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クラスターマトリックスウィンドウの操作

クラスターマトリックスウィンドウについて

クラスターマトリックスには、指定された数の効果のペア上に各クラスターの2次元の投影が表示されます。これらの投影は、プロットされた効果ペア内でクラスターの類似性や相違点を特定する上で有効です。
各クラスターには、一意の色が割り当てられています。各クラスターは、n空間では一意であり、2次元の投影は重なります。注意すべきことは、各オブザベーションは1つのクラスターだけに属することができるということです。ただし、クラスターマトリックスでは、投影を2次元でしか表示できないため、複数のクラスターが1つのオブザベーションに重なることがあります。
ヒートマップが使用されない場合は、個々のオブザベーションは所属クラスターを示すために色分けされます。

クラスターマトリックスウィンドウの使用

任意の効果ペアのプロットをより大きく表示するには、そのプロット内を右クリックし、探索をクリックします。探索ウィンドウでは、オブザベーションの表示や選択を簡単に行えます。
オブザベーションをクラスタ­によって区分化する変数の箱ひげ図を表示するには、関心の対象である変数を含むプロット内を右クリックし、クラスター ID ごとのプロット variable_name を選択します。選択したプロットの各変数には、メニュー項目があります。箱ひげ図は、選択した変数に対してクラスターの類似性がどの程度あるかを判断するために使用します。
他の探索で使用できるクラスターID変数の派生するには、プロット内を右クリックし、クラスターID変数の派生を選択します。この項目を選択すると、SAS Visual Statisticsによって各オブザベーションのクラスターIDを含むカテゴリ変数が作成されます。-1のクラスターIDは欠損値のあるオブザベーション用に予約されています。
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最終更新: 2019/12/17