数を返します。
DEVIANCE関数 確率分布に基づくデビアンスを返します。
DIGAMMA関数 ディガンマ関数の値を返します。
ERF関数 (正規)誤差関数の値を返します。
ERFC関数 相補(正規)誤差関数の値を返します。
EXP関数 指数関数の値を返します。
FACT関数 階乗を計算します。
FNONCT関数 F分布の非心度パラメータの値を返します。
GAMMA関数 ガンマ関数の値を返します。
GCD関数 1つ以上の整数の最大公約数を返します。
IBESSEL関数 変形ベッセル関数の値を返します。
JBESSEL関数 ベッセル関数の値を返します。
LCM関数 最小公倍数を返します。
LGAMMA関数 ガンマ関数の自然対数を返します。
LOG関数 自然(底e)対数を返します。
LOG1PX関数 1に引数を加えた値の対数を返します。
LOG10関数 底10の対数を返します。
LOG2関数 底2の対数を返します。
LOGBETA関数 ベータ関数の対数を返します。
LOGISTIC関数 引数のロジスティック変換を返します。
MOD関数 第1引数を第2引数で除算したときの(最も期待しない浮動小数点の結果を避けるためにファジー化した)余りを返します。
MODZ関数 第1引数を第2引数で除算したときの余りを、ゼロファジーを使用して返します。
MSPLINT関数 単調性維持スプライン補間の縦座標を返します。
SIGN関数 値の符号を返します。
SQRT関数 値の平方根を返します。
TNONCT関数 スチューデントのt分布から非心度パラメータの値を返します。
TRIGAMMA関数 トリガンマ関数の値を返します。
数値 IFN関数 式の真、偽、欠損に基づいて数値を返します。
MODEXIST関数 インストールされているSASのバージョンにソフトウェアイメージが存在するかどうかを判定します。
双曲線 ARCOSH関数 逆双曲線余弦を返します。
ARSINH関数 逆双曲線正弦を返します。
ARTANH関数 逆双曲線正接を返します。
COSH関数 双曲線余弦を返します。
SINH関数 双曲線正弦を返します。
TANH関数 双曲線正接を返します。
特殊 ADDR関数 32ビットプラットフォームの変数のメモリアドレスを返します。
ADDRLONG関数 32ビットおよび64ビットプラットフォームの変数のメモリアドレスを返します。
CALL POKEルーチン 32ビットプラットフォームのメモリに値を直接書き込みます。
CALL POKELONGルーチン 32ビットおよび64ビットのプラットフォームのメモリに値を直接書き込みます。
CALL SLEEPルーチン 指定した期間、このCALLルーチンを呼び出すプログラムの実行を中断します。
CALL SYSTEMルーチン 実行の動作環境コマンドをサブミットします。
CALL TSOルーチン TSOコマンド、エミュレートされたUSSコマンドまたはMVSプログラムを実行します。
DIF関数 引数とそのn番目のラグの差分を返します。
INPUT関数 指定した入力形式を使用してSASが式を変換するときに生成された値を返します。
INPUTC関数 実行時に文字の入力形式を指定できるようにします。
INPUTN関数 実行時に数値の入力形式を指定できるようにします。
LAG関数 キューから値を返します。
PEEK関数 32ビットプラットフォームのメモリアドレスの内容を数値変数に保存します。
PEEKC関数 32ビットプラットフォームのメモリアドレスの内容を文字変数に保存します。
PEEKCLONG関数 32ビットおよび64ビットプラットフォームのメモリアドレスの内容を文字変数に保存します。
PEEKLONG関数 32ビットおよび64ビットプラットフォームのメモリアドレスの内容を数値変数に保存します。
PTRLONGADD関数 ポインタアドレスを32ビットおよび64ビットのプラットフォームの文字変数として返します。
PUT関数 指定した出力形式を使用して値を返します。
PUTC関数 実行時に文字の出力形式を指定できるようにします。
PUTN関数 実行時に数値の出力形式を指定できるようにします。
SLEEP関数 この関数を呼び出したプログラムの実行を任意の期間中断します。
SYSEXIST関数 環境内に動作環境変数が存在するかどうかを示す値を返します。
SYSGET関数 指定された動作環境変数の値を返します。
SYSPARM関数 システムパラメータ文字列を返します。
SYSPROCESSID関数 現在のプロセスのプロセスIDを返します。
SYSPROCESSNAME関数 指定プロセスIDに関連付けられているプロセス名、または現在のプロセスの名前を返します。
SYSPROD関数 製品のライセンスがあるかどうかを判断します。
SYSTEM関数 SASセッションで動作環境コマンドを発行し、システムリターンコードを返します。
