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B8601TXw. 出力形式

協定世界時(UTC)値をユーザーのローカル時間に調整します。ISO 8601規格の基本時間表記hhmmss+|-hhmmを使用して、ローカル時間を書き出します。

カテゴリ: 日付と時間
ISO 8601
配置:
サポート: ISO 8601 Elements 5.3.3 and 5.3.4

構文

B8601TXw.

説明

w

出力幅を指定します。

デフォルト 14
範囲 9–20

詳細

UTC値は、イギリスのグリニッジの基準子午線に基づく時間を示します。SASは、この出力形式を使用して、時間値をUTC値に変換したり、TIMEZONE=システムオプションを使用することで、ユーザーのローカル時間を決定したりします。TIMEZONE=オプションが設定されていない場合、ユーザーのローカル時間は、ローカル時間に基づきます。B8601TX出力形式は、SAS日時値を次のISO 8601規格の基本時間表記を使用して書き出します。
  • hhmmss+|–hhmm
hh
00から23までの2桁の時間です(ゼロ埋め込み)。
mm
00から59までの2桁の分です(ゼロ埋め込み)。
ss
00から59までの2桁の秒です(ゼロ埋め込み)。
+|–hh:mm
基準子午線時間からの時間と分の符号付きオフセットです。オフセットは+|–hhmm (つまり、+または–を伴う4文字)である必要があります。
+は基準子午線の東部タイムゾーンに、-は基準子午線の西部タイムゾーンにそれぞれ使用します。たとえば、+0200は基準子午線の東部での2時間差を表し、-0600は基準子午線の西部での6時間差を表します。
制限: 短い形式+|–hhは、サポートされていません。
SASではUTC時間をB8601TZ入力形式を使用して読み込む際に、オフセット調整後の時間が24時間を超えていたり00時間未満である場合、オフセット調整後の時間が000000と240000の間になるように値を調整します。B8601TX出力形式をこの時間範囲外の時間に適用する場合、時間はアスタリスクを使用してフォーマットされ、その値が範囲外であることが示されます。

最初の例では、時間とタイムゾーンオフセットの決定にローカル時間を使用します。2番目の例では、タイムゾーンをAmerica/Adakに変更します。それはハワイ-アリューシャン標準時です。
ステートメント
結果
data _null_; 
t='12:34:56't;
put t b8601tx.; 
run;
 073456-0500
options timezone='America/Adak';
data _null_ ; 
t='12:34:56't;
put t b8601tx.; 
run;
 023456-1000

関連項目:

Working with Dates and Times By Using the ISO 8601 Basic and Extended Notations (SAS出力形式と入力形式: リファレンス)
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