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構成プロパティ

構成プロパティの設定方法

  1. SAS管理コンソールプラグインタブで、アプリケーション管理次に構成マネージャ次にSAS Application Infrastructure次にVisual Analyticsに移動します。必要に応じてノードを展開し、適切なノードを右クリックして、プロパティを選択します。
    • Visual Analyticsノードでスイートレベルのプロパティを設定します。
    • Visual Analytics Explorerノードでエクスプローラのプロパティを設定します。
    • Visual Analytics Hyperlink Serviceノードでアラートプロパティを設定します。
    • Visual Analytics Transport ServiceノードでSAS Mobile BIのプロパティを設定します。
    • Visual Analytics ViewerノードでWebビューアのプロパティを設定します。
    注: 簡潔にするため、このトピックの手順と図ではバージョン番号は省略されています。
  2. 適切なプロパティダイアログボックスの詳細タブで、値を追加または設定します。
  3. 変更を反映させるには、SAS Web Application Serverを再起動する必要があります。その方法の1つとして、SAS-configuration-directory/Web/Scripts/AppServer/からすべてのインスタンスを再起動します。
    UNIX
    appsrvconfig.sh restart
    Windows
    appsrvconfig.cmd restart
詳細およびその他の方法については、SAS Intelligence Platform: Middle-Tier Administration GuideUnderstanding SAS Web Application Server ManagementおよびUsing Configuration Managerを参照してください。

