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CEIL関数

予期しない浮動小数点の結果が生じないようにファジー処理して、引数より大きいか等しい整数のうち最小の値を返します。

カテゴリ: 切り捨て

構文

CEIL(argument)

必須引数

argument

数値の定数、変数または式を指定します。

詳細

引数が整数の1E-12以内の場合、関数はその整数を返します。

比較

CEILZ関数とは異なり、CEIL関数は結果をファジー処理します。引数が整数の1E-12以内でも、CEIL関数はその整数と等しくなるように結果をファジー処理します。CEILZ関数は結果をファジー処理しません。そのため、CEILZ関数を使用すると、予期しない結果が生じる可能性があります。

SASステートメントとその結果を次に示します。
SASステートメント
結果
var1=2.1;
a=ceil(var1);
put a;
 
3
b=ceil(-2.4);
put b;
-2
c=ceil(1+1.e-11);
put c;
 
2
d=ceil(-1+1.e-11);
put d;
 
0
e=ceil(1+1.e-13);
put e;
 
1
f=ceil(223.456);
put f;
 
224
g=ceil(763);
put g;
 
763
h=ceil(-223.456);
put h;
 
-223

関連項目:

関数:
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