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RANTBL関数

テーブル形式の確率分布からランダム変量を返します。

カテゴリ: 乱数
ヒント: 実行時にシード値を変更するには、RANTBL関数のかわりにCALL RANTBLルーチンを使用する必要があります。

構文

RANTBL(seed, p1...pi..., pn)

必須引数

シード

整数を指定する数値定数、変数または式です。seed ≤ 0の場合、シードストリームの初期化に時刻が使用されます。

範囲 seed < 231−1
参照項目 シード値でシード値の詳細を参照してください。

pi

数値定数、変数または式です。

範囲 0 < in に対し 0 ≤ pi ≤ 1

詳細

RANTBL関数はp1からpnで定義される確率質量関数から生成される変量を返します。RANUNI一様変量に適用される逆変換法が使用されます。RANTBLは次を返します。
インデックスj < nの場合、modified cap sigma with i equals 1 below and with j above . p sub i , greater than or equal to 1. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。 RANTBLはインデックスは、インデックス1からjのみを返します。jの発生確率は 1 minus . modified cap sigma with i equals 1 below and with j minus 1 above . p sub i. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。
n=3およびP1、P2、P3をP1+P2+P3=1で定義する3つの確率とし、M1、M2、M3を3つの変数とします。これらのステートメントの変数Xは
array m{3} m1-m3;
x=m{rantbl(seed, of p1-p3)};
それぞれP1、P2、P3の発生確率を持つ値M1、M2、M3のいずれかに割り当てられます。
乱数CALLルーチンの効果的な使用方法と例については、ストリームを開始、停止および再開するを参照してください。

比較

RANTBL関数にかわるCALL RANTBLルーチンは、シードおよび乱数ストリームをより高度に制御します。

関連項目:

関数:
CALLルーチン:
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