前のページ|次のページ

DOPTNUM関数

ディレクトリで使用可能な情報項目数を返します。

カテゴリ: 外部ファイル
Windows固有: 使用可能な情報項目は、Directoryのみです。
UNIX固有: 使用可能な情報項目は、ディレクトリパス名、所有者、グループ、権限、最終変更時間です。
z/OS固有: 使用可能な情報項目は、システム構成によって異なります。

構文

DOPTNUM(directory-id)

必須引数

directory-id

DOPEN関数によってディレクトリが開かれたときに割り当てられた識別子を指定する数値変数です。

詳細

Windows固有: 1つの情報項目、Directoryを使用できます。したがって、この関数により値1が返されます。
UNIX固有: 任意のディレクトリで使用可能な情報項目は、ディレクトリパス名(directory-idのパス名)、所有者、グループ、権限、最終変更時間です。したがって、この関数により値5が返されます。
z/OS固有: 使用可能な情報項目の数は、システム構成によって異なります。詳細については、z/OS環境: UFSディレクトリに使用可能なディレクトリ情報項目z/OS環境: PDSのディレクトリ情報項目およびz/OS環境: PDSEのディレクトリ情報項目を参照してください。

例1: 情報項目数を取得する

この例では、ディレクトリMYDIRで使用可能なシステム依存のディレクトリ情報項目数を取得し、ディレクトリを閉じます。
%let filrf=mydir;
%let rc=%sysfunc(filename(filrf, physical-name));
%let did=%sysfunc(dopen(&filrf));
%let infocnt=%sysfunc(doptnum(&did));
%let rc=%sysfunc(dclose(&did));

例2: DATAステップ内でDOPTNUMを使用する

この例では、MYDIRディレクトリで使用可能なシステム依存の情報項目数を取得するデータセットを作成します。
data _null_;
   rc=filename("mydir", "physical-name");
   did=dopen("mydir");
   infocnt=doptnum(did);
   rc=dclose(did);
run;

関連項目:

前のページ|次のページ|ページの先頭へ