SASファイルをエクスポートまたは転送するための文字データのトランスコーディング時に使用する、変換テーブルを指定します。
該当要素: | CPORTプロシジャ、UPLOADプロシジャ、DOWNLOADプロシジャ |
制限事項: | 1つのTRANTABステートメントに対して指定できる変換テーブルは1つのみです。追加の変換テーブルを指定するには、追加のTRANTABステートメントを使用します。 |
操作: | TRANTABステートメントでは、エクスポートまたは転送されるSASファイルの文字セットに適用する、カスタマイズした変換テーブル(たとえば、EBCDIC文字のASCII文字へのマッピング)を指定します。TRANTAB=システムオプションでは、ファイル転送を含む、SASセッションで使用される変換テーブルを指定します。 |
エクスポート(PROC CPORT)または転送(PROC UPLOADまたはPROC DOWNLOAD)するSASカタログに適用する変換テーブルの名前を指定します。SASUSER.PROFILEカタログまたはSASHELP.HOSTカタログのカタログエントリの名前として指定するtranslation-table-name。SASUSER.PROFILEカタログが先に検索され、SASHELP.HOSTカタログはその次に検索されます。
指定したタイプのエントリにのみ変換テーブルを適用します。etype-listには、1つ以上のエントリのタイプを指定できます。たとえば、カタログエントリのタイプには、DATAやFORMATなどがあります。etype-listに指定するエントリタイプが1つのみの場合、かっこを省略します。
OPT=DISP | 指定したカタログエントリのうち、ウィンドウ表示を作成するエントリにのみ変換テーブルを適用します。 |
OPT=SRC | 指定したカタログエントリのうち、タイプがSOURCEのエントリにのみ変換テーブルを適用します。 |
OPT=(DISP SRC) | 指定したカタログエントリのうち、ウィンドウ表示を作成するか、タイプがSOURCEのエントリにのみ変換テーブルを適用します。 |
デフォルト | PROC CPORT、PROC UPLOADおよびPROC DOWNLOADは、変換テーブルを指定したカタログ内のすべてのエントリとデータセットに適用します。 |
http://support.sas.com/techsup/technote/ts639.pdf
ライブラリ参照を割り当てます。</userSuppliedValue>LIBNAMEステートメントとFILENAMEステートメントは、ソースライブラリのライブラリ参照名とトランスポートファイルのファイル参照名をそれぞれ割り当てます。
libname source '\\sashq\root\pub\pubdoc\doc\901\authoring\proc\miscsrc\sasfiles\cport'; filename tranfile 'trans3'; proc trantab table=ascii; save table=ttable1;
libname source 'SAS data-library'; filename tranfile 'transport-file' host-option(s)-for-file-characteristics;
変換の詳細を適用します。</userSuppliedValue>TRANTABステートメントは、カスタマイズされた変換テーブルTTABLE1で指定した変換を適用します。TYPE=によって、変換の適用対象がFORMATエントリのみに制限されます。
proc cport catalog=source.formats file=tranfile; trantab name=ttable1 type=(format); run;
注意:Proc CPORTはカタログSOURCE.FORMATSの移送を開始します。NOTE:カタログのエントリ数は2です。最大レコード長は104です。注意:エントリREVENUE.FORMATを移送します。注意:エントリDEPT.FORMATCを移送します。