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COALESCEC関数

文字引数のリストからの最初の非欠損値を返します。

カテゴリ: 文字
制限事項: この関数は、I18Nレベル2に準拠しており、SBCS、DBCSおよびMBCS(UTF8)での使用目的で設計されています。

構文

COALESCEC(argument-1 <..., argument-n>)

必須引数

argument

文字定数、変数または式を指定します。

詳細

返される変数の長さ

DATAステップで、まだ長さが割り当てられていない変数にCOALESCEC関数から値が返される場合、その変数には200バイトの長さが設定されます。

基本

COALESCECでは、1つ以上の文字引数を使用できます。COALESCEC関数は、リストされている順に各引数の値を確認し、最初の非欠損値を返します。リストされている値が1つだけの場合、COALESCEC関数はその引数の値を返します。文字値は、長さがゼロの場合やすべての文字が空白の場合に欠損値とみなされます。すべての引数の値が欠損値の場合、COALESCEC関数は長さがゼロの文字列を返します。

比較

COALESCEC関数は文字引数を検索するのに対し、COALESCE関数は数値引数を検索します。

ステートメントとその結果を次に示します。
SASステートメント
結果
COALESCEC('', 'Hello')
Hello
COALESCEC ('', 'Goodbye', 'Hello')
Goodbye

関連項目:

関数:
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