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カテゴリ別のグローバルステートメント

次の表には、機能別に8つのカテゴリにまとめたSASグローバルステートメントの一覧と簡単な説明を示します。
カテゴリ別のグローバルステートメント
ステートメントのカテゴリ
機能
アクション
データ行の終わりを示すか、またはプレースホルダとして動作します。
データアクセス
SASライブラリ、SASカタログ、外部ファイル、出力デバイスに参照名を関連付け、リモートファイルにアクセスします。
情報
プログラムデータベクトルに関する追加情報を提供します。
ログ制御
SASログの出力内容を変更します。
動作環境
動作環境に直接アクセスします。
出力制御
SAS出力にタイトルとフットノートを追加します。また、さまざまな形式で出力を提供します。
プログラム制御
SASプログラムを処理する方法を制御します。
次の表には、SASグローバルステートメントの一覧と簡単な説明を示します。詳細については、各ステートメントの説明を参照してください。
カテゴリ 言語要素 説明
アクション ヌルステートメント データの終わりを示すか、またはプレースホルダとして動作します。
出力制御 FOOTNOTEステートメント プロシジャまたはDATAステップの出力の下部にテキストを10行まで書き込みます。
TITLEステートメント SAS出力に使用するタイトルを指定します。
情報 MISSINGステートメント 入力データ内で数値データの特殊欠損値を表す文字を割り当てます。
データアクセス CATNAMEステートメント 複数のカタログをカタログ参照名(ショートカット名)に関連付け、1つのカタログに論理的に結合します。また、1つまたはすべてのカタログ参照名をクリアします。1つの連結またはすべての連結に含まれる連結カタログをリストします。
FILENAMEステートメント SASファイル参照名を外部ファイルまたは出力デバイスと関連付けたり、ファイル参照名と外部ファイルの関連付けを取り消します。また、外部ファイルの属性を書き込みます。
FILENAMEステートメント、CATALOGアクセス方式 SASカタログを外部ファイルとして参照できます。
FILENAMEステートメント、CLIPBOARDアクセス方式 ホストコンピュータ上のクリップボードに対して、テキストデータを読み込み、書き込みできます。
FILENAMEステートメント、DATAURLアクセス方式 ユーザー指定のテキストからデータを読むことができます。
FILENAMEステートメント、EMAIL (SMTP)アクセス方式 SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)電子メールインターフェイスを介して、SASから電子メールをプログラムによって送信できます。
FILENAMEステートメント、FTPアクセス方式 FTPプロトコルを使用してリモートファイルにアクセスできます。
FILENAMEステートメント、Hadoopアクセス方式 Hadoop分散ファイルシステム(HDFS)にアクセスできるようにします。HDFSのロケーションは構成ファイルで指定します。
FILENAMEステートメント、SFTPアクセス方式 SFTPプロトコルを使用してリモートファイルにアクセスできます。
FILENAMEステートメント、SOCKETアクセス方式 TCP/IPソケットからの読み込みや書き込みができるようにします。
FILENAMEステートメント、URLアクセス方式 URLアクセス方式を使用してリモートファイルにアクセスできます。
FILENAMEステートメント、WebDAVアクセス方式 WebDAVプロトコルを使用してリモートファイルにアクセスできます。
FILENAMEステートメント、ZIPアクセス方式 ZIPファイルにアクセスできるようにします。
LIBNAMEステートメント SASライブラリへのライブラリ参照名(ショートカット名)の関連付けや関連付けの取り消し、1つまたはすべてのライブラリ参照名の関連付けの取り消しを実行します。また、SASライブラリの属性のリスト、SASライブラリの連結やSASカタログの連結を実行します。
JMP EngineのLIBNAMEステートメント ライブラリ参照名をJPMデータテーブルに関連付け、JMPデータテーブルの読み込みや書き込みを実行できるようにします。
WebDAVサーバーアクセスのLIBNAMEステートメント SASライブラリにライブラリ参照名を関連付け、WebDAV (Web-based Distributed Authoring And Versioning)サーバーにアクセスできるようにします。
動作環境 Xステートメント SASセッションから動作環境のコマンドを発行します。
プログラム制御 CHECKPOINT EXECUTE_ALWAYSステートメント チェックポイント-再開データを無視して、このステートメントの直後にあるDATAステップまたはPROCステップを実行するように指示します。
DMステートメント SASプログラムエディタ、ログ、プロシジャ出力、テキストエディタの各コマンドをSASステートメントとしてサブミットします。
ENDSASステートメント 現在のDATAステップまたはPROCステップを実行した後に、SASジョブまたはSASセッションを終了します。
%INCLUDEステートメント SASプログラミングステートメント、データ行、またはその両方を現在のSASプログラムに読み込みます。
%LISTステートメント 現在のセッション中に入力された行を表示します。
LOCKステートメント 既存のSASファイルに対する排他的ロックの取得、リスト出力、または解除を行います。
OPTIONSステートメント 1つまたは複数のSASシステムオプションの値の指定や変更を行います。
RUNステートメント すでに入力されているSASステートメントを実行します。
%RUNステートメント %INCLUDE *ステートメントの後にあるソースステートメントを終了します。
SASFILEステートメント SASデータセットを開き、ファイル全体をメモリに保持するために必要なバッファを割り当てます。
SYSECHOステートメント グローバルステートメントの完了イベントを送信し、テキスト文字列をIOMクライアントに戻します。
ログ制御 コメントステートメント ステートメントまたはプログラムの目的を説明します。
PAGEステートメント SASログの新しいページにスキップします。
RESETLINEステートメント SASログ内のプログラムの行番号を1にリセットします。
SKIPステートメント SASログ内にブランク行を1行作成します。
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