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SAS Studioについて

SAS Studioは、Webブラウザ経由でアクセスするSAS用開発アプリケーションです。SAS Studioを使用すると、データファイル、ライブラリおよび既存のプログラムにアクセスして、新しいプログラムを作成できます。また、SAS Studioでは、定義済みのタスクを使用して、SASコードを生成できます。SAS Studioでプログラムまたはタスクを実行すると、自動的にSAS Servrerに接続され、SASコードが処理されます。クラウド環境でホストされるサーバー、ローカル環境のサーバーまたはローカルマシン上のSASのコピーをSASサーバーとして使用できます。コードの処理が終了したら、結果がSAS Studioに返されます。
SAS StudioとSASの関係を示す画像
SAS Studioでは、Microsoft Internet Explorer、Apple Safari、Mozilla Firefox、Google Chromeなどの複数のWebブラウザがサポートされています。
独自のSASプログラムを作成して実行するだけでなく、SAS Studioにあらかじめ用意されている定義済みのタスクを使用してデータを分析することもできます。タスクはSAS Systemのプロシジャに基づいており、最もよく使用されるグラフや分析のプロシジャを利用できます。また、デフォルトのタスクテンプレートを使用して独自のタスクを作成することもできます。
SAS Studioには、2つの異なるパースペクティブ(SASプログラマパースペクティブとVisualプログラマパースペクティブ)が用意されています。パースペクティブとは、特定のユーザータイプのニーズに合わせてカスタマイズされた既定の機能セットです。特定のパースペクティブを選択すると、インターフェイスで選択できる機能が、日常的に使用する機能に絞り込まれます。デフォルトでは、SAS Studioを開くと、SASプログラマパースペクティブが選択されます。SAS Studioを起動した後に、ツールバーにあるパースペクティブのメニューを使用してパースペクティブを変更することもできます。詳細については、パースペクティブについてを参照してください。
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