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SYSEXIST関数

環境内に動作環境変数が存在するかどうかを示す値を返します。

カテゴリ: SASファイルI/O
特殊

構文

SYSEXIST (argument)

必須引数

argument

検証する動作環境変数名である文字変数を指定します。

詳細

SYSEXIST関数は、動作環境変数があるかどうかを検索し、変数が見つかった場合は1、見つからなかった場合は0を返します。

比較

SYSEXIST関数は動作環境変数の存在を検証します。SYSGET関数は動作環境変数の値を取得します。

次の例では、環境内の動作環境変数として、HOMEは有効な変数、TESTは無効な変数であるものとします。SYSEXISTは両方の値を検証します。
data _null_;
   rc=sysexist("HOME");
   put rc=;
   rc=sysexist("TEST");
   put rc=;
run;
次の出力がログに書き込まれます。
rc=1 rc=0
SYSEXISTが値1を返す場合、検証対象の変数は動作環境変数です。SYSEXISTが値0を返す場合、検証対象の変数は環境内の動作環境変数ではありません。

関連項目:

関数:
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