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TINV関数

t分布から分位点を返します。

カテゴリ: 分位点

構文

TINV(p, df <, nc>)

必須引数

p

数値の確率です。

範囲 0 < p < 1

df

数値の自由度パラメータです。

範囲 df > 0

オプション引数

nc

数値の非心度パラメータです(省略可能)。

詳細

TINV関数は、自由度がdf、非心度パラメータがncのスチューデントのt分布からp番目の分位点を返します。t分布のオブザベーションが、返される分位点以下となる確率はpです。
TINVでは、整数以外の自由度パラメータdfを指定できます。このパラメータnc (省略可能)が指定されていないか0の場合、心度t分布から分位点が返されます。
注意:
ncの値が大きいとアルゴリズムが失敗する場合があります。
その場合、欠損値が返されます。
注: TINVはPROBT関数の逆数です。

SASステートメントとその結果を次に示します。
SASステートメント
結果
x=tinv(.95, 2);
2.9199855804
x=tinv(.95, 2.5, 3);
11.033833625

関連項目:

関数:
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