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RANEXP関数

指数分布からランダム変量を返します。

カテゴリ: 乱数
ヒント: 実行時にシード値を変更するには、RANEXP関数のかわりにCALL RANEXPルーチンを使用する必要があります。

構文

RANEXP(seed)

必須引数

シード

整数を指定する数値定数、変数または式です。seed ≤ 0の場合、シードストリームの初期化に時刻が使用されます。

範囲 seed < 231 −1
参照項目 シード値の詳細については、シード値を参照してください。

詳細

RANEXP関数は、パラメータ1を使用した指数分布から生成される変量を返します。RANUNI一様変量に適用される逆変換法が使用されます。
パラメータLAMBDAを使用して指数変量Xを次のように生成できます。
x=ranexp(seed)/lambda;
位置パラメータALPHAと尺度パラメータBETAを使用して極値変量Xを次のように生成できます。
x=alpha−beta*log(ranexp(seed));
パラメータPを使用して幾何変量Xを次のように生成できます。
x=floor(−ranexp(seed)/log(1−p));
データのシードとストリームおよび乱数関数の使用例については、乱数関数で単一のシードから複数の変数を生成するを参照してください。

比較

RANEXP関数にかわるCALL RANEXPルーチンは、シードおよび乱数ストリームをより高度に制御します。

関連項目:

関数:
CALLルーチン:
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