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DACCDB関数

定率法による減価償却累積額を返します。

カテゴリ: 財務

構文

DACCDB(p, v, y, r)

必須引数

p

計算対象期間を示す数値です。整数でないp引数は、端数期間の前後で連続する2期間に償却が比例配分されます。

v

償却対象の資産の初期額を表す数値です。

y

資産の耐用期間を表す数値です。

範囲 y > 0

r

償却率を小数点値で表した数値です。

範囲 r > 0

詳細

DACCDB関数は定率法による減価償却累積額を返します。式は次のとおりです。
int(p)はpの整数部分です。p引数およびy引数には、期間を表す同じ単位を使って表す必要があります。rを2に設定すると倍額定率を得られます。

償却対象の初期額が$1000で、耐用期間が15年の資産があるとします。定率を200パーセントとする場合の最初の10年の償却額を表す式は次のとおりです。
   a=daccdb(10, 1000, 15, 2);
返される値は760.93です。第1引数および第3引数は年単位で表します。
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