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SUBSTR関数

引数から部分文字列を抽出します。

カテゴリ: 文字
制限事項: この関数は、I18Nレベル0準拠しており、SBCSデータ向けに設計されています。この関数をDBCSまたはMBCSデータの処理に使用しないでください。
ヒント: この関数に相当するDBCS関数は、KSUBSTRKSUBSTRBです。

構文

<variable=>SUBSTR(string, position <, length>)

必須引数

string

文字定数、変数または式を指定します。

position

開始文字の位置である数値定数、変数または式を指定します。

オプション引数

variable

有効なSAS変数名を指定します。

length

抽出する部分文字列の長さを示す数値定数、変数または式を指定します。

操作 lengthがゼロ、負の値またはstring内でpositionより後に残った式の長さよりも長い場合、式の残りの部分が抽出されます。また、_ERROR_が1に設定され、length引数が無効であることを示すメモがログに出力されます。
ヒント lengthを省略すると、式の残りの部分が抽出されます。

詳細

DATAステップで、まだ長さが割り当てられていない変数にSUBSTR関数から値が返される場合、その変数には第1引数の長さが割り当てられます。
SUBSTR関数は、式内のstringで指定された部分を返します。この部分は、positionで指定した文字から始まり、length文字の長さです。

SASステートメントとその結果を次に示します。
SASステートメント
結果
----+----1----+----2
date='06MAY98';
month=substr(date, 3, 3);
year=substr(date, 6, 2);
put @1 month @5 year;
 
MAY 98

関連項目:

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