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%LISTステートメント

現在のセッション中に入力された行を表示します。

該当要素: 任意の場所
カテゴリ: プログラム制御

構文

%LIST<n <:m | − m> >;

引数なし

対話型ラインモードの処理で引数を指定せずに%LISTステートメントを使用すると、これまでに入力したすべてのプログラム行が表示されます。

引数

n

n番目の行を表示します。

n–m

n番目からm番目までの行を表示します。

別名 n:m

詳細

指定可能な位置および指定する必要がある場合

%LISTステートメントはSASジョブ内のどこにでも指定することができますが、DATALINESステートメントと終わりを示すセミコロン(;)の間またはDATALINES4ステートメントと終わりを示す複数のセミコロン(;;;;)の間には使用できせん。このステートメントは、対話型ラインモードでSASプログラムコードをモニタ上に表示する場合に便利です。また、%INCLUDEステートメントの使用時に取得する行を決定する場合にも使用できます。

対話

注意:
SPOOLシステムオプションは、SASステートメントを保存するかどうかをすべての実行モードで制御します。
対話型ラインモードでSPOOLシステムオプションが有効に設定されている場合、すべてのSASステートメントとデータ行はサブミット時に自動的に保存されます。%%LISTステートメントを使用すると、これらを表示することができます。NOSPOOLオプションが有効に設定されている場合、%LISTステートメントを使用しても以前に入力した行は表示されません。

例: 現在のセッション中に入力された行を表示する

次の%LISTステートメントでは10番目から20番目の行を表示します。
   %list 10-20;

関連項目:

ステートメント:
システムオプション:
XisError: No pubcode in link data found for lesysoptsref
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