前のページ|次のページ

トラブルシューティング: SAS Visual Analytics

アクセスに関する問題

問題: サインインできません。
解決策:
  • エラーメッセージが Public access deniedである場合、メタデータで各ユーザーが適切に定義されていることを確認します。ユーザーのメタデータ定義で、ユーザーIDが修飾形式でない場合に、この問題が発生する可能性があります。この問題は、ユーザーのアカウントタブのパスワードや認証ドメインの割り当てが原因ではありません。 ユーザーの追加を参照してください。
  • Metadata Serverと中間層が実行中であることを確認してください。 その他のサーバーの操作を参照してください。
問題: アプリケーションまたは機能が見つかりません。
解決策:
  • 各ユーザーのメンバシップが適切な機能を提供していることを確認します。 役割と機能を参照してください。
  • そのユーザーが誤ってゲストとして接続していないことを確認します。 ゲストアクセスのサポートを参照してください。
  • 適切なアプリケーションがライセンスされインストールされていることを確認します。
問題: エクスプローラやデザイナでユーザーがLASRテーブルにアクセスできません。
解決策:
  • SAS LASR Analytic Serverが実行中であり、テーブルがロードされている必要があります。
  • メタデータで、LASR認証サービスが有効であることを確認します。SAS LASR Analytic Serverの接続オブジェクト用のプロパティウィンドウ内にあるオプションタブで、LASR 認証サービスを使用チェックボックスがオンになっていることを確認します。
  • 一意性のための要件が満たされていることを確認します。 In-Memory LASR名を参照してください。
問題: ユーザーが特定のLASRテーブルにアクセスできません。
解決策:
  • ユーザーがLASRテーブルのメタデータの読み取り許可および読み取り許可を有していることを確認します。また、SAS Trusted UserのReadMetadataアクセスがブロックされていないことを確認してください。 アクセス許可を参照してください。
  • テーブルに無効なアクセス許可条件がないことを確認します。テーブルの権限ページで、条件付き許可条件付き許可アイコンを探します。アクセスを復元するには、有効ではないアクセス許可条件をすべて削除します。必要な場合には、新しい条件を設定します。
    注: 条件付き許可付きのテーブルは、アクセス許可条件を無効にする情報でそのメタデータが更新されるとアクセスできなくなります。たとえば、アクセス許可条件がすでにテーブルの一部ではない列を参照している場合などがあります。
  • ターゲットLASRライブラリのLASRテーブルそれぞれが重複しない名前を持っている必要があります。たとえば、データビルダでコピーアンドペーストアクションを実行すると、特定のライブラリ内に同じ名前のテーブルが複数作成される可能性があります。アクセス権を復元するには、テーブルの1つを削除します。 テーブルのアンロード、リロード、削除を参照してください。
  • 同時ユーザーログインが許可されていることを確認します。 同時ユーザーログインに関するポリシーを参照してください。
  • テーブルが自動ロードされた場合、もう一度やり直してください。(自動ロードの処理中は、データ可用性が中断される場合があります。)
問題: ユーザーから機能を取り上げることができません。
解決策:
  • 解除したい機能を提供するどの役割にもそのユーザーが割り当てられていない必要があります。直接のメンバシップだけでなく、間接と暗黙のメンバシップも考慮します。登録ユーザーはすべて自動的にPUBLICグループとSASUSERSグループのメンバになることにも注意します。
  • そのユーザーが、Metadata Server: 無制限役割に割り当てられていないことを確認します。
問題: サードパーティのDBMSテーブルにアクセスできません。
解決策:
  • メインメニューバーから、ファイル次に認証キャッシュのクリアを選択します。その後、再度アクセスします。ユーザーIDとパスワードを要求するプロンプトが表示されたら、DBMS認証を入力します。
  • サードパーティのDBMSが専用認証を使用し、事前に割り当てられている場合、DBMSのユーザーIDとパスワードを保存する必要があります。SAS Intelligence Platform: Security Administration GuideHow to Store Passwords for a Third-Party Serverを参照してください。
問題: テーブルを登録できません。
解決策:
  • 必要なメタデータ層アクセス許可が許可されている必要があります。 タスク別のアクセス許可を参照してください。
  • 物理的なソーステーブルの読み取りアクセスが許可されている必要があります(ホスト層アクセス許可)。
  • Windows環境で、使用しているアカウントにバッチ ジョブとしてログオンというWindows権限が許可されていることを確認します。 ホストアカウント権限を参照してください。
  • ユーザーIDとパスワードを要求するプロンプトが表示されたら、Workspace Serverのホスト認証を入力します。
問題: エクスポートされたコードの実行に関する問題(Metadata Serverに接続できません)。
解決策:
  • Metadata Serverの接続情報が、エクスポートされたコード内に含まれていません。接続情報を提供するか、または接続情報をすでに含んでいるSASセッション(SAS DATA Step Batch Serverセッションなど)を使用します。Metadata Server接続オプションについては、SAS Language Interfaces to Metadataを参照してください。