スイートレベルのプロパティ

ヒント
Visual Analyticsノードを使用します(特に指定のない限り)。
App.AllowGuest
ゲストアクセスを有効化/無効化します。有効な値は、truefalseです。 ゲストアクセスのサポートを参照してください。
注: 新しい配置では、このプロパティはVisual Analytics Transport ServiceノードおよびVisual Analytics Viewerノード上で設定され、スイートレベルでは設定されません。
ヒント
ホームページへのゲストアクセスを有効/無効にするには、アプリケーション管理次に構成マネージャ次にSAS Application Infrastructure次にVisual Analytics Hubノード上でこのプロパティを設定します。
las.caching.key.lifetime
LASRセキュリティキーが中間層にキャッシュされる時間(秒単位)を設定します。デフォルトは180秒(3分)です。SASテクニカルサポートから指示されない限り、カスタム値は設定しないようにします。
las.caching.permission.lifetime
アクセス許可情報がLASR Authorization Serviceによってキャッシュされる時間(秒単位)を設定します。デフォルトは900秒(15分)です。SASテクニカルサポートから指示されない限り、カスタム値は設定しないようにします。
las.caching.user.lifetime
ユーザー情報がLASR Authorization Serviceによってキャッシュされる時間(秒単位)を設定します。デフォルトは-1です(キャッシュには時間ベースの有効期限はありません)。デフォルト設定では、ユーザーオブジェクトは、要求ユーザーのセッション終了までキャッシュ内に保持されます。SASテクニカルサポートから指示されない限り、カスタム値は設定しないようにします。
lasrmgmt.server.monitor.refresh
LASR管理サービスの情報キャッシュの更新間隔(秒)を設定します。この設定は、LASRサーバータブおよびLASRテーブルタブ上での更新タイミングに影響します。デフォルト値は60です。デフォルト値は、ほとんどの配置に適切なトレードオフ(反応性、システムリソースの消費および情報の現在性の間)を提供します。
注: このプロパティを0に設定すると、LASR管理サービス情報はキャッシュされません。キャッシュが無効になると、サーバーのテーブル制限に対する変更がすぐに反映され、情報が要求ごとにオンデマンドで取得されます。情報要求の応答時間が増えます。
va.AuditingEnabled
アプリケーションが記録レコードを書き込むかどうか指定します。有効な値は、truefalseです。デフォルトはfalseです。
注意:
記録データは、ディスクスペースと処理容量を大量に消費することがあります。
記録を有効にする場合は、記録データを含むテーブルのサイズを管理する必要があります。 安全な記録の有効化方法を参照してください。
va.baseSchedulingFolder
レポート配信に使用されるジョブとフローの親フォルダの場所を指定します。デフォルトは/System/Applications/SAS Visual Analytics/ScheduledDistributionです。 レポート配信のサポートを参照してください。
注: レポートをスケジュールするには、ユーザーは指定した基本フォルダへのメンバメタデータの書き込みアクセスを持つ必要があります。
va.ComparisonEpsilon
等しい、等しくない、より小さい、より大きい、以下、以上の数値比較で浮動小数の丸め誤差を示すための小さな数値を指定します。有効な値は倍精度です。デフォルトは1e-12です。等しいはずがないのに等しいとして比較されている値がある(またはその逆)という特殊な状況では、この値の変更を検討します。イプシロン比較は、比較対象の数値のサイズに対して(絶対的ではなく)相対的です。次の式が真の場合、aとbは等しいとみなされます。
ABS(a-b) <= epsilon * MAX(ABS(a), ABS(b))
va.dataServer.PublicLibrary
構成したデータサーバーの標準ライブラリを特定します。ライブラリの名前を変更した場合、このプロパティも更新する必要があります。
va.defaultLASRLibrary
Visual Analytics LASRサーバー用の事前定義LASRライブラリを指定します。このプロパティは使用されなくなりました。
va.defaultPublicFolder
データのインポートやロードにより生成されるLASRテーブルに関する標準的なメタデータの場所を指定します(たとえば、/Shared Data/SAS Visual Analytics/Public/LASRなど)。参照されるフォルダの名前を変更した場合、このプロパティも更新する必要があります。
va.defaultWorkspaceServer
スイートレベルのデフォルトSAS Application Serverを指定します。参照されるサーバーの名前(たとえばSASAppなど)を変更した場合、このプロパティも更新する必要があります。 使用するサーバーの決定を参照してください。
va.distribution.email.aggregate.attachments.mb
レポート配信メールの添付ファイルの最大結合サイズ(メガバイト単位)を設定します。このプロパティが指定されていない場合、デフォルト値は20になります。このプロパティに値-1を指定すると、サイズは無制限になります。 レポート配信のサポートを参照してください。
va.distribution.email.attachment.mb
レポート配信メールの個々の添付ファイルの最大サイズ(メガバイト単位)を設定します。初期値として-1が指定されており、サイズは無制限になります。このプロパティが指定されていない場合、デフォルト値は20になります。 レポート配信のサポートを参照してください。
va.extractRelationshipData
SAS Visual Analyticsオブジェクト間の関係に関するデータの定期的な抽出を有効化します。関係データは、リレーションシップサービスから管理レポートの自動ロードデータディレクトリ(ドロップ領域)に抽出されます。有効な値は、truefalseです。デフォルトはfalseです。 管理用レポートを参照してください。
va.GeoMapMaxResolution
