文字変数をトランスコードするかどうかを指示する、ATTRIBステートメントの属性(1つ以上の変数に出力形式、入力形式、ラベル、長さを関連付ける)を指定します。
該当要素: | DATAステップのATTRIBステートメント |
カテゴリ: | 情報 |
種類: | 宣言型 |
参照項目: | 使用動作環境(Windows、UNIX、z/OS)向けのドキュメントのATTRIBステートメント。 |
属性に関連付ける変数の名前を付けます。
ヒント | SASで許可される形式の変数リストが表示されます。 |
variable-listに割り当てる属性を1つ以上指定します。ATTRIBステートメントには複数の属性を指定できます。属性の一覧については、ATTRIB Statement (SAS ステートメント: リファレンス) を参照してください。
文字変数をトランスコードするかどうかを指定します。トランスコーディングを実行しないようにするには、TRANSCODE=NOを使用します。詳細については、トランスコーディングの概要を参照してください。
デフォルト | YES |
制限事項 | SAS Workspace Serverクライアントによっては、TRANSCODE=NO属性がサポートされない場合があります。TRANSCODE=NOが指定された変数は、SAS 9.4では返されません。SAS 9.4以前のリリースでは、TRANSCODE=NOが指定された変数はトランスコードされます。SASの旧リリースでは、TRANSCODE=NO属性が指定された変数を含むSAS 9.4データセットにアクセスできません。 |
操作 | VTRANSCODE関数およびVTRANSCODEX関数を使用すると、文字変数についてトランスコーディングがオンとオフのどちらであるかを返すことができます。 |
TRANSCODE=属性がNOに設定された文字変数がデータセット内にあると、PROC CONTENTSは、データセット内の変数ごとに、TRANSCODE=値が含まれるトランスコーディング列を出力します。データセット内のすべての変数がデフォルトのTRANSCODE=値(YES)に設定された場合、トランスコーディング列は出力されません。 |
data b; length z $4; z = 'ice'; attrib z transcode = NO; data c; length z $4; z = 'snow'; attrib z transcode = YES; data a; set b; set c; /* Check transcode setting for variable Z */ rc1 = vtranscode(z); put rc1=; run;
data b; length z $4; z = 'ice'; attrib z transcode = NO; data c; length z $4; z = 'snow'; attrib z transcode = YES; data a; merge c b; /* Check transcode setting for variable Z */ rc1 = vtranscode(z); put rc1=; run;