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シナリオ分析とゴールシークの操作

シナリオ分析とゴールシークについて

シナリオ分析では、予測に役立つ要因の将来値を指定して仮想シナリオを予測できます。
たとえば、会社の利益を予測する場合に材料費が要因となる場合、シナリオ分析を使用して、材料費が10%増加すると予測される利益がどれだけ変化するかを判断できます。
シナリオ分析に加えて、ゴールシークも実行できます。ゴールシークでは、予測メジャーのターゲット値を指定して、そのターゲット値を達成するために必要な要因の値を判断できます。
たとえば、会社の利益を予測する場合に材料費が要因となる場合、ゴールシークを使用して、利益の10%増加を達成するために必要な材料費の値を判断できます。
シナリオ分析とゴールシークは同じ予測で一緒に使用できます。

シナリオ分析とゴールシークを予測に適用する

シナリオ分析とゴールシークを予測に適用するには、次の操作を行います。
  1. 役割タブで、シナリオ分析を選択します。シナリオ分析ウィンドウが表示されます。
    注: 予測に利用できる要因がある場合のみ、シナリオ分析オプションを使用できます。
  2. 予測メジャーおよび要因として予測に割り当てられるメジャーごとに、折れ線はメジャーの値を表示し、一連のポイントによりメジャーの将来値を設定できます。
    注: 予測値を表として表示することもできます。表アイコンをクリックして、表モードを表示します。
    シナリオ分析を実行するには、要因の将来値を設定します。
    ゴールシークを実行するには、予測メジャーのターゲットの将来値を設定します。
    値を設定するには、次のいずれかの方法を使用します。
    • 各データポイントを折れ線グラフの上か下にドラッグします。ポイントの精度を選択するには、プロット軸上でメジャーのヘッダーをクリックして、位置合わせ間隔を選択します。
    • 各データポイントの値を入力します。データポイントを右クリックして、ポイント値の設定を選択します。
    • メジャーの値をすべて設定します。プロット軸上でメジャーのヘッダーをクリックして、系列値の設定を選択します。将来値の変更ウィンドウでは、すべての値を特定の値に設定したり、将来値をメジャーの予測値を基準として調整したりすることができます。
      注: 累進単位オプションは、将来値を指定した量で増加します。たとえば、100を指定すると、最初の将来値が100増加し、2番目の将来値が200増加、3番目の将来値が300増加となります。
    注: シナリオ分析またはゴールシークのいずれかの将来値を変更する場合、異なる分析の種類の将来値を変更する前に、行った変更を適用する必要があります。
    データポイントを元の値にリセットするには、データポイントを右クリックして、ポイントのリセットを選択します。
    メジャーのデータポイントをすべてリセットするには、プロット軸上でメジャーのヘッダーをクリックして、全系列のリセットを選択します。
  3. ゴールシークを実行していて複数の要因がある場合、ターゲット値を達成するために最適化する要因を選択します。
  4. (オプション)ゴールシークを実行する場合、各要因の範囲を設定して、可能な最小値と最大値を制限することができます。
    要因の最小値を設定するには、メジャーのヘッダーをクリックして、範囲次に下限の追加を選択します。
    要因の最大値を設定するには、メジャーのヘッダーをクリックして、範囲次に上限の追加を選択します。
  5. シナリオの将来値を設定し終えたら、適用をクリックして、シナリオを予測に適用します。
    予測が更新され、シナリオの結果が表示されます。オリジナルの予測は、(ベースライン)とラベル付けされた追加の線として表示されます。

予測からシナリオ分析とゴールシークを削除する

予測からシナリオ分析とゴールシークを削除するには、次の手順に従います。
  1. 役割タブで、シナリオ分析を選択します。シナリオ分析ウィンドウが表示されます。
  2. メジャーごとに、メジャーのヘッダーをクリックして、全系列のリセットを選択します。
  3. 適用をクリックして変更を適用します。
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