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VTRANSCODE関数

指定された文字変数でトランスコーディングが有効かどうかを示す値を返します。

カテゴリ: 変数情報

構文

VTRANSCODE (var)

必須引数

var

スカラまたは配列参照として表される文字変数を指定します。

制限事項 式は引数として使用できません。

詳細

VTRANSCODE関数は、トランスコーディングがオフの場合は0を、オンの場合は1を返します。
デフォルトでは、DATAステップのすべての文字変数がトランスコードされます。トランスコーディングをオフにするには、ATTRIBステートメントのTRANSCODE=属性を使用します。

比較

  • VTRANSCODE関数は、指定された変数でトランスコーディングが有効かどうかを示す値を返します。一方、VTRANSCODEX関数は、変数名を判別するために引数を評価します。その後、VTRANSCODEX関数はその変数名に関連付けられたトランスコーディングステータス(オンまたはオフ)を返します。
  • VTRANSCODE関数は、引数として式を受け入れません。VTRANSCODEX関数は式を受け入れますが、指定された式の値で配列参照を示すことはできません。
  • 関連する関数が、変数名、種類、出力形式、長さなど他の変数属性の値を返します。変数属性のリストについては、“変数情報”の関数(SAS関数とCALLルーチン: リファレンス)を参照してください。

ステートメント
結果
----+----1----+
attrib x transcode = yes;
attrib y transcode = no;
rc1 = vtranscode(y);
put rc1=;
rc1=0

関連項目:

ステートメント:
ATTRIB in
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