前のページ|次のページ

DROPNOTE関数

SASデータセットや外部ファイルから注釈マーカーを削除します。

カテゴリ: SASファイルI/O
外部ファイル

構文

必須引数

data-set-id | file-id

通常、OPEN関数またはFOPEN関数によってデータセットまたは外部ファイルが開かれたときに割り当てられた識別子を指定する数値変数です。

note-id

NOTE関数またはFNOTE関数によって割り当てられた識別子を指定する数値です。

詳細

DROPNOTEは、NOTEまたはFNOTEによって設定されたマーカーを削除します。成功した場合は0、失敗した場合は≠0を返します。

この例では、SASデータセットMYDATAを開き、開始オブザベーションをフェッチしてデータセットの先頭にメモIDを設定します。POINTを使用して開始オブザベーションに戻り、DROPNOTEを使用してメモIDを削除します。
%let dsid=%sysfunc(open(mydata, i));
%let rc=%sysfunc(fetch(&dsid));
%let noteid=%sysfunc(note(&dsid));
   more macro statements
%let rc=%sysfunc(point(&dsid, &noteid));
%let rc=%sysfunc(fetch(&dsid));
%let rc=%sysfunc(dropnote(&dsid, &noteid));

関連項目:

前のページ|次のページ|ページの先頭へ