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擬似SUBSTR関数(割り当ての左辺に用いた場合)

文字値の内容を置換します。

カテゴリ: 文字
制限事項: この関数は、I18Nレベル0準拠しており、SBCSデータ向けに設計されています。この関数をDBCSまたはMBCSデータの処理に使用しないでください。
ヒント: この関数に相当するDBCS関数はKSUBSTRKSUBSTRBです。

構文

必須引数

variable

文字変数を指定します。

position

開始文字の位置である数値定数、変数または式を指定します。

characters-to-replace

variableの内容を置換する文字定数、変数または式を指定します。

ヒント 文字のリテラル文字列を引用符で囲みます。

オプション引数

length

置き換える部分文字列の長さを示す数値定数、変数または式を指定します。

制限事項 lengthは、positionの後のvariableに残る式の長さよりも大きくできません。
ヒント lengthを省略すると、割り当てステートメントの右側のすべての文字を使用してvariableの値を置き換えます。

詳細

未宣言の変数を使用する場合、SUBSTR関数のコンパイル時にデフォルトの長さとして8が割り当てられます。
割り当てステートメントの左側でSUBSTR関数を使用すると、variableの値を右側の式で置き換えます。SUBSTRは、positionで指定された開始文字からlength文字を置き換えます。

SASステートメントとその結果を次に示します。
SASステートメント
結果
a='KIDNAP';
substr(a, 1, 3)='CAT';
put a;
 
CATNAP
b=a;
substr(b, 4)='TY';
put b;
 
CATTY

関連項目:

関数:
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