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SAS Studioの使用

SAS Studioの使用について

SAS Studioにサインオンすると、SAS Studioのメインウィンドウに空白のプログラムウィンドウが表示され、すぐにプログラミングを開始できます。ナビゲーションペインの5つのセクションにもすべてアクセスできます。
注: SAS Studioからサインアウトするには、ツールバーのサインアウトをクリックします。Webブラウザの戻るボタンを使用しないでください。
SAS Studioメインウィンドウ
SAS Studioのメインウィンドウは、左側のナビゲーションペインと右側のワークエリアで構成されます。ナビゲーションペインでは、サーバーファイルとフォルダショートカット、タスクとスニペット、アクセス可能なライブラリ、ファイルショートカットにアクセスできます。デフォルトでは、サーバーファイルとフォルダセクションが表示されます。
ワークエリアは、データ、コード、タスク、ログ、結果を表示するために使用されます。これらのアイテムを開くと、タブ形式のインターフェイスのウィンドウとしてワークエリアに追加されます。

ナビゲーションペインの使用

ナビゲーションペインの使用について

ナビゲーションペインで参照するセクションをクリックすると、セクションが展開されます。

サーバーファイルとフォルダの使用

ナビゲーションペインのサーバーファイルとフォルダセクションでは、次の場所のファイルやフォルダにアクセスすることができます。
  • 使用しているSAS Server
  • アカウントを持っているリモートFTPサーバー
    注: SAS Studioでは、UNIXに似たディレクトリリスティングを使用しているFTPサーバーのみをサポートしています。
サーバーファイルとフォルダセクションの内容は、SAS Studioの配備方法によって異なります。デフォルトのフォルダのショートカットとルートディレクトリは、SAS管理者が設定することができます。詳細については、SAS Studio: Administrator's Guideを参照してください。
SAS ServerまたはFTPサーバーに保存されている、SASプログラムファイルやプログラムパッケージファイルなどのファイルを開くことができます。SAS Serverに保存されているSASテーブルも開くことができます。
注: リモートFTPサーバーのSASテーブルを開くことはできません。
サーバーファイルとフォルダセクションを使用して、フォルダとフォルダショートカットの作成、ファイルのダウンロードおよびアップロード、新しいSASプログラムの作成を行うことができます。フォルダツリーからは、フォルダの展開と折りたたみや項目のコピーと移動を行うことができます。また、フォルダ内のアイテムをダブルクリックまたはワークエリアにドラッグすることで開くことができます。また、フォルダ内の項目をテキストとして表示することもできます。
注: FTPサーバーに保存され、FTPショートカットを使用してアクセスするファイルの名前には、次の文字を含めないでください。
{ } [ ] , : ; “ ‘ / \ | + < > ? @ # $ % ^ & ( ) + !
SAS Studioでは、FTPサーバー上にあり、名前に無効な文字が含まれているフォルダまたはファイルに対して、アクセス、移動、名前変更、削除を行うことはできません。
新規フォルダショートカットを作成するには、次の操作を実行します。
  1. ナビゲーションペインで、サーバーファイルとフォルダをクリックします。次に、新規ボタンをクリックし、フォルダショートカットを選択します。新規フォルダショートカットウィンドウが表示されます。
  2. 名前ボックスに、フォルダの名前を入力します。
  3. フォルダの種類ドロップダウンリストから、ショートカットがSAS Serverフォルダを参照するのか、FTPフォルダを参照するのかを指定します。
  4. SAS Serverフォルダへのショートカットを作成している場合は、ディレクトリボックスにディレクトリへの物理パスを入力します。
    FTPフォルダへのショートカットを作成している場合は、ホスト名ボックスにFTPホストのネットワークアドレスを入力し、ユーザー名とパスワードを入力します。デフォルトでは、ディレクトリはFTPユーザーのホームディレクトリになります。ディレクトリボックスを使用して、ホームディレクトリからの相対パスで別のディレクトリを指定できます。たとえば、FTPユーザーのホームディレクトリがc:\homedirであり、dataディレクトリボックスに指定した場合、ショートカットのルートディレクトリはFTPサーバーのc:\homedir\dataになります。Testをクリックすると、FTPサーバーへの接続を検証できます。
    注: Mid-TierとFTPサーバーが異なるオペレーティングシステムを実行している場合は、ホスト名ボックスのFTPホストの名前を完全修飾名にする必要があります。この名前が完全修飾でない場合、接続は失敗する可能性があります。
    新規フォルダショートカットウィンドウ
  5. 保存をクリックして、フォルダショートカットを作成します。新しいショートカットが、フォルダショートカットのリストに追加されます。
新しいフォルダを作成するには、サーバーファイルとフォルダセクションで、新しいフォルダを作成するフォルダを選択します。新規ボタンをクリックし、フォルダを選択します。新規フォルダウィンドウが表示されます。新しいフォルダの名前を入力します。新しいフォルダがフォルダリストに追加されます。
ファイルをダウンロードするには、対象のファイルを選択し、ダウンロードボタンをクリックします。ファイルをデフォルトのアプリケーションで開くか、ローカルのコンピュータに保存するためのプロンプトが表示されます。
ローカルのコンピュータから1つ以上のファイルをアップロードするには、ファイルをアップロードするフォルダを選択し、アップロードボタンをクリックします。ファイルのアップロードウィンドウが表示されます。ファイルの選択をクリックし、アップロードするファイルを参照します。