別のOpenStreetMapサーバー(プロパティva.GeoMapServerUrlに指定されたもの)の場合、各ジオマップでの最大ズームレベルの解像度値を設定します。デフォルト値は156543.0339です。
va.GeoMapNumResolutions
別のOpenStreetMapサーバー(プロパティva.GeoMapServerUrlに指定されたもの)の場合、各ジオマップでのレベル数を設定します。デフォルト値は18です。
ヒント
各レベルは、ユーザーがズームインできる増分値に対応します。1つのレベルを追加すると解像度は2倍になり、タイル数は4倍になります。通常、23を超える値は実用的ではありません。
va.GeoMapServerUrl
別のOpenStreetMapサーバーを示すURLアドレスのカンマ区切りリスト(たとえば、http://serverA.org、http://serverB.org、http://serverC.org)を指定します。SASがホスティングするOpenStreetMapサーバーを使用する場合、このプロパティ値を空白のままにします。 OpenStreetMapサーバーを参照してください。
va.IgnoreMissingInCountDistinct
Distinct演算子を使用する場合に、カウントで欠損値を無視するかどううかを決定します。有効な値は、truefalseです。デフォルトはfalseです(重複しない値のカウントに欠損値が含まれます)。
注: このプロパティは、エクスプローラではなく、デザイナやビューアでのカウント動作に影響を与えます。
va.LASRMonitor.HostPort
分散SAS LASR Analytic Serverを監視するプロセスを実行するマシン名とポート番号を指定します。この値は、host:port形式で指定します(machine.company.com:9971など)。
va.lastActionLogPath
最新アクションログの場所を指定します。サーバー情報の取得および テーブル情報の取得を参照してください。標準的な場所は、/Applications/SASVisualAnalytics/VisualAnalyticsAdministrator/Monitoring/LogsにあるSAS構成ディレクトリ内になります。複数のマシンからなる配置の場合、指定した場所は中間層ホスト上にあります。
va.MaxTiesToIncludeOnRank
ランク操作で返せる同一ランク値の最大数を設定します。有効な値は整数です。デフォルト値は100です。
va.monitoringPath
特定のプロセスIDファイルとログの場所を指定します。標準的な場所は、/Applications/SASVisualAnalytics/VisualAnalyticsAdministrator/MonitoringにあるSAS構成ディレクトリ内になります。指定された場所は、Workspace Serverホスト上に存在している必要があります。
注: 特定のSAS LASR Analytic Serverでアーティファクトを監視するためのカスタムディレクトリを指定するには、当該サーバーの拡張属性を設定します。 VA.MonitoringPathを参照してください。
va.publicLASRLibrary
データのインポートやアクティビティのロードを行うための汎用ライブラリを指定します(Visual Analytics Public LASRなど)。参照されるライブラリの名前を変更した場合、このプロパティも更新する必要があります。
va.publicLASRServer
va.publicLASRLibraryと関連付けられるサーバーを指定します(Public LASR Analytic Serverなど)。
va.SASGeomapCommunicationProtocol
SAS Visual AnalyticsとSASがホスティングするOpenStreetMapサーバー間での接続プロトコルを設定します。有効な値はhttpおよびhttpsです。
va.SASGeomapEsriURL
サポートされているEsriサーバーを参照します。この値は、プロトコル、サーバーのホスト名、サーバーのRESTエンドポイントを指定するURLでなければなりません。 Esriサーバーを参照してください。
va.SelfServe.MaxUploadSizeInMegabytes
ユーザーがインポートできる最大ファイルサイズ(メガバイト単位)を指定します。このプロパティは、データビルダ、エクスプローラ、デザイナでのローカルファイルのインポートに影響します。デフォルト値は4096であり、これはブラウザベースの制約に対応しています。インポートアクティビティをより制限するには、このプロパティをより小さい値に設定します。このプロパティを使用して、ブラウザベースの制約を無効にすることはできません。
va.SelfService.ImportGoogleRowLimit
Google Analyticsからのインポートでの最大行数を設定します。デフォルト値は100000です。
va.SelfService.ImportRowsHardCap
セルフサービスインポート操作での最大行数を設定します。この値を超過した場合、データはインポートされません。初期値は設定されていません(つまり、初期状態では制限はありません)。
注: しきい値を強制するには、インポート操作ごとにデータプロバイダへのクエリが必要となります。このため、このプロパティに値を設定すると性能が低下する可能性があります。
va.SelfService.ImportRowsSoftCap
セルフサービスインポート操作を実行するユーザー向けの警告メッセージをトリガする行数を設定します。このメッセージは、インポート操作に長い時間がかかる可能性があることを示しています。初期値は設定されていません(つまり、初期状態では制限はありません)。
注: しきい値を強制するには、インポート操作ごとにデータプロバイダへのクエリが必要となります。このため、このプロパティに値を設定すると性能が低下する可能性があります。
va.supportSharedThumbnails
デザイナとエクスプローラでサムネイル(固有のプレビュー画像)を生成するかどうかを決定します。有効な値は、truefalseです。デフォルト値はfalse(固有のプレビュー画像を作成しない)になります。
注: 生成されたサムネイルは、Visual Analytics Hubソフトウェアコンポーネント上でこのプロパティもtrueに設定されている場合にのみ表示されます。 ホームページ: 構成プロパティを参照してください。