UUIDGEN関数 UUID (Universal Unique Identifier)の短い形式またはバイナリ形式を返します。
特殊関数 GETOPTION関数 SASシステムまたはグラフィックオプションの値を指定します。
並べ替え CALL SORTCルーチン 文字引数の値を並べ替えます。
CALL SORTNルーチン 数値引数の値を並べ替えます。
配列 DIM関数 配列にある要素数を返します。
HBOUND関数 配列の上限を返します。
LBOUND関数 配列の下限を返します。
日付と時間 CALL IS8601_CONVERTルーチン ISO 8601規格の間隔を日時値とデュレーション値に変換します。または、日時値とデュレーション値をISO 8601規格の間隔に変換します。
DATDIF関数 指定された日数計算規則に従って2つの日付間の差を計算した後に、その日付間の日数を返します。
DATE関数 SAS日付値として現在の日付を返します。
DATEJUL関数 ユリウス暦の日付をSAS日付値に変換します。
DATEPART関数 SAS日時値から日付を抽出します。
DATETIME関数 SAS日時値として現在の日時を返します。
DAY関数 SAS日付値として月の日を返します。
DHMS関数 日、時、分、秒の値からSAS日時値を返します。
HMS関数 SAS時間値(時、分および秒)を返します。
HOLIDAY関数 指定した年の特定の祝日のSAS日付値を返します。
HOLIDAYCK関数 date1およびdate2間の休日値の出現回数を返します。
HOLIDAYCOUNT関数 SAS日付値で定義されている祝日の数を返します。
HOLIDAYNAME関数 SAS日付に対応する祝日の名前、またはSAS日付で祝日が定義されていない場合には、空白の文字列を返します。
HOLIDAYNX関数 date引数に対して祝日のn番目の出現日を返します。
HOLIDAYNY関数 1年における祝日のn番目の出現日を返します。
HOLIDAYTEST関数 SAS日付値に祝日が出現する場合に1を返します。
HOUR関数 SAS時間値またはSAS日時値の時間を返します。
INTCINDEX関数 周期インデックスを返します。この関数には、日付、時間または日時の間隔と値を指定します。
INTCK関数 2つの日付、時間または日時の値の間にある指定した種類の間隔の境界数を返します。
INTCYCLE関数 次に高い季節周期での期間(日付、時間または日時の間隔)を返します。この関数には、期間(日付、時間または日時の間隔)を指定します。
INTFIT関数 2つの日付に基づく時間間隔を返します。
INTFMT関数 推奨SAS出力形式を返します。この関数には、日付、時間または日時の間隔を指定します。
INTGET関数 3つの日付値または日時値に基づく時間間隔を返します。
INTINDEX関数 季節インデックスを返します。この関数には、日付、時間または日時の間隔と値を指定します。
INTNX関数 指定した時間間隔で日付、時間または日時の値を増分し、日付、時間または日時の値を返します。
INTSEAS関数 季節周期の長さを返します。この関数には、日付、時間または日時の間隔を指定します。
INTSHIFT関数 ベース間隔に対応するシフト間隔を返します。
INTTEST関数 時間間隔が有効な場合は1、時間間隔が無効な場合は0を返します。
JULDATE関数 SAS日付値からユリウス暦の日付を返します。
JULDATE7関数 SAS日付値から7桁のユリウス暦の日付を返します。
MDY関数 月、日および年の値からSAS日付値を返します。
MINUTE関数 SAS時間または日付値から分を返します。
MONTH関数 SAS日付値から月を返します。
NWKDOM関数 指定した月および年のn番目に発生する曜日の日付を返します。
QTR関数 SAS日付値から年の四半期を返します。
SECOND関数 SAS時間値またはSAS日時値の秒数を返します。
TIME関数 数値のSAS時間値として現在時刻を返します。
TIMEPART関数 SAS日時値から時間値を抽出します。
TODAY関数 数値のSAS日付値として現在の日付を返します。
TZONEID関数 現在のタイムゾーンIDを返します。
TZONENAME関数 現在の標準時間または夏時間のタイムゾーン名を返します。
TZONEOFF関数 ユーザーのタイムゾーンオフセットを返します。
TZONES2U関数 SAS日時値をUTC日時値へ変換します。
TZONEU2S関数 UTC日時値をSAS日時値へ変換します。
WEEK関数 週番号の値を返します。
WEEKDAY関数 SAS日付値から、曜日に対応する整数を返します。
YEAR関数 SAS日付値から年を返します。