タスクの操作

ナビゲーションペインのタスクセクションでは、SAS Studioのタスクにアクセスできます。タスクは、SASプロシジャに基づいており、SASコードと、出力形式を適用した結果を生成します。SAS Studioには、すぐに実行できるいくつかの定義済みタスクが付属しています。これらの定義済みタスクのコピーを編集して、独自のタスクを新しく作成することもできます。
新しいタスクを作成するには、新規タスクボタンをクリックし、新規タスクを選択します。SAS Studioによって、サイトのカスタムタスクの作成に使用できるテンプレートがワークエリアに作成されます。カスタムタスクは、マイタスクフォルダまたはナビゲーションペインのサーバーファイルとフォルダセクションからアクセスすることができます。詳細については、SAS Studioのタスクについてを参照してください。
作成したタスクを編集するには、マイタスクフォルダからタスクを選択し、編集ボタンをクリックします。タスクの作成に使用したXMLコードがワークエリアに読み込まれます。定義済みのタスクを編集する場合は、まずそのタスクを右クリックしてマイタスクに追加またはフォルダに追加を選択します。詳細については、定義済みタスクの編集を参照してください。

スニペットの操作

ナビゲーションペインのスニペットセクションでは、コードスニペットにアクセスできます。コードスニペットとは、一般的に使用されているSASコードのサンプルであり、作成するSASプログラムに挿入できます。SAS Studioには、すぐに使用できるいくつかの定義済みコードスニペットが付属しています。これらのスニペットのコピーを編集して、独自のカスタムスニペットを作成することもできます。カスタムスニペットには、マイスニペットフォルダからアクセスできます。詳細については、プログラムの操作を参照してください。
作成したスニペットを編集するには、マイスニペットフォルダからスニペットを選択し、編集ボタンをクリックします。定義済みのスニペットを編集する場合は、まずそのスニペットを右クリックして、マイスニペットに追加を選択します。
注: 編集できるのは、マイスニペットフォルダに表示されるスニペットのみです。

