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RANTRI関数

三角分布からランダム変量を返します。

カテゴリ: 乱数
ヒント: 実行時にシード値を変更するには、RANTRI関数のかわりにCALL RANTRIルーチンを使用する必要があります。

構文

RANTRI(seed, h)

必須引数

シード

整数を指定する数値定数、変数または式です。seed ≤ 0の場合、シードストリームの初期化に時刻が使用されます。

範囲 seed < 231−1
参照項目 シード値でシード値の詳細を参照してください。

h

分布のモードを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 0<h<1

詳細

CALL RANTRI関数は分布のモーダル値である、パラメータhを使用した間隔(0,1)の三角分布から生成される変量を返します。RANUNI一様変量に適用される逆変換法が使用されます。
A≤C≤Bの場合、モードCを使用する間隔(A,B)の三角分布Xは、次のように生成できます。
x=(b-a)*rantri(seed, (c-a)/(b-a))+a;
データのシードとストリームおよび乱数関数の使用例については、乱数関数で単一のシードから複数の変数を生成するを参照してください。

比較

RANTRI関数にかわるCALL RANTRIルーチンは、シードおよび乱数ストリームをより高度に制御します。

関連項目:

関数:
CALLルーチン:
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