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REWIND関数

データセットポインタをSASデータセットの先頭に配置します。

カテゴリ: SASファイルI/O

構文

REWIND(data-set-id)

必須引数

data-set-id

OPEN関数が返すデータセット識別子を指定する数値変数です。

制限事項 ISモードでデータセットを開くことはできません。

詳細

REWINDは、処理が成功した場合は0、失敗した場合は≠0を返します。REWINDの呼び出し後、FETCHの呼び出しでデータセットの開始オブザベーションを読み込みます。
アクティブなWHERE句がある場合、REWINDはWHERE条件を満たす開始オブザベーションにデータセットポインタを移動します。

この例では、FETCHOBSを呼び出して、データセットMYDATAの10番目のオブザベーションをフェッチします。次に、REWINDを呼び出して開始オブザベーションに戻り、開始オブザベーションをフェッチします。
%let dsid=%sysfunc(open(mydata, i));
%let rc=%sysfunc(fetchobs(&dsid, 10));
%let rc=%sysfunc(rewind(&dsid));
%let rc=%sysfunc(fetch(&dsid));

関連項目:

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