SAS Add-In 7.1 for Microsoft Officeは、Microsoft Office 2013、2010、および2007上で稼動し、SAS 9.2、SAS
9.3、またはSAS 9.4 Serverで稼動させられます。
このリリースの主な機能は、SAS Visual Analytics 6.2、6.3、6.4、7.1との統合です。
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このリリースから、SAS Add-In for Microsoft OfficeでSAS Visual Analyticsレポートがサポートされます。これにより、要素のブラシ、フィルタ、ドリル、展開、折りたたみが可能になります。Microsoft
Excel、Microsoft Word、Microsoft PowerPoint、Microsoft Outlookでこの機能と対話できます。
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Microsoft Officeドキュメントにオブジェクトを挿入する前に、SAS Visual Analyticsレポートの内容をプレビューできます。特定のオブジェクトを選択して挿入したり、レポート全体を挿入したりできます。
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SAS Visual Analyticsレポートのオブジェクトの前に、任意の指定フィルタを表示するかどうかを指定できます。クロス集計レポートを開いている場合、フィルタにはブレッドクラムも含まれます。
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SAS Visual Analyticsレポートの表示やコメントの追加もできます。条件付きハイライト表示のルールを表示できます。(これらのルールは、SAS Visual
Analyticsでレポートが作成されたときに定義されたものです)。SAS Visual Analyticsレポートでグラフの作成に使用された集計データも表示できます。
このリリースにおけるもう1つの主な機能は、SAS Studioに同梱された、新しいタスクインターフェイスとタスクの統合です。再設計されたタスクインターフェイスでは、最近のタスクとお気に入りのタスクが表示されます。カテゴリ、フィルタ、および検索機能を使用すると、必要なタスクをすばやく見つけられます。このインターフェイスから、SAS
Add-In for Microsoft OfficeタスクとSAS Studioタスクにアクセスできます。
その他の新機能としては、Microsoft Excel、Microsoft Word、Microsoft PowerPoint、Microsoft OutlookでのSAS
Centralの可用性が挙げられます。SAS Central (SAS Visual AnalyticsのHubに類似したビュー)を使用すると、SAS Visual
AnalyticsレポートおよびSAS Stored Processesに簡単にアクセスできます。
また、SAS Add-In 7.1 for Microsoft Officeには、新しいLASRへのアップロードタスクも含まれます。これにより、SAS Visual
Analyticsでデータにアクセスできるように、SAS LASR Analytic Serverにデータをアップロードできます。