ファイル参照名を外部ファイル、ディレクトリまたは出力デバイスに割り当てるか、または割り当てを取り消します。
カテゴリ: | 外部ファイル |
制限事項: | FILENAME関数を指定中のSASセッションがロックダウン状態で、その関数で指定されているパス名がロックダウンパスリストに追加されていない場合、その関数は失敗し、そのロックダウンデータに関連するファイルアクセスエラーは、SYSMSG関数を指定しない限り、SASログに生成されません。 |
外部ファイルに割り当てるファイル参照名を指定します。DATAステップの場合、filerefには文字式、ファイル参照名を指定する引用符で囲まれた文字列、または値にファイル参照名を含むDATAステップ変数を指定できます。マクロの場合(たとえば%SYSFUNC関数)、filerefは外部ファイルに割り当てるファイル参照名を値に含むマクロ変数の名前(アンパサンドは含まない)になります。
要件 | filerefが、DATAステップ変数である場合は、8文字以下で指定してください。 |
ヒント | ファイル参照名が、値が空白のDATAステップ文字変数で最大長が8文字の場合、またはfilerefで指定したマクロ変数の値がNULLの場合、ファイル参照名が生成され、それぞれ文字変数またはマクロ変数に割り当てられます。 |
外部ファイルを指定する文字定数、変数または式です。
ヒント | filename引数に対して空白値を渡すと、以前割り当てたファイル参照名の割り当てを取り消せます。 |
デバイスの種類、またはファイル参照名が物理ファイルではない入出力デバイスや場所を指定する場合は使用するアクセス方法を指定する文字定数、変数または式です。
デバイスがディスクドライブであることを指定します。
別名 | BASE |
ヒント | ファイル参照名をディスク上のファイルに割り当てるとき、DISKを指定する必要はありません。 |
ファイルへの出力を破棄することを指定します。
ヒント | DUMMYを指定すると、テストに便利な場合があります。 |
出力デバイスの種類が、グラフィックデータを受け取るグラフィックデバイスであることを示します。
名前の付いていないパイプを指定します。
注 | 一部の動作環境では、パイプはサポートされていません。 |
バッファされていないグラフィック出力デバイスを指定します。
プリンタまたはプリンタスプールファイルを指定します。
テープドライブを指定します。
ファイル名が割り当てられている間だけ存在する一時ファイルを作成します。一時ファイルにアクセスするには論理名を使用する必要があり、この一時ファイルは論理名が存在する間のみ使用できます。
制限事項 | 物理パス名は指定しないでください。指定すると、エラーが返されます。 |
ヒント | TEMPデバイスで操作されるファイルは、同じ属性を持ち、DISKファイルと同様な動作ができます。 |
ユーザーのパーソナルコンピュータを指定します。
Universal Printingプリンタ定義名を指定します。
ファイル属性や処理属性など、ホストに固有の詳細を指定します。
外部ファイルが保存されているディレクトリまたは分割データセットに割り当てられたファイル参照名を指定します。
%let filrf=myfile;
%let rc=%sysfunc(filename(filrf, physical-filename));
%if &rc ne 0 %then
%put %sysfunc(sysmsg());
%let rc=%sysfunc(filename(filrf));
%let rc=%sysfunc(filename(fname, physical-filename)); %if &rc %then %put %sysfunc(sysmsg()); %else %do; ... more macro statements ... %end;
%let filrf=mypipe; %let rc=%sysfunc(filename(filrf, %str(ls /u/myid), pipe));