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%RUNステートメント

%INCLUDE *ステートメントの後にあるソースステートメントを終了します。

該当要素: 任意の場所
カテゴリ: プログラム制御

構文

%RUN;

引数なし

%RUNステートメントを実行すると、(%RUNステートメントと同じ行にある後続のSASステートメントを含む)キーボードからの入力の読み込みを中止して、前の入力ソースの読み込みを再開します。

詳細

アスタリスク付きの%INCLUDEステートメントは、キーボードからソース行を入力することを指定します。
注: Microsoft Windows動作環境で拡張エディタを使用する場合、アスタリスク(*)を使用してキーボード入力を指定することはできません。

比較

RUNステートメントは、それまでに入力されたDATAステップやPROCステップを実行します。%INCLUDEステートメントを使用してキーボードからのデータ入力を許可している場合、%RUNステートメントはソースステートメントのプロンプトを終了し、プログラムコントロールを元のソースプログラムに戻します。
プロンプトの形式はSASセッションの実行方法によって異なります。キーボードからの入力は、対話型ラインモードや非対話型モードにおいて最も便利な機能ですが、ウィンドウ環境やバッチモードでも使用できます。バッチモードでSASを実行している場合、ファイル参照名SASTERMで参照されている外部ファイルに%RUNステートメントを指定します。

例: キーボードからソース行を入力する

%INCLUDEステートメントにキーボード入力ソースを要求するには、このステートメント後ろにアスタリスクを追加します。
%include *;
注: Microsoft Windows動作環境で拡張エディタを使用する場合、アスタリスク(*)を使用してキーボード入力を指定することはできません。
このステートメントを実行すると、キーボードからソース行を入力するようにプロンプトが表示されます。キーボードからコードの入力が終了したら、次のステートメントを入力して%INCLUDEを含むプログラムに処理を戻します。
%run;

関連項目:

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