前のページ|次のページ

JULDATE関数

SAS日付値からユリウス暦の日付を返します。

カテゴリ: 日付と時間

構文

JULDATE(date)

必須引数

date

SAS日付値を指定します。

詳細

SAS日付値は、1960年1月1日から特定の日付までの日数を表す数値です。JULDATE関数は、SAS日付値をユリウス暦の日付に変換します。dateがシステムオプションYEARCUTOFF=で定義された100年の期間内にある場合、結果は3桁、4桁または5桁です。5桁の結果では、最初の2桁は年を表し、残りの3桁は年間通算日(1から365、またはうるう年の場合は1から366)を表します。先頭の0は結果から削除されるため、ユリウス暦の日付の年は省略される可能性があり(末尾が00の年の場合)、1桁になる可能性もあります(年の末尾が01から09の場合)。それ以外の場合、結果は7桁になります。最初の4桁は年を表し、残りの3桁は年間通算日を表します。たとえば、YEARCUTOFF=1926の場合、JULDATEでは1997年1月1日には97001、1878年12月31日には1878365を返します。

比較

関数JULDATE7はJULDATEに似ていますが、JULDATE7は常に4桁の年を返す点で異なります。JULDATE7は2桁の年を考慮する必要がなく、2000年問題に対応しています。

SASステートメントとその結果を次に示します。
SASステートメント
結果
julian=juldate('31dec99'd);
99365
julian=juldate('01jan2099'd);
2099001

関連項目:

システムオプション:
Using the YEARCUTOFF= System Option (SAS言語リファレンス: 解説編)
前のページ|次のページ|ページの先頭へ