YRDIF関数 指定した日数計算規則に従って2つの日付の差を年単位で返します。人の年齢を返します。
YYQ関数 年と四半期の値からSAS日付値を返します。
分位点 BETAINV関数 ベータ分布から分位点を返します。
CINV関数 カイ2乗分布から分位点を返します。
FINV関数 F分布から分位点を返します。
GAMINV関数 ガンマ分布から分位点を返します。
PROBIT関数 標準正規分布の分位点を返します。
QUANTILE関数 左側確率(CDF)を指定するときに分布から分位点を返します。
SQUANTILE関数 右側確率(SDF)の指定した場合に分布から分位点を返します。
TINV関数 t分布から分位点を返します。
変数情報 CALL VNEXTルーチン DATAステップで使用される変数の名前、種類および長さを返します。
VARRAY関数 指定した名前が配列かどうかを示す値を返します。
VARRAYX関数 指定した引数の値が配列かどうかを示す値を返します。
VFORMAT関数 指定した変数に関連付けられた出力形式を返します。
VFORMATD関数 指定した変数に関連付けられた出力形式の10進値を返します。
VFORMATDX関数 指定した引数の値に関連付けられた出力形式の10進値を返します。
VFORMATN関数 指定した変数に関連付けられた出力形式名を返します。
VFORMATNX関数 指定した引数の値に関連付けられた出力形式名を返します。
VFORMATW関数 指定した変数に関連付けられた出力形式の幅を返します。
VFORMATWX関数 指定した引数の値に関連付けられた出力形式の幅を返します。
VFORMATX関数 指定した引数の値に関連付けられた出力形式を返します。
VINARRAY関数 指定した変数が配列のメンバかどうかを示す値を返します。
VINARRAYX関数 指定した引数の値が配列のメンバかどうかを示す値を返します。
VINFORMAT関数 指定した変数に関連付けられた入力形式を返します。
VINFORMATD関数 指定した変数に関連付けられた入力形式の10進値を返します。
VINFORMATDX関数 指定した変数の値に関連付けられた入力形式の10進値を返します。
VINFORMATN関数 指定した変数に関連付けられた入力形式名を返します。
VINFORMATNX関数 指定した引数の値に関連付けられた入力形式名を返します。
VINFORMATW関数 指定した変数に関連付けられた入力形式の幅を返します。
VINFORMATWX関数 指定した引数の値に関連付けられた入力形式の幅を返します。
VINFORMATX関数 指定した引数の値に関連付けられた入力形式を返します。
VLABEL関数 指定した変数に関連付けられているラベルを返します。
VLABELX関数 指定した引数の値に関連付けられたラベルを返します。
VLENGTH関数 指定した変数のコンパイル時(配分された)サイズを返します。
VLENGTHX関数 引数の値と同じ名前の変数のコンパイル時(配分された)サイズを返します。
VNAME関数 指定した変数の名前を返します。
VNAMEX関数 変数名として指定した引数の値を検証します。
VTYPE関数 指定した変数の種類(文字または数値)を返します。
VTYPEX関数 指定した引数の値の種類(文字または数値)を返します。
VVALUE関数 指定する変数に関連付けられている出力形式を適用した値を返します。
VVALUEX関数 指定する引数に関連付けられている出力形式を適用した値を返します。
変数制御 CALL LABELルーチン 指定した文字変数に変数ラベルを割り当てます。
CALL SETルーチン SASデータセット変数を名前とデータ型が同じDATAステップまたはマクロ変数にリンクします。
CALL VNAMEルーチン 指定した変数の値として変数名を割り当てます。
マクロ CALL EXECUTEルーチン 引数を解決し、解決された値を発行して次のステップの境界で実行します。
CALL SYMPUTルーチン マクロ変数にDATAステップ情報を割り当てます。
CALL SYMPUTXルーチン マクロ変数に値を割り当て、先頭と末尾の空白の両方を削除します。
DOSUBL関数 呼び出し環境からマクロ変数をインポートし、マクロ変数をエクスポートして元の呼び出し環境へ戻します。
RESOLVE関数 マクロ機能によって処理された後の引数の解決値を返します。
SYMEXIST関数 マクロ変数が存在するかどうかを返します。
SYMGET関数 DATAステップの実行時にマクロ変数の値を返します。
SYMGLOBL関数 DATAステップの実行時にマクロ変数がDATAステップのグローバルスコープにあるかどうかを返します。