サーバー操作に関する問題

問題: SAS LASR Analytic Serverを開始できません。
解決策:
  • ホスト層の要件がすべて満たされていることを確認します。 ホストアカウント権限を参照してください。
    注: ホスト層の権限に対する調整がすぐに反映されない場合、サインアウトしてブラウザを閉じてから、再びSAS Visual Analyticsにアクセスしてください。
  • サーバーのメタデータ定義が完了していることを確認します。特に、インストールパス、署名ファイル場所および使用するマシン数が有効な値である必要があります。 SAS LASR Analytic Serverの追加を参照してください。
    注: 関連するエラーメッセージとして示されるのは、 Failed to create a LASR Analytic Server signature fileです。
  • 特定ホスト上の各サーバーが一意のポート番号を使用していることを確認します。
  • 配置に複数のSAS Application Serverがある場合は、適切なサーバーが使用されていることを確認します。 複数のSAS Application Serverの使用を参照してください。
  • エラーに、LASRプロシジャが見つからないことが示されている場合、使用されているWorkspace ServerにSAS Visual Analyticsソフトウェアの有効なライセンスがあることを確認します。
  • エラーに、使用可能なパスのリスト内にパスが含まれていないことが示されている場合、ロックダウン型のサーバーを参照してください。
  • ホスト名がSAS LASR Analytic Serverの接続オブジェクトに正しく指定されていることを確認します。
    注: 関連するエラーメッセージとして示されるのは、 You cannot combine the STARTSERVER or SERVEROPTS= syntax with the specification of a host other than the local machineです。
問題: SAS LASR Analytic Serverを停止できません。
解決策:
  • そのサーバーに関して管理アクセス許可を有していることを確認します。
  • ホスト層の要件がすべて満たされていることを確認します。 ホストアカウント権限を参照してください。
  • エラーが Procedure LASR not foundである場合、使用されているWorkspace ServerにSAS Visual Analyticsソフトウェアの有効なライセンスがあることを確認します。
  • 同時ユーザーログインが許可されていることを確認します。 同時ユーザーログインに関するポリシーを参照してください。
  • SAS中間層が最近再起動された場合、サーバーが応答しなくなる可能性があります。 非分散サーバーの依存関係を参照してください。
問題: サーバーに関する最新アクションログが提供されません。
解決策:
  • 当該サーバーに関するアクションがLASRサーバータブから開始されたことが一度もない場合、そのサーバーの最新アクションログは存在しません。
  • すべてのアクションが最新アクションログを生成するとは限りません。ほとんどの場合、successおよびfailure結果は最新アクションログを生成しますが、not processed結果は最新アクションログを生成しません。
  • サーバーの最新アクションログファイルがそのファイルシステムの場所から削除されている場合、そのサーバーに使用可能な最新アクションログはありません。最新アクションログは、スイートレベルの構成プロパティにより指定されたディレクトリに書き込まれます。 va.lastActionLogPathを参照してください。
問題: SAS LASR Analytic Serverのモニタグラフが空白です。
解決策:
  • SAS LASR Analytic Serverが実行中である必要があります。
  • SAS LASR Analytic Serverが分散型である必要があります。非分散サーバーではモニタタブはサポートされません。
  • service.propertiesファイル内におけるTKGridの場所が正しいことを確認します。このファイルは、/Applications/SASVisualAnalytics/HighPerformanceConfigurationの下のSAS構成ディレクトリ内にあります。
    注: サーバー定義のHigh-Performance Analytics環境のインストール場所フィールドに変更を加える場合、モニタサーバーのプロパティファイルにもそれと同じ変更を手動で加える必要があります。
  • モニタサーバーを再起動します。 モニタサーバーの管理を参照してください。
問題: プロセスモニタタブでテーブル詳細が提供されません。
解決策:
  • 中間層のマシンに必要なネットワークの名前解決が必要です。 ネットワーク名解決を参照してください。
問題: LASRサーバータブで、インスタンスごとのメモリゲージが利用できません。
解決策:
  • 仮想メモリ列が表示されない場合、非分散サーバーです。非分散サーバーではインスタンスごとのメモリゲージはサポートされません。
  • 仮想メモリが空欄の場合:

ロード、リロードおよびインポートに関する問題

問題: テーブルをロード、リロードまたはインポートできません。
解決策:
  • 必要な権限を持つアカウントを使用してSAS LASR Analytic Serverにアクセスできることを確認します。 ホストアカウント権限を参照してください。
  • 出力フォルダ、LASRライブラリおよびLASRテーブル(該当する場合)に関して必要なメタデータ層のアクセス許可を有していることを確認します。 アクセス許可を参照してください。
  • 暗号化されたSASHDATライブラリに対してアクションを行う場合、ライブラリへのメタデータ層の読み取りアクセス権を当該ユーザーが持っていることを確認します。 SASHDATファイルのディスク上での暗号化を参照してください。
  • 起動時のリロードをサポートしているライブラリに対するアクションを行う場合、関連付けられているデータプロバイダライブラリへのホストアクセス権を当該ユーザーが持っていることを確認します。 開始時のリロードを参照してください。
    注: ライブラリが暗号化されている場合、対応する保護フォルダ、保護ライブラリ、保護テーブルオブジェクトに関する必須のメタデータ層アクセス許可を当該ユーザーが持っていることを確認します。 開始時のリロードファイルのディスク上での暗号化を参照してください。
  • パブリック領域へのインポートの場合、va.publicLASRLibrary、va.publicLASRServer、va.defaultPublicFolderの各構成プロパティによって参照されるライブラリ、サーバー、フォルダが存在していることを確認します。 構成プロパティを参照してください。
  • ユーザーが必須フィールドに値を入力した後もインポートウィンドウのOKボタンが無効のままとなり、拡張パネルが表示されない場合、当該ユーザーがva.publicLASRLibraryプロパティで指定されたライブラリへのメタデータの読み取りアクセス許可を持っていることを確認します。
  • テーブルがリロードできないことをメッセージが示している場合、異なる方法を使用して、テーブルを再度使用可能にします。 リロード方式を参照してください。
  • メモリ制限がアクションを妨げているかどうかを判断します。
    • LASRサーバータブのステータス列で、ターゲットサーバーが最大容量を上回っていないことを確認します。 テーブルのスペースの制限を参照してください。
    • 分散サーバーの場合、(すべてのプロセスによる)合計メモリ使用量が設定された制限以上ではないことを確認します。 メモリ制限を参照してください。
  • 同時ユーザーログインが許可されていることを確認します。 同時ユーザーログインに関するポリシーを参照してください。
  • 共存HDFSまたはNFSマウントされたMapRのみ:
    • ソースパスとサーバータグ間の一致を通じて、ソースライブラリがLASRライブラリとペアになっていることを確認します。たとえば、ディレクトリ/users/sasdemo内にあるテーブルは、そのサーバータグがusers.sasdemoであるLASRライブラリにロードされる必要があります。 LASRライブラリの追加を参照してください。
    • HadoopサーバーとSAS LASR Analytic Serverが、それらのメタデータ定義の関連付けられているマシンフィールドで同一の完全修飾ホスト名を持つことを確認します。
      • Hadoopサーバーで、オプションタブを選択します。
      • SAS LASR Analytic Serverで、オプションタブを選択し、詳細設定ボタンをクリックした後、詳細オプションタブを選択します。
      注: この問題に関するメッセージでは、ターゲットライブラリがunidirectionalであるとして記述されます。
