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PDF関数

確率密度(質量)分布の値を返します。

カテゴリ: 確率
別名: PMF

構文

必須引数

distribution

分布を特定する文字定数、変数または式です。有効な分布は、次のとおりです。

分布
引数
Bernoulli
Bernoulli
ベータ
BETA
二項
BINOMIAL
コーシー
CAUCHY
カイ2乗
CHISQUARE
Conway-Maxwell-Poisson
CMP
指数
EXPONENTIAL
F
F
ガンマ
GAMMA
一般化Poisson
GENPOISSON
幾何
GEOMETRIC
超幾何
HYPERGEOMETRIC
Laplace
LAPLACE
ロジスティック
LOGISTIC
対数正規
LOGNORMAL
負の二項
NEGBINOMIAL
正規
NORMAL|GAUSS
正規混合
NORMALMIX
パレート
PARETO
Poisson
POISSON
T
T
Tweedie
TWEEDIE
一様
UNIFORM
逆ガウス(Wald)
WALD|IGAUSS
Weibull
WEIBULL
T、FおよびNORMALMIXを除き、最初の4文字で分布を最小限に識別できます。

quantile

確率変数の値を指定する数値定数、変数または式です。

オプション引数

parameter-1, ..., parameter-k

特定の分布に適した形状位置または尺度パラメータの値を指定する数値定数、変数または式です(省略可能)。

参照項目 詳細 これらのパラメータの詳細については、を参照してください。

詳細

Bernoulli分布

PDF ('BERNOULLI', x, p)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

p

成功確率を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 0 ≤ p ≤ 1
詳細
Bernoulli分布のPDF関数は、Bernoulli分布(成功確率はp)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。式は次のとおりです。
注: この分布には、位置または尺度パラメータはありません。

ベータ分布

PDF ('BETA', x, a, b <, l, r>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

a

形状パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 a > 0

b

形状パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 b > 0

l

左位置パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 0

r

右位置パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 r > l
詳細
ベータ分布のPDF関数は、ベータ分布(形状パラメータはaおよびb)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。式は次のとおりです。
注: 数量 fraction x minus l , over r minus l end fraction. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。 は、強制的に epsilon less than or equal to . fraction x minus l , over r minus l end fraction . less than or equal to 1 minus 2 epsilon. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。.

二項分布

PDF ('BINOMIAL', m, p, n)
引数

m

成功数を数える整数の確率変数です。

範囲 m = 0, 1, ...

p

成功確率を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 0 ≤ p ≤ 1

n

独立Bernoulli試行数を数える整数のパラメータです。

範囲 n = 0, 1, ...
詳細
二項分布のPDF関数は、値mで評価される二項分布(パラメータはpおよびn)の確率密度関数を返します。式は次のとおりです。
注: 二項分布には、位置または尺度パラメータはありません。

Cauchy分布

PDF ('CAUCHY', x <, θ, λ>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

θ

位置パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 0

λ

尺度パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 λ > 0
詳細
Cauchy分布のPDF関数は、Cauchy分布(位置パラメータはθ、尺度パラメータはλ)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。式は次のとおりです。

カイ2乗分布

PDF ('CHISQUARE', x, df <, nc>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

df

自由度を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 df > 0

nc

省略可能な非心度パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 nc ≥ 0
詳細
カイ2乗分布のPDF関数は、カイ2乗分布(自由度はdf非心度パラメータはnc)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。この関数では、整数以外の自由度を使用できます。ncが省略されているかゼロの場合、心度カイ2乗分布の値が返されます。次の式は、カイ2乗分布のPDF関数を表しています。
この式では、pc(.,.)は、心度カイ2乗分布の密度を示しています。
この式では、pg(y,b)は、次の式によって得られるガンマ分布の密度です。

