折れ線グラフの操作
折れ線グラフのデータの役割
折れ線グラフの基本的なデータの役割は、カテゴリとメジャーです。割り当てることができるカテゴリは1つだけで、カテゴリ値はカテゴリ軸にプロットされます。メジャーは多数割り当てることができ、メジャー値は応答軸にプロットされます。折れ線グラフにメジャーが含まれていない場合、カテゴリ値の度数は応答軸にプロットされます。
基本的なデータの役割だけでなく、次の役割も割り当てることができます。
グループ
割り当てるカテゴリデータアイテムの値に基づいてデータをグループ化します。データ値ごとに別々の線が作成されます。
注: ビジュアルに複数のメジャーが割り当てられている場合は、グループ化を使用できません。
格子列
割り当てるカテゴリデータアイテムの値ごとに列を指定してグラフの格子を作成します。
格子行
割り当てるカテゴリデータアイテムの値ごとに行を指定してグラフの格子を作成します。
予測
折れ線グラフの予測を有効にします。統計的傾向に基づいてデータの今後の値を予測します。
注: 予測を使用できるのは、ビジュアルに日付または日時データアイテムが割り当てられている場合のみです。
要因
予測が有効になっている場合は、追加メジャーを要因として予測に追加します。予測モデルは、追加メジャーを評価して、追加メジャーが予測の正確さに役立つかどうかを判断します。追加メジャーが予測の正確さを向上しない場合、追加メジャーは使用されません。追加メジャーが予測の正確さを向上する場合、予測線が調整され、信頼区間が絞り込まれます。
要因として追加したメジャーはシナリオ分析でも使用できます。
注: 要因は、折れ線グラフがメジャー役割に単一のメジャーを含んでいる場合に限り使用可能です。
折れ線グラフのプロパティの指定
プロパティタブでは、次のオプションを指定できます。
名前
ビジュアルの名前を指定します。
タイトル
グラフの上に表示されるタイトルを指定します。
注: タイトルオプションは、グラフタイトルの自動作成を選択した場合は無効になります。
グラフタイトルの自動作成
グラフタイトルがビジュアル内のデータアイテムに基づいて自動的に生成されるように指定します。
グリッドラインの表示
応答軸の目盛ごとにグリッドラインを表示します。
Frequency
度数をカウント(カウント)として表示するかパーセント(パーセント)として表示するかを指定します。
注: 度数値は、ビジュアルに表示されている(フィルタおよび他のデータ選択が適用された後の)データに基づきます。
注: ビジュアルにメジャーが割り当てられている場合は、このオプションが無効になります。
メジャーのレイアウト
メジャーが1つの応答軸を共有する(共有の軸)か、メジャーごとに別々の応答軸を持つ(別々の軸)かを指定します。
注: ビジュアルにメジャーが1つしか含まれていない場合は、メジャーのレイアウトオプションが無効になります。
概要
グラフの概要を有効にするかどうかを指定します。
マーカーの表示
ビジュアルの値のマーカーを表示します。
データラベルの表示
データ値をビジュアル内のテキストとして表示します。
注: データ値にカーソルを合わせると、常にデータ値がデータチップとして表示されます。
データラベルを間引いて表示
重複を避けるために必要に応じてデータラベルを削除します。この重複解消アルゴリズムは、チャート上のローカルな高ポイントおよび低ポイントにラベルを保持します。
軸ラベルの回転
カテゴリラベルを傾斜させて表示します。
参照線
参照線をビジュアルに追加します。参照線を作成するには、
をクリックした後、新しい参照線ウィンドウで参照線のパラメータを指定します。
をクリックした後、新しい参照線ウィンドウで参照線のパラメータを指定します。
参照線の名前が、参照線オプションの下に表示されます。それぞれの名前の隣にあるアイコンを使用することで、参照線の編集や削除が行えます。
期間(予測が有効になっている場合)
予測するデータ間隔の数を指定します。
注: ビジュアルで予測が有効になっている場合に限り、このオプションを使用できます。
信頼(予測が有効になっている場合)
信頼区間の信頼度を指定します。デフォルト値は95%です。
予測
予測について
予測では、今後のデータ値を予測するためにデータソースで統計的傾向が使用されます。予測を使用できるのは、ビジュアルに日付または日時データアイテムが割り当てられている場合のみです。
予測には、予測された将来のデータ値だけでなく、信頼区間も表示されます。詳細については、予測を参照してください。
予測の有効化
折れ線グラフの予測を追加するには、役割タブで予測を選択します。
注: 予測を適用するには、折れ線グラフに日付または日時データアイテムが含まれている必要があります。
折れ線グラフのプロパティタブで、期間オプションを使用して、予測するデータ値の数を調整できます。信頼オプションを使用することで、信頼区間の信頼度を指定できます。
役割タブで、要因として追加メジャーを予測に追加できます。予測モデルは、追加メジャーを評価して、追加メジャーが予測の正確さに役立つかどうかを判断します。追加メジャーが予測の正確さを向上しない場合、追加メジャーは使用されません。追加メジャーが予測の正確さを向上する場合、予測線が調整され、信頼区間が絞り込まれます。
注: 要因は、折れ線グラフがメジャー役割に単一のメジャーを含んでいる場合に限り使用可能です。
要因として使用したメジャーはシナリオ分析とゴールシークでも使用できます。詳細については、シナリオ分析とゴールシークの操作を参照してください。