ライブラリの操作

ナビゲーションペインのライブラリセクションでは、SASライブラリにアクセスできます。SASライブラリには、SASテーブルが格納されています。ライブラリセクションからSASテーブルを開き、これをプログラムに追加することができます。ライブラリセクションを使用して、テーブルを展開し、テーブル内部の列を参照できます。列名の前にあるアイコンは、タイプを示しています。
列のタイプを示す一般的なアイコンの例を次に示します。
アイコン
列のタイプ
文字アイコン
文字
数値アイコン
数値
日付アイコン
日付
日時アイコン
日時
テーブルや列をライブラリセクションからプログラムにドラッグすると、ドラッグされたアイテムのコードがSAS Studioによってプログラムに追加されます。詳細については、プログラムの読み込みと作成を参照してください。
新しいライブラリを作成したり、既存のライブラリを割り当てたりすることもできます。
新しいライブラリを作成するには、次の手順を実行します。
  1. ナビゲーションペインでライブラリをクリックし、新規ライブラリボタンをクリックします。新規ライブラリウィンドウが表示されます。
    新規ライブラリウィンドウ
  2. 名前ボックスに、ライブラリの参照名を入力します。ライブラリ参照名は、8文字以下である必要があります。
  3. パスボックスに、ライブラリが常駐している場所の物理パスを入力します。
  4. オプションボックスに、必要な構成オプションを指定します。適切なオプションについては、お使いの動作環境用のドキュメントを参照してください。
  5. SAS Studioを使用する際、このライブラリに毎回アクセスする場合は、起動時にこのライブラリを再作成するを選択します。
  6. OKをクリックして、ライブラリを作成します。新しいライブラリがナビゲーションペインのライブラリのリストに追加されます。
SAS Studio Mid-Tier(エンタープライズ版)配備では、メタデータライブラリの割り当てボタンをクリックして未割り当てのメタデータライブラリを割り当てることができます。割り当てるライブラリは、すでにメタデータで定義されている必要があります。SAS Studioを使用する際、選択したライブラリに毎回アクセスする場合は、起動時に選択したライブラリを割り当てるを選択します。ライブラリが割り当てられていない場合、そのライブラリのテーブルにはアクセスできません。

ファイルショートカットの使用

ファイルショートカットを使用すると、指定したファイルに素早くアクセスできます。お使いのSAS Server上(URLを介して)またはFTPサーバー上にあるファイルへのショートカットを作成できます。
注: FTPサーバー上にあるファイルへのショートカットは、FTPフォルダへのフォルダショートカットを作成している場合にのみ作成できます。
新しいファイルショートカットを作成するには、新規ファイルショートカットボタンをクリックします。ショートカットは、完全なパスとファイル名を指定するか、URLを指定して定義します。次回SAS Studioを使用する際にも、このショートカットを利用できるようにする場合は、起動時にこのファイルショートカットを再作成するを選択します。
ファイルショートカットからファイルを開くには、ショートカットをダブルクリックするか、ワークエリアにドラッグします。

ナビゲーションペインのカスタマイズ

デフォルトでは、SASプログラマパースペクティブでSAS Studioを起動すると、ナビゲーションペインの5つのセクションがすべて表示されます。表示対象のセクションを変更するには、その他のアプリケーションオプションボタンをクリックし、Viewを選択します。追加または削除するセクションを選択またはクリアします。ナビゲーションペインが即座に更新されます。
注: ビジュアルプログラマパースペクティブでは、ファイルショートカットセクションはデフォルトで表示されません。

ワークエリアの使用

ワークエリアの使用について

ワークエリアは、プログラムやタスクへのアクセスおよびデータの表示に使用する、SAS Studioアプリケーションの主要な要素です。ワークエリアは常時表示されており、最小化できません。プログラム、タスクまたはテーブルを開くと、ワークエリアの新しいタブとしてウィンドウが開きます。プログラムおよびタスクに関連付けられているコード、ログおよび結果は、そのプログラムまたはタスクのメインタブにまとめて表示されます。
1つのプログラム、1つのテーブル、2つのタスクが表示されたワークエリア

ワークエリアのカスタマイズ

デフォルトでは、ワークエリアはナビゲーションペインの横に表示されますが、ワークエリアを最大化し、ナビゲーションペインを非表示にすることができます。ワークエリアのすべてのタブを一度に閉じることもできます。
ワークエリアを最大化するには、ツールバーのビューの最大化ボタンをクリックします。
注: 再度ナビゲーションペインを開くには、再度最大化ビューの終了ボタンをクリックします。
ワークエリアで開いているタブをすべて閉じるには、新規オプションボタンをクリックし、すべてのタブを閉じるを選択します。保存していないプログラムまたはタスクを保存するためのプロンプトが表示されます。

ワークエリアでのタブの位置の変更

ワークエリアでは、ドラッグアンドドロップ操作によってタブを左右に移動し、タブの位置を変更できます。また、ワークエリアの右側または下部にタブをドッキングすることで、一度に複数のタブを表示できます。
タブの配置を変更するには、次の操作を実行します。
  1. 移動するタブを選択します。
  2. そのタブアイコンを、コンテンツを表示する位置まで移動します。Okay Cursorアイコンによって有効な位置が示されます。
    Baseballテーブルビューアタブをワークスペースの下部に移動する例
    Baseballテーブルビューアタブの新しい位置
    注: また、Program 2の結果タブが、プログラムタブの右側に移動されました。

