SAS Enterprise Guide 6.1は、SAS 9.4、9.3、9.2でサポートされています。このリリースでは、次の拡張が行われました。
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SASハイパフォーマンスツールとの統合。また、SASハイパフォーマンスツールには、ハイパフォーマンスロジスティックとハイパフォーマンス線形回帰分析タスクが追加されました。
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新しいログの要約ウィンドウによるプログラマの生産性向上。このウィンドウには、プログラム実行時に生成されたすべてのエラー、警告、注、そして関連する行番号、影響するコードのサンプルがリストされます。
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SASプログラムを分析して、国際化対応問題が発生する可能性があるかどうかを判断する機能。国際化対応は、プログラムを最適化して、プログラムを書き直さなくても任意の言語や地域に適合させられるようにするためのプロセスです。プログラムの国際化対応を分析すると、SAS
Enterprise Guideで、影響を受ける可能性があるコードの行がリストされ、可能な場合は置換の候補が示されます。
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メモを使用して、プロセスフロー、またはプロセスフロー内の特定オブジェクトに情報を追加する機能。
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新しいスタンドアロンインストーラやアプリケーションストリーミングサポートなどの管理拡張。新しいインストーラは非常に小容量であるため、System Center Configuration
Manager (SCCM)などの事前設定ツールを使用した場合は特に、分散配置でのインストールが容易になります。詳細については、
SAS Deployment Wizard and SAS Deployment Manager 9.4: User’s Guide (
http://support.sas.com/deploywizug94.html)を参照してください。
SAS Enterprise Guide 6.1M1 (2013年12月出荷)は、SAS Visual Analytics 6.2と6.3と統合されています。この統合により、SAS
Visual Analytics DesignerとSAS Visual Analytics Explorerで作成されたレポートを開いたり更新したりすることができます。SAS
Visual AnalyticsレポートはSAS Enterprise Guideプロジェクトとともに保存することもできます。