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DREAD関数

ディレクトリのメンバ名を返します。

カテゴリ: 外部ファイル

構文

必須引数

directory-id

DOPEN関数によってディレクトリが開かれたときに割り当てられた識別子を指定する数値です。

nval

ディレクトリ内のメンバの通し番号を指定する数値定数、変数または式です。

詳細

DREADは、エラーが発生した場合(nvalが範囲外の場合など)は空白を返します。DNUMを使用して、DREADに渡すことができる最大メンバ数を確認します。

この例では、ファイル参照名MYDIRで識別されるディレクトリを開き、メンバ数を取得してその数を変数MEMCOUNTに代入します。次に最後のメンバ名を取得し、その名前を変数LSTNAMEに代入してディレクトリを閉じます。
%let filrf=mydir;
%let rc=%sysfunc(filename(filrf, physical-name));
%let did=%sysfunc(dopen(&filrf));
%let lstname=;
%let memcount=%sysfunc(dnum(&did));
%if &memcount > 0 %then
   %let lstname=%sysfunc(dread(&did, &memcount));
%let rc=%sysfunc(dclose(&did));

関連項目:

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