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SAS 9.4 Scalable Performance Data Engineの新機能

概要

9.4では、次のオプションが追加または拡張されました。
  • ALIGN=データセットオプション
  • COMPRESS= LIBNAMEステートメントオプション
  • ENCRYPT=AES (Advanced Encryption Standard)データセットオプション
  • ENCRYPTKEY=データセットオプション
  • IOBLOCKSIZE= LIBNAMEステートメントオプション
  • SPDEFILECACHEシステムオプション
  • SAS 9.4のメンテナンスリリース1では、SPD Engineで、DLDMGACTION=NOINDEXはサポートされていませんが、ABORT、FAIL、PROMPT、REPAIRはサポートされています。
  • SAS 9.4のメンテナンスリリース3では、別のホスト上のSPD Engineファイルへのアクセスという新しいセクションが追加されました。

SPD Engineシステムオプション

新しいSPD Engineシステムオプションを使用すると次のことが行えます。
  • SPDEFILECACHEシステムオプションは、オープンされているSPD Engineデータファイルのキャッシングを有効化または無効化します。詳細については、 SPDEFILECACHEシステムオプションを参照してください。

SPD Engineデータセットオプション

新しい拡張されたSPD Engineデータセットオプションを使用すると次のことが行えます。
  • 新しいALIGN=データセットオプションは、変数アラインメントを指定します。詳細については、 ALIGN=データセットオプションを参照してください。
  • ENCRYPT=データセットオプションは、より強力なセキュリティを実現するために、AESアルゴリズムをサポートするよう拡張されました。詳細については、 SPD Engineデータセットの暗号化を参照してください。
  • 新しいENCRYPTKEY=データセットオプションは、AES暗号化で使用するキー値を指定します。詳細については、 ENCRYPTKEY=データセットオプションを参照してください。

SPD Engine LIBNAMEステートメントオプション

新しいLIBNAMEステートメントオプションを使用すると、次の処理を行えます。
  • SAS 9.4のメンテナンスリリース2では、新しいIOBLOCKSIZE= LIBNAMEステートメントオプションを使用すると、I/O操作で使用されるオブザベーションブロックのバイト数でサイズを指定できます。詳細については、 IOBLOCKSIZE= LIBNAMEステートメントオプションを参照してください。
  • SAS 9.4のメンテナンスリリース2では、COMPRESS= LIBNAMEステートメントオプションを使用すると、SPD Engineデータセットを作成時にディスク上で圧縮できます。
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