SYMLOCAL関数 DATAステップの実行時にマクロ変数がDATAステップのローカルスコープにあるかどうかを返します。
文字 ANYALNUM関数 文字列から英数字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
ANYALPHA関数 文字列から英字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
ANYCNTRL関数 文字列からコントロール文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
ANYDIGIT関数 文字列から数字を検索し、最初に検索された数字の位置を返します。
ANYFIRST関数 VALIDVARNAME=V7のSAS変数名の開始文字として有効な文字を文字列から検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
ANYGRAPH関数 文字列からグラフィカル文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
ANYLOWER関数 文字列から小文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
ANYNAME関数 VALIDVARNAME=V7のSAS変数名として有効な文字を文字列から検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
ANYPRINT関数 文字列から印刷可能な文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
ANYPUNCT関数 文字列から句読文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
ANYSPACE関数 文字列から空白文字(空白、水平タブ、垂直タブ、キャリッジリターン、ラインフィード、フォームフィード)を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
ANYUPPER関数 文字列から大文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
ANYXDIGIT関数 数字を表す16進法の文字を文字列から検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
BYTE関数 ASCII照合順序またはEBCDIC照合順序の1文字を返します。
CALL CATSルーチン 先頭と末尾の空白を削除して、連結文字列を返します。
CALL CATTルーチン 末尾の空白を削除して、連結文字列を返します。
CALL CATXルーチン 先頭と末尾の空白を削除し、区切り文字を挿入して、連結文字列を返します。
CALL COMPCOSTルーチン 後からCOMPGED関数で使えるように演算のコストを設定します。
CALL MISSINGルーチン 欠損値を指定した文字変数または数値変数に割り当てます。
CALL SCANルーチン 文字列からn番目の単語の位置と長さを返します。
CAT関数 先頭または末尾の空白を削除せずに、連結文字列を返します。
CATQ関数 区切り文字を使用して各項目を区切り、区切り文字を含む文字列に引用符を追加して文字値または数値を連結します。
CATS関数 先頭と末尾の空白を削除して、連結文字列を返します。
CATT関数 末尾の空白を削除して、連結文字列を返します。
CATX関数 先頭と末尾の空白を削除し、区切り文字を挿入して、連結文字列を返します。
CHAR関数 文字列の指定した位置の1文字を返します。
CHOOSEC関数 引数のリストからの選択結果を表す文字値を返します。
CHOOSEN関数 引数のリストからの選択結果を表す数値を返します。
COALESCEC関数 文字引数のリストからの最初の非欠損値を返します。
COLLATE関数 ASCII照合順序またはEBCDIC照合順序の文字列を返します。
COMPARE関数 2つの文字列を比較し、異なる文字が検出された場合には最も左にある文字の位置を返し、異なる文字が検出されない場合には0を返します。
COMPBL関数 文字列内の単語間にある複数の空白を取り除きます。
COMPGED関数 2つの文字列間の一般化編集距離を返します。
COMPLEV関数 2つの文字列間のLevenshteinの編集距離を返します。
COMPRESS関数 元の文字から指定した文字を削除した文字列を返します。
COUNT関数 指定した部分文字列が文字列内に含まれる個数を数えます。
COUNTC関数 文字のリストに表示される(または表示されない)文字列内の文字の個数を数えます。
