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HARMEANZ関数

ゼロファジーを使用して、調和平均を返します。

カテゴリ: 記述統計量

構文

HARMEANZ(argument <, argument, ...>)

必須引数

argument

負でない数値定数、変数または式です。

ヒント 引数リストにはOFで始まる変数のリストを含められます。

詳細

いずれかの引数が負の場合、結果は欠損値になります。負の引数が無効であること示すメッセージがログに表示され、_ERROR_が1に設定されます。すべての引数が欠損値の場合、結果は欠損値になります。それ以外の場合、結果は非欠損値の調和平均になります。
いずれかの引数がゼロの場合、調和平均はゼロになります。それ以外の場合、調和平均は値の逆数の算術平均の逆数になります。
n. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。は、非欠損値の引数の数で、x sub 1 , comma , x sub 2 , comma dot dot dot comma , x sub n. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。 は、それらの引数の値です。調和平均は次のようになります。

比較

MEAN関数は算術平均(平均)、GEOMEAN関数は幾何平均、HARMEANZ関数は非欠損値の調和平均を返します。HARMEANやHARMEANZとは異なり、ほぼゼロの引数の値をファジー処理しません。

SASステートメントとその結果を次に示します。
SASステートメント
結果
x1=harmeanz(1, 2, 4, 4);
2
x2=harmeanz(., 4, 12, 24);
8
x3=harmeanz(of x1-x2);
3.2

関連項目:

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