アラートプロパティ

ヒント
Visual Analytics Services次にVisual Analytics Hyperlink Serviceノードを使用します。
va.Alert.DefaultEvaluationIntervalMilliseconds
評価の間隔(アラート条件が満たされているかどうかの判定をシステムが実施する頻度)を指定します。デフォルトは600000ミリ秒(10分)です。
注: このプロパティは、カスタム間隔を使用しないアラートにのみ影響します。デザイナのアラートの編集ウィンドウで、システムデフォルトを使用を設定すると、このプロパティで使用される値を設定できます。
注: 長い間隔を指定すると、欠損インシデントのリスクが高まります(これは、今回の評価と次回の評価との間で、アラートの条件が間欠的にしか満たされなくなるためです)。短い間隔を指定すると、より多くのリソースが消費されるため、SAS Visual Analyticsスイート全体のアプリケーションのパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。
va.Alert.DefaultMaxEvaluationTimeMilliseconds
個々の評価の実施期間(評価が終了または再開するまでの期間)を指定します。デフォルトは1800000ミリ秒(30分)です。
va.Alert.EvaluationCycleMilliseconds
アラートが実行中であることをシステムが確認する頻度を指定します。デフォルトは30000ミリ秒(30秒)です。多くのアラートを登録する場合、この値を増やすことで、リソースの使用量を削減できます。
va.Alert.Eventgen.disabled
アラートが通知を生成するかどうかを指定します。デフォルトはfalseです。通知を無効にするには、このプロパティをtrueに設定します。
va.Alert.SMS.showServerName
Server: server-nameを、アラートにより生成されたSMSテキストメッセージの最後に追加するかどうかを指定します。デフォルトはtrueです。サーバー名がお使いの環境で有用でない場合や、メッセージが切り捨てられる可能性を減らしたい場合には、このプロパティをfalseに設定します。
va.AlertThreadPool.CoreSize
正常な状況で(現在のアラートの評価に)使用可能なスレッド数を指定します。デフォルト値は3です。
va.AlertThreadPool.IdleTimeoutSeconds
超過スレッドが終了せずにアイドル状態のままでいられる期間を指定します。アイドル状態の超過スレッドを終了させることで、指定されたCoreSizeの値までスレッドの数を削減できます。デフォルトは1800秒(30分)です。
注: このプロパティは、MaxSizeがCoreSizeよりも大きい場合にのみ適用されます。
va.AlertThreadPool.MaxSize
(現在のアラートの評価で)使用できるスレッドの最大数を指定します。負荷が大きい場合、追加のスレッドが一時的にCoreSizeに追加されます(最大値は、このプロパティに設定されている値になります)。デフォルト値は3です。
va.AlertThreadPool.QueueSize
キューイング可能なタスクの最大数を指定します。デフォルト値は100000です。

エクスプローラプロパティ

ヒント
Visual Analytics Explorerノードを使用します。
vae.DecisionTreeTimeout
エクスプローラがディシジョンツリー要求を作成した後に、応答を待機する時間(秒)に影響します。デフォルト値は300です。
vae.PageRowCount
テーブルビジュアルに対して返せるデータ量を制限します。テーブルの並べ替えが有効化されている場合、vae.PageRowCount制限は、その値がvae.SortResultLimitプロパティに指定した値を超える場合のみ適用されます。デフォルト値は10000です。
注: たとえば、この値が10000である場合、10000行のデータがクライアントに返されます。ユーザーがデータをスクロールし、10001番の行を渡した場合、クライアントは次の10000行をSAS LASR Analytic Serverに要求します。
vae.PathingPathLengthLimit
Sankey図のサーバー側最大パス長を設定します。この値は、1つのパスにおけるイベント(ノード)の最大数を指定します。最大パス長が指定値以上の場合、エクスプローラは、Sankey図は指定された値よりも長いパスを除外することを示すメッセージを表示します。このプロパティが指定されていない場合、デフォルト値は2000になります。
注: エクスプローラインターフェイスのクライアント側制御は、(Sankey図を容易に素早く表示するために)より厳格な追加の制限を提供します。
注: Sankey図の各パスには、イベント値に関して32,767文字という制限があります。イベントの幅により、有効なパス制限はvae.PathingPathLengthLimitに指定した値よりも小さくなる場合があります。この計算に関して、数値は40の幅を使用します。
vae.PathingTopKLimit
Sankey図でパスランキングにより選択されるパスのサーバー側最大数を設定します。このプロパティが指定されていない場合、デフォルト値は1000になります。
vae.PathingTransactionIdsLimit
Sankey図でトランザクションIDのための固有値のサーバー側最大数を設定します。このプロパティが指定されていない場合、デフォルト値は10000になります。
vae.TableSortingEnabled
ユーザーがエクスプローラで列のヘッダーをクリックしてアイテムを並べ替えられるようにするかを指定します。有効な値は、truefalseです。デフォルトはtrueです。

