OPTIONSステートメントで実行される変更は、ジョブ、セッション、SASプロセスを終了するまで、または他のOPTIONSステートメントでオプションを再度変更するまで有効となります。SASシステムオプションは、OPTIONSステートメントやオプションウィンドウから指定できます。また、SASの起動時やSASプロセスの初期化時にも指定できます。
サイト管理者によって制限されているオプションを設定しようとすると、オプションは規制されていて変更はできないというメッセージを出力します。詳細については、XisError: No pubcode in link data found for lesysoptsrefを参照してください。
注: すべてのSASジョブまたはセッションで特定のオプショングループを有効にするには、autoexecファイルにOPTIONSステートメントを保存するか、構成ファイルまたはcustom_option_setにシステムオプションを記述します。
注: システムオプションがヌル値の場合、GETOPTION関数を実行すると、' '(一重引用符で囲まれた1つのブランク)の値を返します(例:EMAILID=' '
)。このGETOPTIONの値は、OPTIONSステートメントに使用されます。
OPTIONSステートメントは、データ行の中を除き、SASプログラム内のどの位置にも配置できます。
動作環境の情報: 使用できるシステムオプションは、動作環境によって異なります。OPTIONSステートメントでシステムオプションの指定に使用する構文は、SAS起動時に使用する構文とは異なる場合があります。詳細については、各動作環境向けのSASドキュメントを参照してください。