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TNONCT関数

スチューデントのt分布から非心度パラメータの値を返します。

カテゴリ: 数学

構文

TNONCT(x, df, prob)

必須引数

x

数値の確率変数です。

df

数値の自由度パラメータです。

範囲 df > 0

prob

確率です。

範囲 0 < prob < 1

詳細

TNONCT関数は、パラメータがxdfおよびncの非心度t分布から、負でない非心度パラメータを返します。式の平方根ncを求めるためにニュートン型のアルゴリズムが使用されます。
前述の式には次の関係が適用されます。
アルゴリズムで固定小数点を収束できない場合、欠損値が返されます。

次の例では、t分布から非心度パラメータを計算します。
data work;
   x=2;
   df=4;
   do nc=1 to 3 by .5;
      prob=probt(x, df, nc);
      ncc=tnonct(x, df, prob);
      output;
   end;
run;
proc print;
run;
t分布の非心度パラメータの計算出力結果
t分布の非心度パラメータの計算出力結果
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