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SPD Engine互換性

SAS 9のアップグレード

SAS 9の前のリリースからアップグレードする場合、動作環境が同一のままであれば、データセットを移行する必要はありません。複数のホストにわたるアップグレードの場合(例:32ビットから64ビットのWindows動作環境へ)、データセットを移行する必要があります。データセットを移行するには、CIMPORT、COPYまたはCPORTを使用します。詳細については、Base SASプロシジャガイドを参照してください。
注: MIGRATEプロシジャでは、SPD Engineはサポートされていません。

別のホスト上のSPD Engineファイルへのアクセス

SPD Engineは、データセットを複数のホストファミリ間で共有できませんが、1つのホストファミリ内で共有できます。たとえば、両方のホストのデータ表現が同じである限り、別のホスト上のSPD Engineファイルにアクセス(読み取りおよび更新)できます。
SPD Engineは次のホスト上で動作します。
Itanium上のHP-UX IPF、またはHP-UX SPARC上のSolaris 64ビットまたはSolaris
x64 (x86-64)上のLinux x64 (x86-64)上のSolaris 10
MVS_32 Wndows 32ビット
Power上のAIX 64ビットまたはAIX Windows 64ビット
データ表現に基づいて、データセットは次のホストファミリに分類されます。
  • 次のホスト上で動作するビッグエンディアン:
    • Itanium上のHP-UX IPF、またはHP-UX
    • Power上のAIX 64ビットまたはAIX
    • SPARC上のSolaris 64ビットまたはSolaris
  • 次のホスト上で動作するビッグエンディアン:
    • x64(x86-64)上のLINUX
    • x64(x86-64)上のSolaris 10
  • z/OS 32ビット上のz/OS
  • Windows 32ビット上のWindows
  • Windows 64ビット上のWindows x64
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