Conway-Maxwell-Poisson分布

PDF('CONMAXPOI',y,λ,ν)
引数

y

カウントを表す負でない整数を指定する数値定数、変数または式です。

λ

Poisson平均パラメータに似た位置パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

ν

ばらつきのパラメータを指定する数値定数、変数または式です。

詳細
Conway-Maxwell-Poisson (CMP)分布はPoisson分布の一般化です。これにより、過小分散データと過大分散データをモデル化できます。CMP分布は、次の式に従って定義されます。
正規化因子は次の式で表されます。
λおよびνは負ではなく、同時にゼロにもなりません。
追加パラメータνの導入では、分布の裾挙動のモデル化における柔軟性が考慮されています。ν=1の場合、比はPoisson分布の減衰率に等しくなります。ν<1の場合、減衰率が減少し、Poisson分布より裾が長いプロセス(過大分散データ)をモデル化できます。ν>1の場合、減衰率が非線形方法で増加し、したがって、分布の裾が短くなります(過小分散データ)。
Conway-Maxwell-Poisson分布には、いくつか特殊なケースがあります。λ<1およびν→∞の場合、結果的にConway-Maxwell-Poisson分布がBernoulli分布になります。このケースでは、データが取り得る値は0および1です。これは極過小分散を表します。ν=1の場合、等分散の特性を持つPoisson分布に戻ります。ν=0およびλ<1の場合、正規化因子は収束性であり、次の幾何級数を形成します。
確率密度関数は、次の式で表されます。
幾何分布は、著しい過大分散のケースを表します。
Conway-Maxwell-Poissonモデルの平均、分散およびばらつき
Conway-Maxwell-Poisson分布の平均および分散は、次の式で定義されます。
Conway-Maxwell-Poisson分布は、そのパラメータλおよびνに関して、その積率の閉形式を持ちません。ただし、積率は近似できます。(Conway-Maxwell-Poisson分布および離散データの詳細については、この関数の最後にあるリファレンスセクションを参照してください。)次の式で示すように、Zに対する漸近表現を使用すると、E(Y)およびV(Y)を導き出せます。
Conway-Maxwell-Poissonモデルでは、対数展開を使用して無限級数の総和が評価されます。(Conway-Maxwell-Poisson分布および離散データの詳細については、この関数の最後にあるリファレンスセクションを参照してください。)Conway-Maxwell-Poissonモデルについては、次のように平均および分散が計算されます。
ばらつきは、次のように定義されます。

指数分布

PDF ('EXPONENTIAL', x <, λ>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

λ

尺度パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 λ > 0
詳細
指数分布のPDF関数は、指数分布(尺度パラメータはλ)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。式は次のとおりです。

F分布

PDF ('F', x, ndf, ddf <, nc>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

ndf

分子の自由度を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 ndf> 0

ddf

分母の自由度を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 ddf > 0

nc

省略可能な非心度パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 nc ≥ 0
詳細
F分布のPDF関数は、F分布(分子の自由度はndf、分母の自由度はddf、非心度パラメータはnc)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。このPDF関数では、ndfおよびddfに対して整数以外の自由度を使用できます。ncが除外されているかゼロの場合、心度F分布の値が返されます。次の式では、nu sub 1 , equals n d f. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。nu sub 2 , equals d d f. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。lamda equals n c. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。とします。次の式は、F分布のPDF関数を表しています。
この式では、pf(f,u1,u2)は、次の式を使用した心度F分布の密度です。
この式では、pB(x,a,b)は、標準ベータ分布の密度です。
注: F分布には、位置または尺度パラメータはありません。

ガンマ分布

PDF ('GAMMA', x, a <, λ>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

a

形状パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 a > 0

λ

尺度パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 λ > 0
詳細
ガンマ分布のPDF関数は、ガンマ分布(形状パラメータはa、尺度パラメータはλ)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。式は次のとおりです。

一般化Poisson分布

PDF ('GENPOISSON', x, θ, η)
引数

x

整数の確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

θ

形状パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 <105 and >0

η

形状パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 ≥0かつ<0.95
ヒント η =0の場合、平均と分散がθのPoisson分布になります。η>0の場合、平均はtheta divides open 1 minus eta close. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。で、分散はtheta divides . open 1 minus eta close cubed. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。です。
詳細
一般化Poisson分布の確率質量関数の次のとおりです。

幾何分布

PDF ('GEOMETRIC', m, p)
引数

m

初めて成功する前の失敗数を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 m ≥ 0

p

成功確率を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 0 ≤ p ≤ 1
詳細
幾何分布のPDF関数は、幾何分布(パラメータはp)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値mで評価されます。式は次のとおりです。
注: この分布には、位置または尺度パラメータはありません。

超幾何分布

PDF ('HYPER', x, N, R, n <, o>)
引数

x

整数の確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

N

整数の母集団サイズを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 N = 1, 2, ...

