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LPNORM関数

第2引数および後続の非欠損引数のLpノルムを返します。

カテゴリ: 記述統計量

構文

LPNORM(p, value-1 <, value-2 ...>)

必須引数

p

1以上の数値定数、変数または式を指定します。これは、Lpノルムを計算するための累乗として使用します。

value

数値の定数、変数または式を指定します。

詳細

すべての引数が欠損値の場合、結果は欠損値になります。それ以外の場合、結果は第2引数以降の非欠損値のLpノルムになります。
次の例では、pは第1引数の値です。x 1 comma x 2 comma . . . comma x n. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。はその他の非欠損引数の値です。
table with 1 row and 1 column , row1 column 1 , l p n o r m . open p comma x 1 comma x 2 comma . . . comma x n close . equals . open eh b s . open x 1 close to the p . plus eh b s . open x 2 close to the p . plus . . . plus eh b s . open x n close to the p . close super 1 slash p end super , end table. 別の形式を利用するにはイメージをクリックします。

例1: Lpノルムの計算

次の例では、第2引数および後続の非欠損引数のLpノルムを返します。
data _null_;
   x1=lpnorm(1, ., 3, 0, .q, -4);
   x2=lpnorm(2, ., 3, 0, .q, -4);
   x3=lpnorm(3, ., 3, 0, .q, -4);
   x999=lpnorm(999, ., 3, 0, .q, -4);
   put x1= / x2= / x3= / x999=;
run;
次の出力がログに書き込まれます。
x1=7 x2=5 x3=4.4979414453 x999=4

例2: 変数リスト使用時のLpノルムの計算

次の例では、変数リストを使用してLpノルムを返します。
data _null_;
   x1=1;
   x2=3;
   x3=4;
   x4=3;
   x5=1;
   x=lpnorm(of x1-x5);
   put x=;
run;
次の出力がログに書き込まれます。
x=11

関連項目:

関数:
EUCLID関数 (L2ノルム)
MAX関数 (L無限ノルム)
SUMABS関数 (L1ノルム)
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