  • テーブルの入力を求められた場合、データのエクスポートとインポートに関する注意点を確認します。SAS Intelligence Platform: System Administration GuideReference Information for Promotion Toolsを参照してください。
問題: テーブルに関する最新アクションログが提供されません。
解決策:
  • 当該テーブルに関するアクションがLASRテーブルタブから開始されたことが一度もない場合、そのテーブルの最新アクションログは存在しません。
  • すべてのアクションが最新アクションログを生成するとは限りません。ほとんどの場合、successおよびfailure結果は最新アクションログを生成しますが、not processed結果は最新アクションログを生成しません。
  • テーブルの最新アクションログファイルがそのファイルシステムの場所から削除されている場合、そのテーブルに使用可能な最新アクションログはありません。最新アクションログは、スイートレベルの構成プロパティにより指定されたディレクトリに書き込まれます。 va.lastActionLogPathを参照してください。
問題: LASRテーブルタブで、テーブルがリストされません。
解決策:
  • 中間層のマシンに必要なネットワークの名前解決が必要です。 ネットワーク名解決を参照してください。
  • フィルタ(同タブのツールバー内にあるもの)により、表示されるはずのテーブルが隠されていないことを確認します。
問題: テーブルのロードウィンドウで、OKボタンが無効になっています。
解決策:
  • LASRテーブルセクションに名前を入力します。ウィンドウ内で別のフィールドの1つをクリックしてから、OKをクリックします。
問題: 同じ場所にあるHDFSまたはNFSマウントされたMapRからデータをロードする際に、出力テーブル名を変更できません。
解決策:
  • テーブルをデータプロバイダに再び追加します。このトランザクション中に、出力テーブルに別の名前を割り当てます。共存HDFSまたはNFSマウントされたMapRからデータをロードする場合、出力テーブルに別の名前を選択できません。 ロードの管理を参照してください。
問題: 自動ロードに関する問題
解決策:
  • 自動ロードに関するその他の注意点を確認します。
  • 自動ロードのログを調べます。次に場所の例を示します。
    Windows
    C:\sas\Config\Lev1\Applications\SASVisualAnalytics\VisualAnalyticsAdministrator\Logs
    UNIX
    /opt/sas/config/Lev1/Applications/SASVisualAnalytics/VisualAnalyticsAdministrator/Logs
  • 関連付けられたAutoLoad.sasファイルで、AL_META_LASRLIB=の値が適切なLASRライブラリのメタデータ名を参照していることを確認します。(AL_META_LASRLIB=値がオペレーティングシステムのディレクトリを参照しないようにします。)
    注: 関連するエラーメッセージとして示されるのは、 LASR Auto Load directory validation failed および Ensure that connection to metadata server is configured properly and that the proper autoload folder structure existsです。
  • Windowsでは、Windowsのホストディレクトリの場所を指定する場合、フォワードスラッシュ(/)ではなくバックスラッシュ(\)を使用していることを確認します。
    注: Windowsのタスクスケジューラで、関連する最終実行結果として示されるのは、 The system cannot move the file to a different disk driveです。
前のページ|次のページ|ページの先頭へ
最終更新: 2018/10/24