R

対象カテゴリの整数の項目数を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 R = 0, 1, ..., N

n

整数のサンプルサイズパラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 n = 1, 2, ..., N

o

省略可能なオッズ比パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 o > 0
詳細
超幾何分布のPDF関数は、拡張超幾何分布(母集団サイズはN、項目数はR、サンプルサイズはn、オッズ比はo)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。oが除外されているか1の場合、一般超幾何分布の値が返されます。式は次のとおりです。

Laplace分布

PDF ('LAPLACE', x <, θ, λ>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

θ

位置パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 0

λ

尺度パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 λ > 0
詳細
Laplace分布のPDF関数は、Laplace分布(位置パラメータはθ、尺度パラメータはλ)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。式は次のとおりです。

ロジスティック分布

PDF ('LOGISTIC', x <, θ, λ>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

θ

位置パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 0

λ

尺度パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 λ > 0
詳細
ロジスティック分布のPDF関数は、ロジスティック分布(位置パラメータはθ、尺度パラメータはλ)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。式は次のとおりです。

対数正規分布

PDF ('LOGNORMAL', x <, θ, λ>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

θ

対数尺度パラメータを指定する数値定数、変数または式です。exp(θ)は尺度パラメータです。

デフォルト 0

λ

形状パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 λ > 0
詳細
対数正規分布のPDF関数は、対数正規分布(対数尺度パラメータはθ、形状パラメータはλ)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。式は次のとおりです。

負数二項分布

PDF ('NEGBINOMIAL', m, p, n)
引数

m

失敗数を数える正の整数の確率変数を指定する、数値定数、変数または式です。

範囲 m= 0, 1, ...

p

成功確率を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 0 ≤ p ≤ 1

n

成功数を数える値を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 n > 0
詳細
負の二項分布のPDF関数は、負の二項分布(成功確率はp、成功数はn)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値mで評価されます。式は次のとおりです。
注: 負の二項分布には、位置または尺度パラメータはありません。

正規分布

PDF ('NORMAL', x <, θ, λ>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

θ

位置パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 0

λ

尺度パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 λ > 0
詳細
正規分布のPDF関数は、正規分布(位置パラメータはθ、尺度パラメータはλ)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。式は次のとおりです。

正規混合分布

引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

n

整数の混合数を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 n = 1, 2, ...

pi

n個の比率p sub 1 , comma , p sub 2 , comma dot dot dot comma , p sub n. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。を指定する数値定数、変数または式のリストです。ここで、modified cap sigma with i equals 1 below and with i equals n above . p sub i , equals 1. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。です。

範囲 p = 0, 1, ...

mi

n個の平均m sub 1 , comma , m sub 2 , comma dot dot dot comma , m sub n. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。を指定する数値定数、変数または式のリストです。

si

n個の標準偏差s sub 1 , comma , s sub 2 , comma dot dot dot comma , s sub n. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。を指定する数値定数、変数または式のリストです。

範囲 s > 0
詳細
正規混合分布のPDF関数は、正規混合分布のオブザベーションがx以下となる確率を返します。式は次のとおりです。
正規混合分布の重み付けは、負でないことが必要です。重み付けの合計が1に等しくない場合は相対的な重み付けとして扱われ、合計が1となるように調整されます。
注: 正規混合分布には、位置または尺度パラメータはありません。

パレート分布

PDF ('PARETO', x, a <, k>)
引数

x

数値の確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

a

形状パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 a > 0

k

尺度パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 k > 0
詳細
パレート分布のPDF関数は、パレート分布(形状パラメータはa、尺度パラメータはk)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。式は次のとおりです。

Poisson分布

PDF ('POISSON', n, m)
引数

n

整数の確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 n= 0, 1, ...

m

平均パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 m > 0
詳細
Poisson分布のPDF関数は、Poisson分布(平均はm)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値nで評価されます。式は次のとおりです。
注: Poisson分布には、位置または尺度パラメータはありません。

T分布

PDF ('T', t, df <, nc>)
引数

t

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

df

自由度を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 df > 0

nc

省略可能な非心度パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

詳細
T分布のPDF関数は、T分布(自由度はdf、非心度パラメータはnc)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。このPDF関数では、整数以外の自由度を使用できます。ncが除外されているかゼロの場合、心度T分布の値が返されます。次の式では、nu equals d f. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。delta equals n c. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。とします。
注: T分布には、位置または尺度パラメータはありません。