トランスポートサービスプロパティ

注: トランスポートサービスプロパティに関する最新の総合的な情報については、SAS Intelligence Platform: Middle-Tier Administration GuideConfiguration Properties: SAS Mobile BIを参照してください。利便性のため、トランスポートサービスプロパティについての情報の一部をここに記載しています。
ヒント
一部のトランスポートサービスプロパティは、モダンWebビューアやSAS Mobile BIなどの複数のコンポーネントに影響を与えます。
ヒント
Visual Analytics Services次にVisual Analytics Transport Serviceノードを使用します。
Printing.Timeout
デザイナやビューアなどのアプリケーションを通じたレポート印刷に影響する最大待機時間(ミリ秒単位)を設定します。デフォルトは900000ミリ秒(15分)です。このプロパティを無効にするには、値を0に設定します。
注: この設定は、印刷要求の最初のフェーズ(レポートパッケージの作成)には影響しません。この設定は、印刷要求の第2フェーズ(Stored Process呼び出しを使用して印刷ルーチンを実行)にのみ影響します。
viewerservices.data.default.interactive.drill.depth
オフラインドリルでSAS Mobile BIに送信されるデータの量を設定します。このプロパティは、階層を参照するビジュアルに適用されます。デフォルトは3です(ユーザーは3レベルのドリルダウンが可能)。特定のレポートで、3レベルを超える階層へのドリルダウンを可能にする必要がある場合は、値を変更します。
viewerservices.company.banner.logoUrl
このプロパティは現在サポートされていません。
viewerservices.company.banner.message
このプロパティは現在サポートされていません。
viewerservices.company.banner.title
このプロパティは現在サポートされていません。
viewerservices.default.max.cells.produced
単一のデータクエリでSAS Mobile BIに配信できるデータセルの最大数を設定します。デフォルトは250000個のデータセルです。ほとんどの環境ではこれで十分であり、Webアプリケーションサーバーのクラッシュが引き起こされることはありません。ごくまれな場合に、値の変更が必要になることがあります。
注: クエリのデータセル数が、このプロパティに指定した値を超える場合、SAS Mobile BIに返されるデータは切り捨てられます。表示されるレポート内のデータは不完全になります。
viewerservices.enable.whitelist.support
SAS Mobile BIへのアクセス管理に使用されるアプローチを制御します。有効な値を次に示します。
false ブラックリストが適用され、ホワイトリストが無視されます。この設定では、ブラックリストに記載されていないすべてのモバイルデバイスでSAS Mobile BIを使用できます。これがデフォルトです。
true ホワイトリストが適用され、ブラックリストが無視されます。この設定では、ホワイトリストに記載されたモバイルデバイスでのみSAS Mobile BIを使用できます。
注意:
ホワイトリストを有効化すると、既存ユーザーの妨げとなる可能性があります。
変更を加える前に、すべての有効なモバイルデバイスがホワイトリストに記載されていることを確認します。
ヒント
このプロパティを明示的に設定する代わりに、Administrator内でこの設定を行うこともできます。 デバイスの管理方法の変更を参照してください。
viewerservices.image.default.max.bytes
モバイルデバイスに配信できるイメージ(PNG、BMP、JPEGまたはGIF)の最大サイズを設定します。大きなイメージは、配信前にサーバー側でサイズ調整されます。デフォルトは307200(300 KB)であり、ほとんどの環境ではこれで十分です。この制約の変更が必要になることはあまりありませんが、必要であれば、値の変更を検討してください。中間層でのイメージのサイズ調整を完全に無効化するには、値を0に設定します。ただし、確実にダウンロード時間を短縮し、モバイルデバイスのメモリフットプリントを縮小するためには、このプロパティの値を増やしたり、この値を0に設定したりしないでください。
注: ユーザーはスケールタイプオプション(挿入次にその他次にイメージによりアクセス)を設定することで、各自のデバイスにおけるイメージのサイズ調整をカスタマイズできます。このオプションをNoneに設定すると、そのユーザーのデバイスには中間層のサイズ調整が適用されなくなります。
viewerservices.lasr.socketTimeout.milliseconds.interactions