COUNTW関数 文字列中の単語数を数えます。
DEQUOTE関数 引用符で始まる文字列から一致する引用符を削除し、閉じ引用符の右側にあるすべての文字を削除します。
FIND関数 文字列内の特定の部分文字列を検索します。
FINDC関数 文字のリストにある文字を文字列から検索します。
FINDW関数 文字列の単語の文字位置または文字列の単語の数を返します。
FIRST関数 文字列の最初の文字を返します。
IFC関数 式の真、偽、欠損に基づいて文字値を返します。
INDEX関数 文字式から文字列を検索し、最初に検索された文字列の最初の文字の位置を返します。
INDEXC関数 文字式から指定した文字を検索し、その文字の位置を返します。
INDEXW関数 文字式から単語として指定した文字列を検索し、単語の最初の文字の位置を返します。
LEFT関数 文字列を左詰めにします。
LENGTH関数 末尾の空白を除いた文字列の長さを返します。文字列が空白の場合には、1を返します。
LENGTHC関数 末尾の空白を含めた文字列の長さを返します。
LENGTHM関数 文字列に割り当てられたメモリの量を返します(バイト単位)。
LENGTHN関数 末尾の空白を除いた文字列の長さを返します。
LOWCASE関数 引数のすべての文字を小文字に変換します。
MD5関数 指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返します。
MISSING関数 引数が欠損値を含むかどうかの結果を表す数値を返します。
MVALID関数 SASメンバ名として使用する文字列の有効性を確認します。
NLITERAL関数 指定した文字列をSAS名前リテラルに変換します。
NOTALNUM関数 文字列から英数字でない文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NOTALPHA関数 文字列から英字でない文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NOTCNTRL関数 文字列から制御文字でない文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NOTDIGIT関数 文字列から数字でない文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NOTFIRST関数 VALIDVARNAME=V7のSAS変数名として無効な開始文字を文字列から検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NOTGRAPH関数 文字列からグラフィカル文字でない文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NOTLOWER関数 文字列から小文字でない文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NOTNAME関数 VALIDVARNAME=V7のSAS変数名として無効な文字を文字列から検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NOTPRINT関数 文字列から印刷不可文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NOTPUNCT関数 文字列から句読文字でない文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NOTSPACE関数 文字列から空白文字(空白、水平タブ、垂直タブ、キャリッジリターン、ラインフィード、フォームフィード)でない文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NOTUPPER関数 文字列から大文字でない文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NOTXDIGIT関数 文字列から16進数字でない文字を検索し、最初に検索された文字の位置を返します。
NVALID関数 SAS変数名として使用する文字列の有効性を確認します。
PROPCASE関数 引数のすべての単語を適切に大文字と小文字に変換します。
QUOTE関数 文字値に二重引用符を付加します。
RANK関数 ASCII照合順序で文字の位置を返します。
REPEAT関数 最初の引数をn+1回繰り返した文字値を返します。
REVERSE関数 文字列を逆にします。
RIGHT関数 文字式を右揃えにします。
SCAN関数 文字列からn番目の単語を返します。
SHA256関数 指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返します。
