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TZONES2U関数

SAS日時値をUTC日時値へ変換します。

カテゴリ: 日付と時間
制限事項: この関数にはI18Nレベル2ステータスが割り当てられ、SBCS、DBCS、およびMBCS (UTF8)と組み合わせて使用するように設計されています。 詳細については、次を参照してください。 国際化の互換性

構文

オプション引数

datetime

SAS日時値を指定します。

time-zone-id

SASで定義されたregion/area値を指定します。タイムゾーンIDの指定時、タイムゾーン名と夏時間ルールに基づきタイムゾーンが決定されます。

参照項目 タイムゾーンIDのリストについては、タイムゾーンIDとタイムゾーン名を参照してください。

詳細

TZONES2U()関数は、指定されたTIMEZONEのUTCベースの時間を返します。引数としてタイムゾーンIDを指定したTZONES2U(time-zone-id)関数は、指定したタイムゾーンIDに対するUTCベースの時間を返します。タイムゾーン名が現在のロケールで無効な場合は、エラーを受け取ります。

次の例では、SAS日時値をUTC時間値へ変換します。
ステートメント
結果
option locale=ja_JP TZ='JST' ;
data _null_ ;
  dt='05Nov2012:08:17:52'dt  ;
  utc1 = tzones2u(dt) ;
  utc2 = tzones2u(dt,'ASIA/TOKYO') ;
  utc3 = tzones2u(dt,'JST') ;
  put dt= /utc1= is8601dz. //;
  put dt= /utc2= is8601dz. // ;
  put dt= /utc3= is8601dz. // ;
run ;
dt=1667722672 utc1=2012-11-04T23:17:52+00:00 dt=1667722672 utc2=2012-11-04T23:17:52+00:00 dt=1667722672 utc3=2012-11-04T23:17:52+00:00
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