SAS Mobile BIがSAS LASR Analytic Serverへの接続を試行する際の最大待機時間を設定します。このプロパティは、フィルタ、ブラシ、ドリルなどのタスクに対するモバイルデバイスからのライブ要求に適用されます。デフォルトは30000ミリ秒(30秒)であり、ほとんどの環境ではこれで十分です。SAS Mobile BIとSAS LASR Analytic Server間のセッションがタイムアウトする場合は、値の変更を検討します。
viewerservices.lasr.socketTimeout.milliseconds.subscribe
SAS Mobile BIがSAS LASR Analytic Serverと接続した際における、サブスクライブしたレポートのクエリへの応答の最大待機時間を設定します。デフォルトは300000ミリ秒(5分)であり、ほとんどの環境ではこれで十分です。一部のレポート内のクエリの実行時間が長い場合は、値の変更を検討します。
viewerservices.offline.limit.days
ダウンロード済みのモバイルレポートデータが、SAS Mobile BIにサインインしていないユーザーにとってどれくらいの期間利用可能な状態となるかを指定します。指定された日数の間オフライン状態となったユーザーは、モバイルレポートデータにアクセスする前にサインインする必要があります。デフォルト値は15です。このプロパティは、オフラインアクセスの制限時間機能を持つユーザーにのみ影響します。
viewerservices.passcode.attempts
SAS Mobile BIでパスコードを入力する際の連続試行失敗回数を制限します。デフォルト値は5です。試行が制限に達すると、ユーザーは15分間アプリケーションからロックアウトされます。ロックアウト時間が経過すると、ユーザーは再度パスコードの入力ができるようになります。再度、制限に達した場合は、すべてのカスタマイズコンテンツ(データ、レポート、設定、および接続情報)はモバイルデバイスから削除されます。
注: このプロパティは、モバイルデバイスのパスコードが必須機能を持つユーザーにのみ適用されます。
viewerservices.passcode.timeout
SAS Mobile BIでユーザーによるパスコードの再入力が必要となる頻度(分単位)を指定します。デフォルト値は15です。
viewerservices.validate.schema.create
SAS Mobile BIでレポートが表示される場合、XMLスキーマの検証が有効化されます。このプロパティがtrueに設定されている場合、レポートの作成に適用されるすべてのアクションがトランスポートログに書き込まれます。デフォルトはfalseです。SASテクニカルサポートから指示された場合に限り、このプロパティを設定します。
viewerservices.validate.schema.read
SAS Mobile BIでレポートが表示される場合、XMLスキーマの検証が有効化されます。このプロパティがtrueに設定されている場合、レポートのオープンと表示に適用されるすべてのアクションがトランスポートログに書き込まれます。デフォルトはfalseです。SASテクニカルサポートから指示された場合に限り、このプロパティを設定します。
viewerservices.validate.schema.write
SAS Mobile BIでレポートが表示される場合、XMLスキーマの検証が有効化されます。このプロパティがtrueに設定されている場合、レポートの書き出しに適用されるすべてのアクションがトランスポートログに書き込まれます。 ログ構成の調整を参照してください。デフォルト値はfalseです。SASテクニカルサポートから指示された場合に限り、このプロパティを設定します。

Webビューアのプロパティ

ヒント
Visual Analytics Viewerノードを使用します。
vav.ui.mode
Webビューアにおける特定の表現モードを管理者が強制的に使用させることができるようにします。
(未指定) vav.ui.modeプロパティが指定されていない場合、ユーザーが(Webビューアのデフォルトの表示設定で)クラシックを選択しているか、モダン表現モードをサポートしていないWebブラウザ(Microsoft Internet Explorer 9など)を使用している場合を除き、モダン表現モードが使用されます。
classic Flash表現モードを強制的に使用します。
modern ブラウザがHTML5表現モードをサポートしていない場合を除き、このモードを強制的に使用します。
注: モダン表現モードは右から左方向への(RTL)言語をサポートしていません。
ヒント
ホームページにおける特定の表現モードを強制的に使用させることができるようにするには、アプリケーションの表現モードプロパティを設定します。 ホームページ: 構成プロパティを参照してください。

関連項目:

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最終更新: 2018/10/24