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EURDFDWNw.出力形式

指定したヨーロッパ言語で、SAS日付値から日の名前が書き出されます。

カテゴリ: 日付と時間
配置:

構文

EURDFDWNw.

説明

w

出力フィールドの幅を指定します。

デフォルトは使用する言語接頭辞に依存します。次の表に、各言語のデフォルト値を示します。
言語
デフォルト
アフリカーンス語(AFR)
9
カタロニア語(CAT)
9
クロアチア語(CRO)
10
チェコ語(CSY)
7
デンマーク語(DAN)
7
オランダ語(NLD)
9
フィンランド語(FIN)
11
フランス語(FRA)
8
ドイツ語(DEU)
10
ハンガリー語(HUN)
9
イタリア語(ITA)
9
マケドニア語(MAC)
10
ノルウェー語(NOR)
7
ポーランド語(POL)
12
ポルトガル語(PTG)
13
ロシア語(RUS)
11
スロベニア語(SLO)
10
スペイン語(ESP)
9
スウェーデン語(SVE)
7
フランス語(スイス) (FRS)
8
ドイツ語(スイス) (DES)
10
デフォルト 使用する言語接頭辞に依存します。
範囲 1-32
ヒント w を省略すると、日名全体が出力されます。

詳細

必要に応じて、SASにより出力形式の幅に合うように日名が切り捨てられます。EURDFDWNw.出力形式では、SAS日付値をday-name形式で書き出します。
day-name
日の名前です。
SASセッションの言語は、DFLANG=システムオプションを使用して設定できます(通常、SASインストール担当者が現地のデフォルトの言語を設定するので、この手順は省略できます)。複数言語で日付を取り扱う場合、EUR接頭辞を言語接頭辞に置換できます。言語接頭辞のリストについては、DFLANG= システムオプション:UNIX、Windows、およびz/OSを参照してください。出力形式で言語接頭辞を指定した場合、DFLANG=オプションは無視されます。
注: EUR日付の出力形式では、ヨーロッパ系の文字セットとエンコーディングが必要です。一部の出力形式では、ヨーロッパ系以外のエンコーディングを使用すると正常に機能しません。DBCS環境で使用すると、デフォルトの出力幅と最大幅が1バイトシステムでの幅より広くなり、2バイト文字が使用されます。ただし、UTF-8などのヨーロッパ系の文字セットもサポートするセッションエンコーディングを使用する必要があります。

例の表では、15344を入力値として使用します。この値は2002年1月4日に相当するSAS日付値です。最初のPUTステートメントは、DFLANG=システムオプションがフランス語に設定されることを前提としています。
options dflang=french;
put day eurdfdwn8.;
2番目のPUTステートメントでは、フランス語の接頭辞を含む出力形式を使用して、フランス語で曜日を書き出します。3番目のPUTステートメントでは、スペイン語の接頭辞を含む出力形式を使用して、スペイン語で曜日を書き出します。したがって、DFLANG=オプションの値は無視されます。
    options dflang=french;
    data _null_;
    input day;
    put day eurdfdwn8.;
    put day fradfdwn8.;
    put day espdfdwn8.;
    datalines;
    15344
    ;
    run;
ステートメント
結果
----+----1
put day eurdfdwn8.; 
 Vendredi
put day fradfdwn8.; 
 Vendredi
put day espdfdwn8.; 
 viernes
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