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EURDFDTw.d出力形式

SAS日時値が、指定したヨーロッパ言語でddmmmyy:hh:mm:ss.ssまたはddmmmyyyy hh:mm:ss.ss形式で書き出されます。

カテゴリ: 日付と時間
配置:

構文

EURDFDTw.d

説明

w

出力フィールドの幅を指定します。

デフォルト 16
範囲 7-40
ヒント SAS日時値を日、時、秒で書き出す場合、幅(w)は16以上にする必要があります。秒の小数部分とともに値を返す場合、幅に2桁を追加します。

d

数値の小数点以下の桁数を指定します。

範囲 1-39
制限事項 wより小さい数にします。
もしwd < 17の場合、SASにより小数点以下の値は切り捨てられます。

詳細

EURDFDTw.d出力形式では、SAS日時値をddmmmyy:hh:mm:ss.ss形式で書き出します。
dd
月の日を表す整数です。
mmm
月名の最初の3文字になります。
yyまたはyyyy
年を表す2桁または4桁の整数です。
hh
00から23の範囲の時間数です。
mm
00から59の範囲の分数です。
ss.ss
小数点以下の秒の端数を含む、00から59の範囲の秒数です。
SASセッションの言語は、DFLANG=システムオプションを使用して設定できます(通常、SASインストール担当者が現地のデフォルトの言語を設定するので、この手順は省略できます)。複数言語で日付を取り扱う場合、EUR接頭辞を言語接頭辞に置換できます。 言語接頭辞のリストについては、DFLANG= システムオプション:UNIX、Windows、およびz/OSを参照してください。出力形式で言語接頭辞を指定した場合、DFLANG=オプションは無視されます。
注: EUR日付の出力形式では、ヨーロッパ系の文字セットとエンコーディングが必要です。一部の出力形式では、ヨーロッパ系以外のエンコーディングを使用すると正常に機能しません。DBCS環境で使用すると、デフォルトの出力幅と最大幅が1バイトシステムでの幅より広くなり、2バイト文字が使用されます。ただし、UTF-8などのヨーロッパ系の文字セットもサポートするセッションエンコーディングを使用する必要があります。

例の表では1347453583を入力値として使用します。この値は2002年9月12日、午後12:39:43に相当するSAS日時値です。最初のPUTステートメントは、DFLANG=システムオプションがドイツ語に設定されることを前提としています。
options dflang=german;
2番目のPUTステートメントでは、ドイツ語の接頭辞を含む出力形式を使用して、ドイツ語でSAS日時値を書き出します。3番目のPUTステートメントでは、イタリア語の接頭辞を含む出力形式を使用して、イタリア語でSAS日時値を書き出します。したがって、DFLANG=オプションの値は無視されます。
options dflang=german;
data _null_;
    input date;
    put date= ;
    put date eurdfdt20.;
    put date deudfdt20.;
    put date itadfdt20.; 
    datalines;  
    1347453583; 
;   
run; 
ステートメント
結果
----+----1----+----2
put date eurdfdt20.;
  12Sep2002:12:39:43
put date deudfdt20.;
  12Sep2002:12:39:43
put date itadfdt20.;
  12Set2002:12:39:43
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