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箱ひげ図の操作

箱ひげ図について

箱ひげ図では、ひげと呼ばれる長方形の箱と線を使用してデータ値の分布が表示されます。
箱ひげ図の要素
箱ひげ図の要素
箱ひげ図の要素 は、箱ひげ図を図示したものです。箱の下端および上端は四分位範囲(IQR)を示します。すなわち、1 - 3番目のパーセント点(25 - 75パーセント点)にある値の範囲です。箱内のマーカーは平均値を示します。箱内の線は中央値を示します。
外れ値を有効にすることができます。外れ値は、四分位範囲からの距離が四分位範囲のサイズの1.5倍を超えるデータポイントです。
ひげ(箱から突き出した線)は、四分位範囲外の値の範囲を示します。外れ値を有効にしないと、ひげがプロット内の最大値と最小値にまで伸びます。外れ値を有効にすると、四分位範囲外だが外れ値と考えられないほど近い値の範囲を示します。
外れ値が多数存在する場合は、外れ値の範囲が棒で表現されます。棒のデータチップには、外れ値に関する詳細情報が表示されます。外れ値を探索するには、外れ値の棒をダブルクリックして、値を新規のヒストグラムビジュアルとして表示します。

箱ひげ図のデータの役割

箱ひげ図の基本的なデータの役割は、カテゴリとメジャーです。割り当てることができるカテゴリは1つだけで、カテゴリ値はカテゴリ軸にプロットされます。メジャーは多数割り当てることができ、メジャー値は応答軸にプロットされます。少なくとも1つのメジャーが必要です。
基本的なデータの役割だけでなく、次の役割も割り当てることができます。
格子列
割り当てるカテゴリデータアイテムの値ごとに列を指定してグラフの格子を作成します。
格子行
割り当てるカテゴリデータアイテムの値ごとに行を指定してグラフの格子を作成します。

箱ひげ図のプロパティの指定

プロパティタブでは、次のオプションを指定できます。
名前
ビジュアルの名前を指定します。
タイトル
グラフの上に表示されるタイトルを指定します。
注: タイトルオプションは、グラフタイトルの自動作成を選択した場合は無効になります。
グラフタイトルの自動作成
グラフタイトルがビジュアル内のデータアイテムに基づいて自動的に生成されるように指定します。
グリッドラインの表示
応答軸の目盛ごとにグリッドラインを表示します。
箱の向き
箱が縦か横かを指定します。
概要
グラフの概要を有効にするかどうかを指定します。
メジャーのレイアウト
メジャーが1つの応答軸を共有する(共有の軸)か、メジャーごとに別々の応答軸を持つ(別々の軸)かを指定します。
注: ビジュアルにメジャーが1つしか含まれていない場合は、メジャーのレイアウトオプションが無効になります。
外れ値
外れ値の表示方法を指定します。外れ値は、四分位範囲からの距離が四分位範囲のサイズの1.5倍を超える値です。
次のいずれかを選択します。
外れ値を無視する
図から外れ値を除外します。このオプションを選択すると、外れ値が図に表示されなくなります。
外れ値の非表示
ひげ内に外れ値を含めます。このオプションを選択すると、外れ値が図中の他の値と同じように表示されます。
外れ値の表示
ひげとは別に外れ値を表示します。外れ値が少ない場合は、各外れ値は点で表示されます。外れ値が多数存在する場合は、外れ値の範囲が棒で表示されます。
平均の表示
平均値を箱内のマーカーとして表示します。
軸ラベルの回転
カテゴリラベルを傾斜させて表示します。
注: 箱ひげ図にカテゴリが含まれていない場合は、軸ラベルの回転オプションが無効になります。
参照線
参照線をビジュアルに追加します。参照線を作成するには、参照線の新規作成ボタンをクリックした後、新しい参照線ウィンドウで参照線のパラメータを指定します。
参照線の名前が、参照線オプションの下に表示されます。それぞれの名前の隣にあるアイコンを使用することで、参照線の編集や削除が行えます。
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