LOCALE=システムオプションは、地域の規則、言語および文化を反映するロケールの指定に使用します。
LOCALE=システムオプションの値にENCODING=システムオプションの値との互換性がない場合、文字セットエンコーディングは、ENCODING=システムオプションの値によって決まります。
DBCS=システムオプションがアクティブな場合、DBCSTYPE=およびDBCSLANG=システムオプションの値によってロケールと文字セットエンコーディングが決まります。
LOCALE=の値を設定すると、次のシステムオプションの値は、明示的に値を指定しない限り、変更されます。
ENCODING=
設定したロケールには、SASが実行する動作環境の多くで使用される一般的なエンコーディング値があります。ENCODING= オプションが構成ファイルやコマンドラインに明示的に指定されていない場合、SASはLOCALEとオペレーションシステムのデフォルトのエンコーディングを使用します。LOCALEは明示的に指定されるか、デフォルトが使用されます。ENCODING=システムオプションが設定されると、TRANTAB=システムオプションも設定されます。
DATESTYLE=
LOCALE=が設定されると、DATESTYLE=システムオプションには選択されたロケールに対応する値が使用されます。
DFLANG=
LOCALE=が設定されると、DFLANG=システムオプションは選択されたロケールに対応する値に設定されます。
PAPERSIZE=
LOCALE=が設定されると、PAPERSIZE=システムオプションは選択されたロケールに対応する値に設定され、ODSプリンタがそのロケールの優先測定単位(インチまたはセンチメートル)に設定されます。
注意:
Windowsオペレーティングシステムのみ:
LOCALE=オプションを使用してPAPERSIZE=を指定できるのは、UNIVERSALPRINTおよびUPRINTMENUSWITCHシステムオプションも指定された場合のみです。
詳細については、
SASシステムオプション: リファレンスの
UNIVERSALPRINTシステムオプションと
Windows版SASの
UPRINTMENUSWITCHシステムオプションを参照してください。