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EURDFMNw.出力形式

指定したヨーロッパ言語で、SAS日付値から月の名前が書き出されます。

カテゴリ: 日付と時間
配置:

構文

EURDFMNw.

説明

w

出力フィールドの幅を指定します。

デフォルト 9 (フィンランド語とスペイン語以外)
範囲 1-32
フィンランド語(FIN)の接頭辞を使用する場合、 wのデフォルト値は11です。スペイン語(ESP)の接頭辞を使用する場合、wのデフォルト値は10です。

詳細

必要に応じて、出力形式の幅に合うように月名が切り捨てられます。EURDFMNw.出力形式では、SAS日付値をmonth-name形式で書き出します。
month-name
月の名前です。
SASセッションの言語は、DFLANG=システムオプションを使用して設定できます(通常、SASインストール担当者が現地のデフォルトの言語を設定するので、この手順は省略できます)。複数言語で日付を取り扱う場合、EUR接頭辞を言語接頭辞に置換できます。言語接頭辞のリストについては、DFLANG= システムオプション:UNIX、Windows、およびz/OSを参照してください。 出力形式で言語接頭辞を指定した場合、DFLANG=オプションは無視されます。
注: EUR日付の出力形式では、ヨーロッパ系の文字セットとエンコーディングが必要です。一部の出力形式では、ヨーロッパ系以外のエンコーディングを使用すると正常に機能しません。DBCS環境で使用すると、デフォルトの出力幅と最大幅が1バイトシステムでの幅より広くなり、2バイト文字が使用されます。ただし、UTF-8などのヨーロッパ系の文字セットもサポートするセッションエンコーディングを使用する必要があります。

例の表では、15344を入力値として使用します。この値は2002年1月4日に相当するSAS日付値です。最初のPUTステートメントは、DFLANG=システムオプションがイタリア語に設定されることを前提としています。
options dflang=ita;
2番目のPUTステートメントでは、イタリア語の接頭辞を含む出力形式を使用して、イタリア語で月名を書き出します。3番目のPUTステートメントでは、ドイツ語の接頭辞を含む出力形式を使用して、ドイツ語で月名を書き出します。したがって、DFLANG=オプションの値は無視されます。
    options dflang=ita;
    data _null_;
    input day;
    put day eurdfmn10.;
    put day itadfmn10.;
    put day deudfmn10.;  
    datalines;
    15344
    ;
run;
ステートメント
結果
----+----1
put date eurdfmn10.;
  janvier
put date itadfmn10.;
  Gennaio
put date deudfmn10.;
   Januar
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