SOUNDEX関数 文字列をエンコードして検索しやすくします。
SPEDIS関数 2つの単語の一致尤度を調べて、2単語間のスペルの違いをコストで表します。
STRIP関数 先頭と末尾の空白を削除して文字列を返します。
SUBPAD関数 必要に応じて空白埋め込みを使用し、指定した長さの部分文字列を返します。
擬似SUBSTR関数(割り当ての左辺に用いた場合) 文字値の内容を置換します。
SUBSTR関数 引数から部分文字列を抽出します。
SUBSTRN関数 部分文字列を返します。長さがゼロの結果も返せます。
TRANSLATE関数 文字式内の特定の文字を置き換えます。
TRANSTRN関数 文字列に含まれる特定の部分文字列をすべて置き換えるか削除します。
TRANWRD関数 文字列に含まれる特定の部分文字列をすべて置き換えます。
TRIM関数 文字列から末尾の空白を取り除きます。文字列が欠損値の場合は、1つの空白を返します。
TRIMN関数 文字式から末尾の空白を取り除きます。文字式が欠損値の場合は、長さがゼロの文字列を返します。
TYPEOF関数 引数が文字か数値かを示す値を返します。
UPCASE関数 引数内のすべての文字を大文字に変換します。
VERIFY関数 他の文字列に存在しない文字の最初の出現位置を返します。
文字列マッチング CALL PRXCHANGEルーチン パターンマッチングの置換を実行します。
CALL PRXDEBUGルーチン DATAステップでPerl正規表現を有効にし、デバッグ出力をSASログに送信します。
CALL PRXFREEルーチン Perl正規表現に割り当てられたメモリを解放します。
CALL PRXNEXTルーチン パターンに一致し、1つの文字列内で複数の一致が繰り返される部分文字列の位置と長さを返します。
CALL PRXPOSNルーチン キャプチャバッファの開始位置と長さを返します。
CALL PRXSUBSTRルーチン パターンに一致する部分文字列の位置と長さを返します。
PRXCHANGE関数 パターンマッチングの置換を実行します。
PRXMATCH関数 パターンの一致を検索し、見つかったパターンの位置を返します。
PRXPAREN関数 パターン内に一致が存在する場合の最後のかっこの一致を返します。
PRXPARSE関数 文字値のパターンマッチングに使用できるPerl正規表現(PRX)をコンパイルします。
PRXPOSN関数 キャプチャバッファの値が含まれる文字列を返します。
乱数 CALL RANBINルーチン 二項分布からランダム変量を返します。
CALL RANCAUルーチン Cauchy分布からランダム変量を返します。
CALL RANEXPルーチン 指数分布からランダム変量を返します。
CALL RANGAMルーチン ガンマ分布からランダム変量を返します。
CALL RANNORルーチン 正規分布からランダム変量を返します。
CALL RANPOIルーチン Poisson分布からランダム変量を返します。
CALL RANTBLルーチン テーブル形式の確率分布からランダム変量を返します。
CALL RANTRIルーチン 三角分布からランダム変量を返します。
CALL RANUNIルーチン 一様分布からランダム変量を返します。
CALL STREAMINITルーチン 後続のRAND関数による乱数生成に使用するシード値を指定します。
NORMAL関数 正規(ガウス)分布からランダム変量を返します。
RANBIN関数 二項分布からランダム変量を返します。
RANCAU関数 Cauchy分布からランダム変量を返します。
RAND関数 指定する分布から乱数を生成します。
RANEXP関数 指数分布からランダム変量を返します。
RANGAM関数 ガンマ分布からランダム変量を返します。
RANNOR関数 正規分布からランダム変量を返します。
RANPOI関数 Poisson分布からランダム変量を返します。
RANTBL関数 テーブル形式の確率分布からランダム変量を返します。
RANTRI関数 三角分布からランダム変量を返します。
RANUNI関数 一様分布からランダム変量を返します。
UNIFORM関数 一様分布からランダム変量を返します。
論理ビット演算 BAND関数 2つの引数のビットごとの論理積を返します。
BLSHIFT関数 2つの引数を使ってビットを論理左シフトした値を返します。
BNOT関数 引数のビットごとの論理否定を返します。
BOR関数 2つの引数のビットごとの論理和を返します。
BRSHIFT関数 2つの引数を使ってビットを論理右シフトした値を返します。
BXOR関数 2つの引数のビットごとの排他的論理和を返します。
前のページ|次のページ|ページの先頭へ