KSCAN関数
指定された単語を文字式から選択します。
| カテゴリ: | DBCS |
| 制限事項: | この関数にはI18Nレベル2ステータスが割り当てられ、SBCS、DBCS、およびMBCS (UTF8)と組み合わせて使用するように設計されています。 詳細については、次を参照してください。 国際化の互換性 |
| ヒント: | 非DBCSで相当する関数は、SCANで、SAS関数とCALLルーチン: リファレンスを参照してください。 |
構文
必須引数
argument
文字式を指定します。
n
KSCANが文字式内で選択する単語の番号を算出する数式を指定します。
| ヒント | nが負の場合、KSCANは、文字式内の単語を文字列の最後から検索して選択します。|n|が文字式内の単語数よりも大きい場合、KSCANは空白値を返します。 |
delimiters
KSCANが文字式内で単語区切り文字として使用する文字を指定します。
| デフォルト | ASCII環境でdelimitersを省略すると、SASはblank(空白) .< ( + & !$ * ) ; ^ – / , % |を使用します。^文字のないASCII環境の場合、KSCANはかわりに~文字を使用します。 |
| EBCDIC環境でdelimitersを省略すると、SASはblank(空白) .< ( + | & !$ * ) ; ¬ – / , % | ¢を使用します。 | |
| ヒント | delimitersを定数として表す場合は、delimitersを引用符で囲みます。 |
詳細
制限と詳しい情報については、SAS文字列関数の国際化の互換性を参照してください。
区切り文字が文字列内で先頭の単語より前にあっても、KSCANに影響はありません。複数の区切り文字が連続する場合、KSCANはそれらをまとめて1つとして扱います。