Tweedie分布

PDF ('TWEEDIE', y, p <, µ, φ>)
引数

y

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

範囲 y ≥0
この引数は必須です。
y>1の場合、yは数値になります。p=1の場合、yは整数になります。

p

累乗パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 p ≥1
この引数は必須です。

µ

平均パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 µ >0

φ

ばらつきのパラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 φ>0
詳細
ツウィーディ分布のPDF関数は、式varianceequals straight phi times , mu to the p. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。.
式は次のとおりです。
前述の式には次の関係が適用されます。
注: 計算されたツウィーディの確率の精度は、パラメータ空間における位置に大きく依存します。通常、10桁の精度を利用できますが、pの近似値が2の場合や straight phi. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。の近似値が0の場合は、6桁の精度に低下する可能性があります。6桁の精度に低下する可能性があります。
注: 数値データでの問題を避けるため、µおよびΦは定数SQRTMACEPSより小さくしないようにします。

一様分布

PDF ('UNIFORM', x <, l, r>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

l

左位置パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 0

r

右位置パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 r > l
詳細
一様分布のPDF関数は、一様分布(左位置パラメータはl、右位置パラメータはr)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。式は次のとおりです。

逆ガウス(Wald)分布

PDF ('WALD', x, λ <, µ>)
PDF ('IGAUSS', x, λ <, µ>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

λ

形状パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 λ > 0

µ

平均パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 μ > 0
詳細
Wald分布のPDF関数は、値xで評価されるWald分布(形状パラメータはλ)の確率密度関数を返します。式は次のとおりです。

Weibull分布

PDF('WEIBULL', x, a <, λ>)
引数

x

確率変数を指定する数値定数、変数または式です。

a

形状パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

範囲 a > 0

λ

尺度パラメータを指定する数値定数、変数または式です。

デフォルト 1
範囲 λ > 0
詳細
Weibull分布のPDF関数は、Weibull分布(形状パラメータはa、尺度パラメータはλ)の確率密度関数を返します。PDF関数は、値xで評価されます。式は次のとおりです。

SASステートメントとその結果を次に示します。
SASステートメント
結果
y=pdf('BERN', 0, .25);
0.75
y=pdf('BERN', 1, .25);
0.25
y=pdf('BETA', 0.2, 3, 4);
1.2288
y=pdf('BINOM', 4, .5, 10);
0.20508
y=pdf('CAUCHY', 2);
0.063662
y=pdf('CHISQ', 11.264, 11);
0.081686
y=pdf('CONMAXPOI', .2, 2.3, .4);
0.0097732635
y=pdf('EXPO', 1);
0.36788
y=pdf('F', 3.32, 2, 3);
0.054027
y=pdf('GAMMA', 1, 3);
0.18394
y=pdf('GENPOISSON', 9, 1, .7);
0.0150130915
y=pdf('GEOMETRIC', 5, .3);
y=0.050421
y=pdf('HYPER', 2, 200, 50, 10);
0.28685
y=pdf('LAPLACE', 1);
0.18394
y=pdf('LOGISTIC', 1);
0.19661
y=pdf('LOGNORMAL', 1);
0.39894
y=pdf('NEGB', 1, .5, 2);
0.25
y=pdf('NORMAL', 1.96);
0.058441
y=pdf('NORMALMIX',2.3, 3, .33, .33, .34, 
       .5, 1.5, 2.5, .79, 1.6, 4.3);
 
0.1166
y=pdf('PARETO', 1, 1);
1
y=pdf('POISSON', 2, 1);
0.18394
y=pdf('T', .9, 5);
0.24194
y=pdf('TWEEDIE', .8, 5);
0.7422908236
y=pdf('UNIFORM', 0.25);
1
y=pdf('WALD', 1, 2);
0.56419
y=pdf('WEIBULL', 1, 2);
0.73576

関連項目:

参考文献

Shmueli, G., T. Minka,, S. Borle, and P. Boatwright. “A Useful Distribution for Fitting Discrete Data:Revival of the Conway-Maxwell-Poisson Distribution.” 2005. Applied Statistics : 54:127–142.
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