SAS Studioでの検索

検索機能を使用して、ナビゲーションペインのすべてのセクションを検索できます。検索できるアイテムの種類は、ナビゲーションペインで何を選択しているかによって異なります。たとえば、サーバーファイルとフォルダセクションでフォルダまたはフォルダショートカットが選択されている場合は、フォルダとフォルダショートカットを検索でき、検索にサブフォルダを含めるかどうかを選択できます。タスクセクションのタスクカテゴリが選択されている場合は、タスク名、関連付けられているSASプロシジャ、およびタスクの説明を検索できます。
検索機能にアクセスするには、検索ボタンをクリックします。検索ボックスが表示され、検索するテキストを入力できます。
絞り込み基準オプションを選択または選択解除することで、検索の範囲を限定できます。これらのオプションは、ナビゲーションペインで何を選択しているかによって異なります。デフォルトでは、検索では大文字と小文字が区別されます。大文字と小文字の両方のテキストを検索する場合は、大文字と小文字を区別するチェックボックスの選択を解除します。
次の例では、Sashelpライブラリで"class"を検索しています。この検索では、Sashelpライブラリのすべてのテーブルと列が含まれています。また、大文字と小文字が区別されていません。
"class"の検索結果
結果をダブルクリックすると、アイテムを開くことができます。検索結果のリストに戻るには、検索ボタンを再度クリックします。
検索結果をクリアするには、Clear searchボタンをクリックします。

全般プリファレンスの設定

プリファレンスウィンドウでは、SAS Studioに影響するいくつかのオプションを変更できます。
全般オプションにアクセスするには、その他のアプリケーションオプションボタンをクリックし、プリファレンスを選択します。全般をクリックします。
オプション
説明
SAS ログに生成コードを表示する
SASにより自動的に生成されたODSステートメント、%LETステートメントおよびその他のコードをログファイルに表示します。このオプションは、SASタスクおよびSASプログラムファイルの両方に適用されます。
エラーメッセージに詳細の表示ボタンを含める
SAS Studioによって生成されたエラーメッセージに詳細の表示ボタンを追加します。
新しいプログラムを対話型モードで開始する
新しいプログラムを対話型モードをオンにして開きます。このオプションは、SAS 9.4のメンテナンスリリース1以降が稼動している場合にのみ利用できます。詳細については、対話型モードでの操作を参照してください。
タイムアウト間隔:(時間)
SAS Studioで操作を行うことなくログオン状態を維持できる時間を指定します。デフォルトの値は1時間です。
SAS変数名ポリシー
SAS変数名に適用するルールセットを次の中から1つ指定できます。
  • ANY — 変数名が、空白を含む任意の文字から始まるか、任意の文字を含むことができ、少なくとも1文字は指定する必要があり、nullバイトを含めることができないことを指定します。変数名には、大文字と小文字、特殊文字、マルチバイト文字を含めることができます。名前の長さは32バイト以内です。デフォルトでは、このオプションが選択されています。先頭の空白は保持されますが、末尾の空白は無視されます。
  • V7 — 変数名がラテンアルファベット(AからZ、aからz)またはアンダスコア文字で始まる必要があることを指定します。これらの変数名には、空白も、アンダスコア以外の特殊文字も含めることはできず、特殊なSAS自動変数の名前および変数リスト名を割り当てることはできません。変数名には、大文字と小文字を含めることができ、長さは32バイト以内です。
デフォルトテキストエンコーディング
テキストファイルの読み込みまたは書き込み時に使用される文字セットエンコーディングを指定します。デフォルト値はUTF-8です。このオプションは、SAS Serverがz/OSで実行されている場合には使用できません。いくつかのエンコーディングオプションのリストと、それらが関連付けられている言語については、テキストエンコーディングオプションと言語マッピングを参照してください。
注: また、Altキーを押したまま1つのファイルをダブルクリックして開くときに、テキストエンコーディングを指定することもできます。テキストエンコーディングの選択ウィンドウが表示され、エンコーディングを選択できます。このオプションはSASプログラムファイル(*.SAS)、テキストファイル(*.txt)、カンマ区切り値ファイル(*.csv)、ログ(*.log)のファイルタイプに適用されます。

