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SQUANTILE関数

右側確率(SDF)の指定した場合に分布から分位点を返します。

カテゴリ: 分位点
参照項目: SDF関数

構文

必須引数

distribution

分布を特定する文字定数、変数または式です。有効な分布は、次のとおりです。

分布
引数
Bernoulli
BERNOULLI
ベータ
BETA
二項
BINOMIAL
コーシー
CAUCHY
カイ2乗
CHISQUARE
Conway-Maxwell-Poisson
CMP
指数
EXPONENTIAL
F
F
ガンマ
GAMMA
一般化Poisson
GENPOISSON
幾何
GEOMETRIC
超幾何
HYPERGEOMETRIC
Laplace
LAPLACE
ロジスティック
LOGISTIC
対数正規
LOGNORMAL
負の二項
NEGBINOMIAL
正規
NORMAL|GAUSS
正規混合
NORMALMIX
パレート
PARETO
Poisson
POISSON
T
T
Tweedie
TWEEDIE
一様
UNIFORM
逆ガウス(Wald)
WALD|IGAUSS
Weibull
WEIBULL
注: T、FおよびNORMALMIXを除き、最初の4文字で分布を最小限に識別できます。

probability

確率変数の値を指定する、数値定数、変数または式です。

parameter-1, …, parameter-k

特定の分布に対応するshapelocationまたはscaleパラメータです(省略可能)。

詳細

SQUANTILE関数は、指定された確率値に基づいて、指定された連続分布または離散分布から分位点を計算します。詳細については、CDF関数の詳細を参照してください。
SQUANTILE関数のConway-Maxwell-Poisson分布は、カウント値yを返します。これはSDF値がpより小さい最小整数です。
SQUANTILE関数でのConway-Maxwell-Poisson分布の構文は次の形式をとります。SQUANTILE('CONMAXPOI',p,λ,ν)
p
0と1の間の実数(両端の値を含める)。
λ
Poisson分布の場合と同様で、平均に似ています。
ν
ばらつきのパラメータです。
詳細については、PDF関数の“Conway-Maxwell-Poisson”分布を参照してください。
表に示された分布の詳細については、PDF関数を参照してください。

例1: LOGISTIC分布の使用

data;
   dist='logistic';
   sdf=squantile(dist, 1.e-20);
   put sdf=;
   p=sdf(dist, sdf);
   put p=/* p will be 1.e-20 */;
run;
SASは次の結果をログに書き込みます。
sdf=46.05170186 p=1E-20

例2: Conway-Maxwell-Poisson分布の使用

data _null_;
   y=squantile('conmaxpoi',.2,2.3,.4);
   put y=;
run; 
SASは次の結果をログに書き込みます。
y=12

関連項目:

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