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FILEREF関数

現在のSASセッションにファイル参照名が割り当てられているかどうかを確認します。

カテゴリ: 外部ファイル

構文

FILEREF(fileref)

必須引数

fileref

検証するファイル参照名を指定する文字定数、変数または式です。

Windows固有: fileref引数には、Windowsの環境変数を指定できます。指定するファイル参照名または環境変数は、引用符で囲む必要があります。
UNIX固有: fileref引数には、UNIXの環境変数を指定できます。指定するファイル参照名または環境変数は、引用符で囲む必要があります。
z/OS固有: fileref引数には、TSO ALLOCATEコマンドまたはJCL DDステートメントを使用して割り当てられたデータ定義名を指定できます。DATAステップでは、filerefに文字式、引用符で囲んだ文字列または値にファイル参照名が含まれるDATAステップ変数を指定できます。マクロでは、filerefに任意の式を使用できます。filerefがリテラルなファイル参照名である場合は、引用符で囲む必要があります。filerefが、値がファイル参照名となる文字変数の名前である場合は、引用符で囲まないでください。
範囲 1~8文字

詳細

負のリターンコードは、ファイル参照名は存在するが、そのファイル参照名に関連付けられた物理ファイルが存在しないことを示します。正の値は、ファイル参照名が割り当てられていないことを示します。ゼロの値は、ファイル参照名と外部ファイルの両方が存在することを示します。
ファイル参照名は、FILENAMEステートメントまたはFILENAME関数を使用して外部ファイルに割り当てることができます。
Windows固有: システムコマンドを使用してファイル参照名を割り当てることもできます。

例1: ファイル参照名が割り当てられていることの確認

この例では、ファイル参照名MYFILEが現在外部ファイルに割り当てられているかどうかをテストします。ファイル参照名が現在割り当てられていない場合は、システムエラーメッセージが発行されます。
%if %sysfunc(fileref(myfile))>0 %then
   %put MYFILE is not assigned;

例2: ファイル参照名とファイルの両方が存在することの確認

この例では、ファイル参照名とファイルの両方が存在するかどうかを判断するために、ゼロ値をテストします。
%if %sysfunc(fileref(myfile)) ne 0 %then
   %put %sysfunc(sysmsg());

関連項目:

ステートメント:
FILENAME Statement (SAS ステートメント: リファレンス)
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