コントロールを使用してセクションプロンプトを作成すると、レポートオブジェクトがセクションプロンプトコントロールと同じデータソースを使用している限り、ユーザーは値を選択して同じセクション内のそれ以外のレポートオブジェクトをフィルタリングできます。
セクションプロンプトについて重要なポイントを次に示します。
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セクションプロンプトとして使用できるコントロールは、ドロップダウンリスト、ボタンバーおよびテキスト入力に限定されています。
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コントロールを使用してセクションプロンプトを作成する場合、データをフィルタリングするための値を選択できます。一部の種類のコントロールでは、必須プロパティが選択されていない場合、Ctrlキーを押しながらクリックすることでフィルタの値をクリアすることが必要な場合があります。
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セクションプロンプトはレポートプロンプトの影響を受ける場合があります。
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情報ウィンドウではセクションプロンプトは使用できません。
7.4リリースから、カスケード(または依存)セクションプロンプトを作成できます。カスケードセクションプロンプトを使用すると、セクションプロンプトバーのオブジェクト間のフィルタインタラクションを作成できます。カスケードセクションプロンプトでは、データブラシは許可されません。
コントロールを使用してセクションプロンプトを作成するには、次の操作を行います。
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コントロールアイコンを左ペインのオブジェクトタブからキャンバス上のレポートオブジェクトの上部でタブの下にある領域にドラッグアンドドロップします。(“セクションプロンプトを作成するにはコントロールをここにドロップします”というヒントテキストを確認してください。)そのコントロールがキャンバス上のタブの下に表示されます。
注: プロンプトコンテナを使用してセクションプロンプトを作成することもできます。
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そのコントロール上にカテゴリ、メジャーまたはパラメータをドラッグアンドドロップします。たとえば、ドロップダウンリストコントロールをドラッグアンドドロップした場合は、Facility CityやFacility Stateなどのカテゴリを割り当てることができます。そのカテゴリで使用されている市区町村または都道府県がドロップダウンリストに取り込まれます。
右ペインの役割タブを使用して、カテゴリ役割と度数役割を指定することもできます。
ヒント
レポート内のセクションから別のセクションにセクションプロンプトを移動する場合、操作するインタラクションのデータソースマッピングを編集する必要があります。コントロールを右クリックし、
データソースマッピングの編集を選択します。
詳細については、データソースのマップを参照してください。
あるデータソースをセクションプロンプトが使用し、それとは別のデータソースをキャンバス上にあるレポートオブジェクトが使用する場合、コントロールを右クリックし、データソースマッピングの編集を選択してデータソースマッピングを変更できます。