パースペクティブについて

SAS Studioは、組織内のさまざまなユーザーおよびグループが使用できるように設計されています。各自に必要な特定の機能のサブセット(パースペクティブ)を表示するように設定できます。パースペクティブとは、さまざまなユーザータイプのニーズに合わせてカスタマイズされた機能セットです。SAS Studioには2つのパースペクティブがあります。それは、SASプログラマパースペクティブとVisualプログラマパースペクティブです。
SASプログラマは、主にSASプログラムの作成と編集を目的としてSAS Studioを使用するユーザー向けのパースペクティブです。デフォルトでは、SASプログラマパースペクティブは新しいプログラムウィンドウで開き、すべてのプログラムファイルおよびコードスニペットを簡単に管理できるように、ナビゲーションペインには5つのセクションがすべて含まれています。
Visualプログラマパースペクティブは、プロジェクトベースの環境でプロセスフローを操作するユーザー向けに設計されています。Visualプログラマパースペクティブでプロセスフローを使用して、個々のプロセスを1つの繰り返し可能なプロセスフローに結合し、保存、再利用および他のユーザーと共有できます。デフォルトでは、Visualプログラマパースペクティブは新しいプロセスフローウィンドウで開き、ナビゲーションペインには、フォルダ、タスク、スニペット、ライブラリの4つのセクションが含まれています。
注: SASプログラマパースペクティブを使用しているときにプロセスフローを開くと、Visualプログラマパースペクティブに切り替えるためのプロンプトが表示されます。
どちらのパースペクティブでも、SAS Studioに付属している定義済みタスクの実行やタスクの作成および編集を行うことができます。また両方のパースペクティブで、SASプログラムやクエリを作成および実行できます。
パースペクティブの相違点を次の表に示します。
SAS Studioの要素
SASプログラマで使用可能かどうか
Visualプログラマで使用可能かどうか
ナビゲーションペインのセクション
  • サーバーファイルとフォルダ
可能
可能
  • タスク
可能
可能
  • スニペット
可能
可能
  • ライブラリ
可能
可能
  • ファイルショートカット
可能
可能、ただしデフォルトでは非表示
SASプログラム
可能
可能
クエリ
可能
可能
プロセスフロー
不可
可能
SAS Studioを起動してパースペクティブを選択した後に、使用しているパースペクティブを変更できます。これを行うには、ツールバーにあるパースペクティブのメニューをクリックして、使用するパースペクティブを選択します。
SAS Studioに表示するナビゲーションペインのセクションを指定できます。これを行うには、その他のアプリケーションオプションボタンをクリックし、Viewを選択します。

Autoexecファイルの編集

autoexec.sasファイルには、SAS Studioを起動してSAS Serverに接続するたびに実行されるSASステートメントが含まれています。たとえば、SAS Studioを対話型または非対話型で使用するたびに毎回利用したいライブラリを、autoexec.sasを使用して割り当てることができます。
注: 新規ライブラリウィンドウを使用して新しいライブラリを作成した場合は、起動時にこのライブラリを再作成するオプションを選択して、LIBNAMEステートメントをautoexec.sasファイルに自動的に追加します。詳細については、ライブラリの操作を参照してください。
autoexec.sasファイルを編集するには、次の操作を実行します。
  1. その他のアプリケーションオプションボタンをクリックし、Autoexecファイルの編集を選択します。
  2. autoexec.sasファイルに含めるコードを入力します。
  3. 構文を検証するには、実行をクリックします。Logタブが開き、ログが表示されます。
  4. 保存をクリックし、autoexecファイルを保存して閉じます。

SAS Workspace Serverの変更

複数のSAS Workspace Serverへのアクセス権がある場合は、SAS Studioを接続するサーバーを変更できます。サーバーを変更するには、その他のアプリケーションオプションボタンをクリックし、SAS Workspace Serverの変更を選択します。使用するサーバーを選択します。サーバーを変更すると、作成したライブラリやファイルショートカットは削除されます。詳細については、SAS Studio: Administrator's Guideを参照してください。
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